FUKKO DESIGN 5年目になりました
かなりご無沙汰になりますが、ご報告をさせていただきます。
FUKKO DESIGNの木村です。
2019年にスタートしたFUKKO DESIGNも5年目となりました。
みなさんのご支援のおかげで、クラウドファンディング終了後、様々な活動をさせていただきました。本当にありがとうございました。
FUKKO DESIGNはメンバーチェンジ、環境の変化はありましたが、
代表の河瀬大作、木村充慶のメンバーを中心に変わらず、取り組みを続けております。
ご報告が遅れてしまっていましたが、これまでの活動をご報告しつつ、プロジェクトの終了報告をさせていただければと思っております。
1. FUKKO ONE TEAM
実施時期:2020年1月~3月

2019年の大型台風で被害のあった地域を支援する経済産業省の事業の一つ。台風で大きな被害を受けた14都県を応援する官民連携プロジェクトです。「そのすべてが支援になる。」をキーワードに、ほぼ日刊イトイ新聞、トリップアドバイザーなどと一緒に「FUKKOツイート旅」を行ったり、ローソン、三菱地所、伊勢丹、ヤフーなどと一緒に、被災地域の産品を購入・飲食できる「FUKKO市場」などを実施しました。被災地と関わりやすく楽しみながらできる支援を目指し、様々なご当地キャラ、インフルエンサーなど多くの人たちが参加して、被災地を盛り上げました。
2. 鶴之湯の恩返しプロジェクト
実施期間:2020年7月〜

2020年7月の「九州豪雨」で被害を受けた熊本県八代市「球磨川温泉 鶴之湯旅館」。壊滅的な被害を受けた旅館の再生を支援すべく、自動車メーカーやクラウドファンディング、照明の会社、地元の大学や高専、支援団体などの有志とチームを結成し、「鶴之湯の恩返しプロジェクト」を発足。昔ながらの建物の復旧を行いつつ、電気自動車と太陽光パネルを活用したエネルギー独立化を行い、災害に強い新しい木造三階建旅館に生まれ変わったプロジェクトです。
3. 新しい時代に対応する観光復興ガイドーSNSから見える企画のタネー
実施期間:2020年7月〜

コロナ禍で観光業は深刻な影響を受けていますが、どのように復興すればよいか、多くの方々が悩んでいました。そこで、自然災害からの観光復興のお手伝いをしてきた経験を生かし、観光業界の方々が復活するためのヒントをまとめたガイドを作りました。ガイドでは、観光業界を取り巻く状況を把握するために、SNS分析から見える「新たな兆し」をまとめています。また、その後の打開策を自ら企画して実行できるように、「企画を考える公式」も用意しました。PR TIMES、TABIPPO、READYFORなどとも連携して、第三弾まで展開していました。
4. しえんのおまもり
実施期間:2021年4月〜

災害発生後に必要不可欠になっている災害ボランティアによる支援。災害ボランティアセンターを通じた活動では対応する保険があったのですが、その他のNPOによる活動、CtoCによるボランティア、知人友人を助けるボランティア活動では保険がないことが多々ありました。そこで全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)、東京海上日動火災保険などの有志のメンバーとともにボランティア活動保険「しえんのおまもり」をつくりました。補償内容が難しい印象のある保険ですが、災害時でもすぐに入れるように、わかりやすいサイトを制作しました。
5. 火事部
実施期間:2022年10月〜

2020年、FUKKO DESIGNの代表理事である河瀬の自宅が全焼しました。多くの人々の助けを経て、1年後には家の再建することができましたが、その時に痛感したのは、火事についての情報がほとんどないことでした。毎年1万件以上の住宅火災が起きているなかで、火事にあった人たちの「役にたつを考えたい」という思いから、火事部を立ち上げました。さまざまな人の火事の体験をアーカイブし、それをシェアしながら、当事者を支援をする仕組みを作っていくプロジェクトです。
6. 防災アクションガイド
実施期間:2020年6月〜

コロナ禍で自然災害が起きたら、どのように対策をすればよいのか。そんな疑問を多くの人から聞き、FUKKO DESIGNや、様々な専門家の有志でつくった災害対策集です。すぐに必要な対策がわかり、SNSでも発信しやすいようなデザインにしています。「台風や大雨」「地震や津波」、大雪や暴風雪などの「冬の荒天」、夏の「熱中症」「天気の急変」「天気の急変」などの対策をはじめ、「生活と住まいの再建」、近年注目されている「在宅避難の備え」「女性の災害への備え」などの個別の対策や、「気象庁Webサイトの使い方」「災害時のSNSリテラシー」、Twitter Japanとコラボした「Twitter防災」といった情報収集方法など、様々な対策集を公開しています。さらに、展開版として気候変動対策をまとめた「気候変動アクションガイド」も公開しています。
7. ソナエル東海
実施期間:2020年9月〜

「備えるを、たのしもう。」をコンセプトに、東海地方にある6つのJリーグのクラブが、それぞれのエリアで地域の方々と協働しながら防災に取り組む、Jリーグ社会連携(通称:シャレン!)のプロジェクトの1つ。Jクラブの持つさまざまな資源を使って、一人でも多くの人たちが防災に興味を持ち、災害への備えを通じて、災害で命を落とすことがない社会を目指しています。ヤフーと共同で、選手・監督・ファンも巻き込んだ防災模試の企画に携わったり、ロゴやステートメントを制作しました。
8. ポケモンぼうさいクラブ
実施時期:2020年2月~3月

ポケモンと、「防災を子どもたちにも伝えたい」という思いから実現した、NHKのEテレでの番組。いざというときにどうすればいいのか、ふだんからどう備えればいいのか、子どもたちと一緒に楽しみながら学べる番組を放送しました。また、関連イベントも各地で行いました。
以上、様々なプロジェクトを実施するためにみなさまからの支援を活用させていただきました。繰り返しになりますが、本当にありがとうございます。
今年は能登半島地震も発生しましたが、能登でも様々な支援をさせていただいております。詳細はFUKKO DESIGNのサイトや、SNS、そして、FUKKO DESIGNのメンバーのSNSなどをご確認いただければ幸いです。
FUKKO DESIGN Webサイト
https://fukko-design.jp/
皆様からの支援をたやすことなく、今後も引き続き支援をしていきたいと思っております。また何かありましたら、こちらでご連絡させていただくかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。



















