支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 56人
- 募集終了日
- 2017年12月21日
応援メッセージリレー#15 「鳥取大学准教授 故仲野誠先生」
こよなく学美を愛し、最大の理解者であった仲野先生が亡くなって1年が過ぎました。目をキラキラさせながら楽しそうに学美を語る仲野先生は初めてひらがなを覚えた小学生のような、初めて科学の法則を知った中学生のようでした。
6年前に仲野先生が書かれた文章ですが「学美-ガクビ」を的確に表現しています。種をまいたのは仲野先生ですが育てるのは私とあなたです。巡回展もあと広島、神奈川、松江、北海道、名古屋を残すだけとなりました。ぜひお近くの巡回展にお立ち寄り下さい。
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「心の空白」によせて
仲野 誠·社会学者
「なんだこれは!」
これは、二○一一年の夏、朝鮮大学校で行われた在日朝鮮学生美術展 の中央審査会ではじめてこの作品に出会ったときの私の気もちである。 私は心がざわめき、落ち着いてこの作品と向きあえなかった。そして、あまりこの作品をみないようにしていた。
その後、学生美術展の神戸展、大阪展、東京展、神奈川展、そして鳥取展で、何度もこの作品に出会いなおした。否が応でも視界に飛び込んでくるその圧倒的な存在感に私の心と身体はすなおに従うしかなく、気がついたら展覧会場でこの作品の前に立っていることが多かった。
そのような時間をかけた、いくつもの場所での出会いなおしのプロセスの 中で、私は次のことに気づかされた-「ああ、これは私だ」
「そうか、これは私自身の姿だったのか」-このような気づきが確信に変わっていくにつれ、私は落ちついてこの作品に向きあえるようになってきたような気がする。
「人には心の空白がある」というメッセージを携えたこの作品は、多くの人にとっての「鏡」のように思える。人はこの作品に向きあうとき、そこに自分自身の姿をみることになるのではないだろうか。
自分の「心の空白」に気づいたとき、自分の弱さをそこに認めたとき、私たちは心の空白を抱えた多くの仲間たちと出会うことができるのかもしれない。そしてそれは私たちの強さへと転換されよう。
「心の空白」は、文字どおり何もない空白のようにも見える。しかしそれは 一方で、人とつながっていくためのトンネルのようにも見えるのだ。この空白/トンネルの先には何があるのだろうか。
※仲野誠先生が生徒の個展に寄せた一文=提供・東京中高 崔誠圭
「朝鮮学校のある風景」
リターン
3,000円
お名前・団体名を記載した感想集
◇サンクスレター
◇来場者の美術展感想集を後日お届けします。感想集にお名前もしくは団体名を記載※匿名可能
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年6月
10,000円
朝鮮学校応援缶バッチ3枚+生徒たちの絵を載せたポストカード5枚
◇サンクスレター
◇来場者の美術展感想集を後日お届けします。感想集にお名前もしくは団体名を記載※匿名可能
◆新バージョンの朝鮮学校応援缶バッチ:3個
◆生徒たちの絵を載せたポストカード:5枚
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年6月
10,000円
プロジェクトを全力応援プラン
◇感謝の気持ちを込めてお礼のメールをお送りします
※手数料差し引いた金額をプロジェクト実行資金に充てさせて頂きます
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年1月
30,000円
全入賞作品収録DVD
◇サンクスレター
◇来場者の美術展感想集を後日お届けします。感想集にお名前もしくは団体名を記載※匿名可能
◇新バージョンの朝鮮学校応援缶バッチ:3個
◇生徒たちの絵を載せたポストカード:5枚
◆第46回美術展 全入賞作品収録DVDをお送りします。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年6月