本照寺 副住職:三田村 英宗さんが、応援のメッセージをくださいました!!

 

 


 

今日本の社会は少子高齢化がどんどん進んでいます。

現在65歳以上の高齢者は人口の約4分の1ですが、2030年には更に増えて3分の1になるという統計があります。

 

高齢者が増えるとどうなるか?
病気や死が身近な問題として溢れてくることを世の常として捉えるべきでしょう。例えば、今働き盛りの団塊ジュニア世代が親である団塊の世代を看病し看取るという構図はそう遠い話でもありません。

(5月に行った「星になった命の講話」のときの写真 左 三田村英宗さん)

 

 

現代では最期を迎える場所というと、先ず病院が頭に浮かぶでしょう。

統計によると現在日本において、約80%の人が病院などの医療機関で亡くなっています。対して約20%が自宅で亡くなっています。

 

 

実は1950年頃にはこの割合は全く逆でした。

約80%もの人が自宅で亡くなっていました。

その後次第に病院での死が増え、1977年頃に初めて病院死が自宅死を逆転したのです。逆転自体、そう遠い昔ではなかったのです。

 

 

と言うことで、今は死に至るまでは医療者の手に委ねられる

というということが言えます。

(本照寺の 風景)

 

 

医師は医学に長けたスペシャリストであり、

私たちにとって重要な役割であることは過去現在未来と変わらないでしょう

。医者は最新医療を駆使し病気を治し、命を救おうとされます。

私たちにとっては救世主となりうる存在かも知れませが、医師だけに活躍の場がある訳ではありません。

 

 

例えば、ガンの宣告や余命を医師から告げられた時

藁をもすがりたい思いになった時こそ、

様々な専門家に委ねる選択肢があっても良いのではないでしょうか?

 

 

ホスピスという言葉があります。

元々は中世ヨーロッパで旅の巡礼者が宿泊した教会で、

病気をされた方に対し、聖職者たちが献身的に看病し心のケア等の救護活動をされていたのが始まりだったと伝えられます。

 

 

 

医療が進んだ近年においても、

命と向き合い最期まで人間らしく生きられるように緩和ケアや、精神的、肉体的な苦痛を取り除き、安心が得られるように支援しているホスピス活動があります。

我々のような僧侶にとっても、

お見舞いに行ってお話を聴いて患者さんに寄り添ったり、仏法によって死への不安を取り除くケアといったビハーラ活動というものがあります。

 

 


僧侶は人が亡くなってからだけが仕事ではありません。

ビハーラ活動のような大切な役割などもあるのです。

また、患者さんだけでなく、そばで看病している人も身も心も大変な状況で、悩み苦しまれている現状があります。

だが残念ながら、社会は看病人に目を向けられることはあまりなく、

サポート体制も整っているとは言えません。

 

そこで、彼女たちがこの「がん患者さんの看病をしている人のサポート会」を立ち上げられたのです。
代表の酒井たえこさんは、これまで長い期間ホスピスボランティア活動をされてこられました。

また、今年の5月には講師として経験談をうちのお寺で「星になった命の講話」もして頂き、みなさん、様々な気づきを学ばれていたようでした。

 

彼女を含めた3人のプロのボランティアメンバーは、リフレクソロジーやハンドマッサージなどの勉強会をしながら、何とか看病されている方の役に立ちたという思いで懸命に活動されています。

 

 

充実した活動や勉強を継続するには資金も必要なのです。

私の方からも何とぞ活動支援の程をお願い申し上げます。

 

 

 

 

◎文   三田村英宗  

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