世界をめぐる船上の「教員養成プログラム」を実施したい!

世界をめぐる船上の「教員養成プログラム」を実施したい!

支援総額

544,000

目標金額 500,000円

支援者
57人
募集終了日
2016年1月25日

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2015年11月10日 01:18

GTCを実施したいワケ。これからの先生に必要な視点と力。

どうも、プレイヤーの武田緑です。

遅ればせながら、1つ目の記事をUPします。
文字ばっかりで読みにくいとは思うのですが、

 

Global Teacher's College(以下GTC)は船に乗って地球一周をしながら、各国で学校や教育現場を視察し、現地の子どもたちや教師と交流するとともに、洋上ではこれからの教員に必要なスキルや視点を育むプログラムです。
今回は、そもそもなぜこのプログラムを実施したいと考えたのか、私自身の問題意識について書きたいと思います。
「GTCは、この問題意識に応えるものにできる」という思いで、今プロジェクトを進めています。

 


●社会の変化

 

 

いきなり余談ですが、私は中学・高校とバスケ部でした。バスケットで走っている相手にパスを出す時には、数秒後に相手がどこにいるかを予測して、その時に手が届く場所に向けてボールを出します。それと同じように、教育というのは未来に向けた営みなので、子どもたちが社会に出る時にその社会がどうなっているかを予測して、そこに向かってボールを投げる(教育活動をする)必要があります。
(※一方で「いまここ・この瞬間」、子どもが幸せである、ということもとても重要ですが、この点は違う機会に書きたいと思います。)

 

その観点で考えた時に、社会が今どう変化しているのか、文科省が繰り返し言っていることを参考にしながら、以下、4つのポイントにまとめてみます。

 

▷成長社会から成熟社会へ
右肩上がりの経済成長が終わり、物的な豊かさを追い求める社会から、社会精神的豊かさや生活の質の向上を重視する社会へ、という変化。


▷工業中心社会から知識基盤社会へ
同一製品を大量生産・大量消費するという産業構造が変化。新しいアイデアが価値になる時代になり、社会で求められる力も、強い個性や創造性、コミュニケーション能力がより重視されるように。

▷グローバル化とITの発展
労働人口の流出入が加速すると同時に、ITや人工知能の発達により、人間の仕事がロボットに置き換えられることが増えるため、今ある多くの職業がなくなったり、就きにくくなっていく。

▷超少子高齢化
これは説明はいらないでしょう。少ない生産人口で、多くの高齢者を支えていかねばならない社会になります。

 

そんな中でこれから先生になる人たちには、どのような教育を行うことが子どもたちの「生きる力」を育むことになるのか、持続可能な社会を作ることにつながるのかを、時代の流れや国際的な状況を捉えながら、考え続け、実践を試行錯誤していく姿勢が求められています。また、社会の変化に対応するだけではなく「どんな社会・世界をつくっていきたいのか」ということを考えて、教育活動に取り組んでいく必要があります。個人的にはこれがより一層大事なことだと思っています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

●学校が抱える課題

 


いま、学校は様々な課題を抱えています。いじめ、不登校、教育格差、発達障がいや外国ルーツなどサポートの必要性の高い子どもたちの増加、教員不足、教員のメンタルヘルスの問題、保護者からの様々な要望(時にはイチャモン)...枚挙にいとまがありません。
家庭と地域コミュニティの教育力が低下している中で、社会の問題が学校現場で発露していると言っていい状況だと思います。
先生の仕事は、人の人生と深く関わる、未来の世界や社会をつくる、とても重要で尊く素晴らしい仕事です。
しかし、現場にはそれと同時に、とても厳しい実態もあります。先生になる人たちはこれらの問題に最前線で取り組んでいく立場であり、先生のあり方や力量が、よくも悪くも子どもたちに大きく影響を与えます。
そのためには、現状を見極め、手立てを考えて実行していくことや、教職員チームはもちろん、保護者や地域、外部の人々など異なる意見を持つ人たちと信頼関係を築き、協働していく力をつけていくことが必要です。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

●これからの教員に必要な視点とチカラ

 

 

これらのこととを踏まえて、GTCでは、これからの教員に必要な視点とチカラを以下のように整理し、それを身につけていくためのプログラムを整備していくこととしました。(実施までには、ブラッシュアップされて、変わるかもしれませんが。笑)


3つの視点
▷学習者の最善の利益を守ろうとする視点
「何が一番子どものためになるのか」という問いを持ち続けるということです。
 

▷時代の流れや国際的な状況の中で教育を捉える視点
「子どもの幸せ」と「よりよい社会」のため教育活動をつくっていくうえでとても大切だと思います。
 

▷多様性を尊重し、違いを活かそうとする視点
マイノリティを無視しないという人権尊重の意味合いに加え、クラスや教職員全体のパフォーマンスや関係性をよりよくするためにも極めて重要です。

 

4つのチカラ
▷対人関係の力
1対1でも、集団の中でも、子どもから大人まであらゆる人と関わる力です。

プレゼンテーション、コミュニケーション、コーチング、ファシリテーション…などを含みます。


▷学びをデザインする力
授業を組み立てたり、教材を開発したり、総合学習をコーディネートしたり。
様々な素材・リソースのよさを見つけ、組み合わせ、そこから学びを引き出す力です。
 

▷課題解決の力
学校現場では、日々様々な問題が起こります。また自分の目指す教育をかたちにしていくうえでは多くのハードルにぶつかります。課題を見つけ、戦略を立てて、根気強くそれに取り組んでいく力です。
 

▷振り返り自分を成長させる力
自分の実践を振り返り、自身の特性や固定観念に気づいたり、子どもへの理解を深めることで、よりよい教育的選択肢をとれるようになっていくための力。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

この10年、教育のことをずっと考えてきた中で、今回ぜひともこのプログラムをやりたいと思ったのは、ピースボートの船旅が、このような視点や力を育むのにもってこいの場だからです。

 

次の投稿では、なにが「もってこい」なのか、という話をしたいと思います^^

リターン

3,000


船の上からのサンクスメールをお届け!

船の上からのサンクスメールをお届け!

●プログラム実施中、
 船の上からのサンクスメール
 (最新情報のレポート付)

支援者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

5,000


alt

寄港地からのサンクスカードをお届け!

●プログラム実施中、
 船の上からのサンクスメール
 (最新情報のレポート付)
 +
●プログラム実施中、
 寄港地からお礼カード

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

10,000


プログラムレポートBOOKをお届け!

プログラムレポートBOOKをお届け!

●プログラム実施中、
 船の上からのサンクスメール
 (最新情報のレポート付)
●プログラム実施中、
 寄港地からお礼カード
 +
●本プログラムの実施内容をまとめた
 レポートBOOK

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月

30,000


レポートBOOKへのお名前掲載

レポートBOOKへのお名前掲載

●プログラム実施中、
  船の上からのサンクスメール
 (最新情報のレポート付)
●プログラム実施中、
 寄港地からお礼カード
●本プログラムの実施内容をまとめた
 レポートBOOK
 +
●レポートBOOKへのお名前掲載

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月

50,000


alt

リフレクションムービーへのお名前掲載

●プログラム実施中、
 船の上からのサンクスメール
 (最新情報のレポート付)
●プログラム実施中、
 寄港地からお礼カード
●本プログラムの実施内容をまとめた
 レポートBOOK
●レポートBOOKへのお名前掲載
 +
●参加者の学びの軌跡をまとめた
 リフレクションムービー(公開予定)
 へのお名前掲載

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月

100,000


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世界各国のお土産詰め合わせをお届け!

●プログラム実施中、
 船の上からのサンクスメール
 (最新情報のレポート付)
●プログラム実施中、
 寄港地からお礼カード
●本プログラムの実施内容をまとめた
 レポートBOOK
●レポートBOOKへのお名前掲載
●参加者の学びの軌跡をまとめた
 リフレクションムービー(公開予定)
 へのお名前掲載
 +
●世界各国のお土産詰め合わせ(1万円相当)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月

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