
支援総額
目標金額 30,000,000円
- 支援者
- 1,284人
- 募集終了日
- 2024年11月5日
【残り24時間】ごちゃまるクリニック友行・詩から、最後のお願い。

「ごちゃまるクリニック緊急再建」クラウドファンディング、今日の23:00で【残り24時間】となります。
今回は、ごちゃまるクリニック院長・小浦友行、副院長・小浦詩から、これまでのご支援への心からの感謝を込めて、クラウドファンディングの最後のお願いです。
■ごちゃまるクリニック院長・小浦友行より
9月21日の奥能登豪雨。
ごちゃまるクリニックは外来の場を、じっくらあとは子供の集い場を、再停止せざるをえませんでした。
能登半島地震から9ヶ月、ようやく取り戻した癒しと交流の場がまた失われる…。
あまりの喪失感に友行の信念、詩の笑顔は完全に失われました。
しかし、ごちゃまる・じっくらあとが一丸となり、震災後に入職してくれたスタッフが起爆剤となり、たくさんのボランティアグループの皆さんと共に復旧を進めることができました。
何よりうれしかったこと、それはわじまティーンラボの高校生スタッフが泥かきを手伝いに来てくれたこと…地域一丸となって復旧を後押しくださっています。
現在クリニック外来は壁や床板を全てはがし、泥出し洗浄が終了しました。
今後乾燥、消毒、さらに十分乾燥させようやく改修ですが、着工時期の目処は立っていません。
かつての美しいエントランスは失われ、骨組みだけが残っています。
医療機器も居心地のよい什器も失いました。
「ごちゃまるクリニックはなくなってしまうのか?」
不安がる患者さんを安心させるべく、ごちゃまるスタッフが院長を後押しし、現在午前中のみ2階ティーンラボの一角をかりて診療再開しています。
予防接種は子供からお年寄りまで、乳幼児検診も高齢者健康診断も再開できました。
令和6年能登半島地震、そして奥能登豪雨。地域住民にとって二重被災がどんな体験なのか?
遅い、不十分、と言われ続けた能登半島地震の復旧でしたが、それでも現地で踏ん張っていたものにとっては幾ばくかの希望が見出せつつあった、そんな中での豪雨災害でした。
「今回ばかりは心が完全に折れた」二重被災の体験者は悲しい顔をしながらそう呟きます。
二重被災により、再起を見通せなくなった翁がいます。
地震後に一時閉じていたお店を再開、地元は歓喜しました。ここから大いに復興していこう、そんな時に奥能登豪雨が生じました。
復旧したお店は再び汚泥にまみれ再起不能。翁も二次避難先と輪島を往復する日々に疲れ果てています。
生命の危機を脱するも、これからの生活を葛藤する夫婦がいます。
地震直後は大津波警報が鳴り響く中、避難所に運び出され、二次避難生活。
悩んだ末にご自宅に戻られた矢先に、奥能登豪雨が発生。
急激な床上浸水で、自宅内で孤立したものの、辛うじて命は助かったものの、頼りにしていた介護サービスが水害で機能できず、家族介護の負担は急増。
「戻ってきたのは正解だったのか、わからなくなってしまった・・・」
直接的、間接的に地域住民を追い込んでいます。
二重被災で甚大な被害を受けた地域に住む家族がいます。
地震で自宅が被災、二次避難を経て地元の仮設住宅で自宅の改修工事を待ちながら生活をされていました。
奥能登豪雨で、河川が氾濫。改修中のご自宅は、氾濫で流されてしまいました。
この地域で恐れるもの、それは冬の到来です。豪雪は用意に道路を遮断し、席セルは停電を招き、水道の凍結で断水も生じます。再びインフラが途絶える恐怖です。
現在は訪問診療に切り替え。片道約1時間の不安定な道のり。訪問する私たちも決して安全とはいえません。
未曾有の二重被災の地で、地域の皆さんが安らかに、その人らしく家族らしく、いつもの日常を続けられるように。身近に、末永く、まるごと、そういったよろず相談の場こそ、ごちゃまる外来だったのです。
混沌の二重被災地ケア、ちょっとした油断で一気に生活と生命が不安定になります。
二重被災のことを考えれば考えるほど、ごく当たり前な日常との因果を感じます。
被災地の物語は決して、私たちだけの物語ではありません。奥能登の体験は、みなさまが生きる今の体験と繋がっています。
被災地への応援は、困難な日々を生きるすべてのみなさまへの応援につながる、と感じています。
だからこそ、今の私たちの日常をみてほしい、知ってほしい、感じてほしい、です。
クラウドファンディングは11/5(火)の午後11時まで受け付けております。
ご検討中の方はまずご一読頂ければ、既にご支援頂けた方はぜひ情報を拡散頂ければ大変ありがたいです。
ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
ごちゃまるクリニック院長 小浦友行
■ごちゃまるクリニック副院長・小浦詩より
クラウドファンディング残り1日という今日、クリニックとわじまティーンラボの建物では子どもたち・地域の方々とささやかなフェスを行い、家族としては一つの時代を受け継ぐという大切な日となりました。
ごちゃまる外来は、クリニックという枠では語り尽くせない、スタッフ・患者さん・ラボの子どもたち・ご近所さんなど皆さんで作り上げてきた”場”でした。
カフェのようなのんびりくつろげるハード面での場づくりだけでなく、
スタッフが、診察前後の患者さん・ご家族とのちょっとした会話や雰囲気をとても温かく察知して、アイデアを出し合い工夫してきたソフト面での場づくりがごちゃまる外来の武器です。
待合室でちょっとしたものづくりができるようにと、夏には絵を描けるうちわを置き、
浴衣はぎれを使った小物作りを展示したり。
茶道をやっていた患者さんに、そっと抹茶を入れたり。
2・3階のラボとのつながりもごちゃまる外来の特徴です。
苦しかった中学時代を外来通院という形で一緒に過ごしてきていた子とは待合室で数学を勉強しました。
ラボに遊びに行く前にちょっと待合室に寄ってスタッフと会話をする高校生もいました。
この子らが数年後、仕事をする、親になる、そんな姿もここで応援できる希望を感じていました。
多世代が交わる場、直接会話を交わさなくても、いろいろな世代の気配を感じられる場でした。
地震後は、2次避難していたご高齢の方々とここでまた再会できる喜びを分かち合い、たくさんの変化の日々を一緒に悲しみ、それでも前へ進むことができることを確認し合うような外来でした。
”ちょっと散歩したら朝市で誰かと話ができて、ちょっと何か買うことができて、あの生活はとても特別なものだったんだね”
外来で話す言葉をそのまま書き留めておきたい・残しておきたいと感じることが震災後は多くありました。
日々の何気ない外来ですが、そこには、その方の大事なものを少し覗かせていただく大切な瞬間がありました。
今の1階ごちゃまるクリニックは壁を180cmほど全て剥がし、床を全て剥がし、泥を除去し、今はひたすら乾燥を待つ日々です。
かつての”温かい場”とはかけ離れた、無機質で静かな現場はまだ直視し難いものがあります。
外来の復旧までは今後数ヶ月単位の時間がかかる見込みですが、自分たちの大切にしていたものを改めて見つめ直し、より凝縮させて、新たなごちゃまる外来となれる日を楽しみに、今できることを一つ一つ続けていこうと思います。
たくさんの応援に心から感謝いたします!クラファン最後まで応援よろしくお願いします!
これまでとこれからの感謝を込めて。
ごちゃまるクリニック副院長 小浦詩
■【残り24時間】「いのち」と「こころ」の灯台を守る!ごちゃまるクリニック緊急再建
https://readyfor.jp/projects/gochamaru-202409
これまで950人を超える方々に応援いただき、23,928,000円のご寄付をいただきました(11/4 19:30時点)。スタッフ一同、心から、心から、御礼申し上げます。
達成まであと6,072,000円。残り時間はあとわずかですが、最後の最後まで諦めず、達成を目指します。応援、シェア・拡散のご協力、最後までよろしくお願いいたします。
リターン
3,000円+システム利用料
3,000円
◯お礼のメッセージをお送りします。
◯活動報告をアップいたします。
- 申込数
- 283
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
5,000円+システム利用料
5,000円
◯お礼のメッセージをお送りします。
◯活動報告をアップいたします。
- 申込数
- 230
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料
3,000円
◯お礼のメッセージをお送りします。
◯活動報告をアップいたします。
- 申込数
- 283
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
5,000円+システム利用料
5,000円
◯お礼のメッセージをお送りします。
◯活動報告をアップいたします。
- 申込数
- 230
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月

グリーフケア&まちの保健室「なみきのヨリドコ」をつくりたい!
- 現在
- 3,038,000円
- 支援者
- 135人
- 残り
- 10日

医療の未来を守り、育てる。膵がん治療の開発・力ある若手外科医の育成
- 現在
- 17,613,000円
- 寄付者
- 350人
- 残り
- 15日

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
- 現在
- 7,125,000円
- 支援者
- 332人
- 残り
- 6日

緊急支援|被災重なるフィリピン、台風25号被害へのご支援を
- 現在
- 565,000円
- 寄付者
- 63人
- 残り
- 36日

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 2,278,000円
- 寄付者
- 277人
- 残り
- 41日

能登町復興支援のために、高校生がボランティア活動に行きたい!
- 現在
- 284,000円
- 支援者
- 21人
- 残り
- 10日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,807,000円
- 寄付者
- 310人
- 残り
- 29日











