【第2弾】小児がんと闘う子どもたちの大学進学の夢を叶えたい!

【第2弾】小児がんと闘う子どもたちの大学進学の夢を叶えたい!

寄付総額

6,452,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
392人
募集終了日
2021年10月31日

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2021年10月27日 12:00

【あと4日】奨学生インタビュー:岡嶋哲哉くん_part3

 

奨学生の岡嶋哲哉さん、そしてお母さまにインタビューをさせていただきました。
part3では、哲哉くんの闘病後の生活と今後の夢についてお伝えします。

 

(これまでの記事はこちら … part1 part2

 

 

退院後も疲れやすさなどで落ち込む日々。
復学した高専は2か月で休学することに。

 

 

ー退院した後の学校生活はどうでしたか?

 

哲哉くん>
高専は1年間の休学を経て3年に進級したのですが、感覚でいうと留年する感じに近かったです。

後輩が同級生になり、名前もわからず人間関係もイチから作るというストレスがありました。

また、体力的にしんどくて、何事も本当にちょっとずつしか進められないという感じで、自分がこのくらいやりたいと思うのに、全然できなくて落ち込むことが多かったです。


病気を打ち明けたほうが楽なのはわかるけど打ち明けられない葛藤と、周りで理解してくれる人がいない不安とがありました。

唯一、保健室の先生が理解してくれて、すごい親身になってくれて、心の拠り所でした。


2ヶ月がんばったあとに、体力面もあり、また家族と離れての寮生活も辛く、高専はやめました。

 

 

ーお母さまからみて、哲哉くんはどんな様子でしたか?

 

お母さま>
疲れが出やすいようで、一日もたない感じでした。

がんばり屋さんなので、0か100しかなくて、ちょっとでもできないと自分を責めることが多かったです。

折り合いがつけられなくて、いろんなストレスも消化できず…。

だったら家に戻ってきて、まず一日普通に過ごせる身体をつくってから、そこからどうするか考えたほうがいいかもね、と話しました。

 

本当に自暴自棄になって、薬もゴミ箱に捨てて、何もしたくないという感じになり、帰ってきて。

しばらく落ち着くまでは放っておいて、何かをやりたい気持ちになったら、やろうというところに落ち着きました。

 

 

ー高専当時の学校生活を振り返って。

 

哲哉くん>
当時は「しっかりやらなきゃ」と気負っていました。
お父さん、お母さんが「一歩ずつだよ」と言ってくれて、焦らなくていいんだと少しずつ思えるようになりました。

 

 


自分の夢を見つけ、専門学校へ進学。
やりたい仕事があることは幸せなこと。

 

 

ーその後、現在の専門学校にはどういった経緯で進学したのですか?


哲哉くん>
体力もついてきて、少し自信がついてきた頃に、入院していた時のことを思い出して、医療業界に恩返ししたいという気持ちになってきました。

看護師かリハビリの専門職になろうと思ったけど、看護師は採血が苦手だったので、リハビリの方にしました。

 

お母さま>
復学するにせよ、辞めるにしても、どう転んでもいいように、高卒認定を受けておけばどんな選択肢も選べるからと、入院中の8月にとりあえず高卒認定を受けることを進めて、11月に受けました。
結果的には、復学、そして休学となりましたが、認定を持っていたので、今の専門学校を受けることができました。

 


ー今の学校生活はどうですか?


哲哉くん>
今は専門学校で、コロナの中ですが対面授業で通学もできています。
学校では、理学療法士を目指して勉強しています。
病気のことについては、体験入学の時点で相談していたので、全教員の方が理解してくれていて、辛そうにしていると声をかけてくれたりして、とてもありがたいです。

 

もともとやりたい職業はなくて、高専には就職率100%にひかれて入っただけでした(笑)。
でも病気を経験して夢が見つかって、今は、やりたい仕事があることは幸せなことだと思っています。

 

お母さま>
専門学校も最初の1年は大変でした。体温調節がうまくできないとか、疲れやすいなどの晩期合併症があるので、1週間続けて学校にいけるか心配ばかりしていました。

でも息子の様子をみて、先生たちが色々と無理しないように配慮してくれているのがわかるので、いい学校を選んだなと思っています。

 

 
ー奨学金はどのようなことに使っていますか?

 

哲哉くん>
主に専門学校の授業料に使っています。
他にも2つ奨学金をもらっていますが、どちらも貸与型です。

うちにはほかに兄弟が3人もいて経済的に余裕があるわけではないので、返済しなくてよい、給付型のゴールドリボン奨学金にはとても助かっています。

 

3年次からは自宅から遠い医療機関で実習を行う予定で、その費用が結構かかるので、それに充てたいと思っています。

 

あと、アルバイトは晩期合併症で疲れやすくて体力的に難しいので、やっていません。

 


ー将来、理学療法士になったらどんなことに挑戦したいですか?

 

哲哉くん>
自分が経験したように、誰かに元気を与えられるような理学療法士になりたいです。
専門領域はまだ悩んでいますが、急性期の時に寝たきりの状態で初めて立ち上がらせてくれた時に本当に感動したことをよく覚えています。

 

手術してすぐのお子さん、小児のリハビリに今は興味があります。

 

 

 

=====================================================


治療を乗り越え、復学した後も、晩期合併症による「疲れやすさ」により苦しみ、打ちのめされそうになりながらも、「理学療法士になる」という夢を見つけた岡嶋くん。

 

彼の経験はつらく苦しいものであったはずなのに、取材中ずっと、いきいきと笑顔で話をしてくれたことが印象的でした。
彼のまなざしは、未来の夢に注がれているようです。

 

みなさまからのご寄付は、岡嶋くんのように、様々な困難を抱えながらも夢に向かって生きていこうとする小児がん経験者の子どもたちの未来につながる奨学金として、大切に活用させていただきます。

 

 

クラウドファンディングは10月31日(日)23時まで。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。


 

ギフト

3,000


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奨学生をみんなで支えるコース|3千円

■寄付金受領書
■奨学生からのメッセージ
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※ 何口でもご寄付いただけます。
組み合わせていただき、お好きな金額をご寄付ください。
例)3000円 × 2口= 6000円

寄付者
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10,000


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奨学生をみんなで支えるコース|1万円

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例)10,000円 × 2口= 20,000円

寄付者
131人
在庫数
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2022年1月

20,000


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奨学生をみんなで支えるコース|2万円

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寄付者
33人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

40,000


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奨学生1人1か月分の奨学金コース|4万円

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寄付者
13人
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2022年1月

80,000


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奨学生1人2か月分の奨学金コース|8万円

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寄付者
7人
在庫数
制限なし
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2022年1月

120,000


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奨学生1人3か月分の奨学金コース|12万円

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240,000


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奨学生1人半年分の奨学金コース|24万円

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寄付者
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2022年1月

480,000


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奨学生1人1年分の奨学金コース|48万円

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寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

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