【活動報告 vol.8】 クラウドファンディング達成のご報告と感謝の気持ち

このたび、MATSUNAGA CUP 2025 遠征費用のために実施したクラウドファンディングが、目標金額60万円を大きく上回る 805,000円（達成率134%） という結果で無事終了いたしました。

ご支援いただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。

これほど多くの方に応援していただけたことは、私たちにとって本当に大きな励みとなりました。今回のクラウドファンディングは、単なる資金調達の手段ではなく、子どもたちの挑戦を多くの人が応援してくださり、その輪が少しずつ広がっていくことを実感できた、かけがえのない体験となりました。

私自身、多くの子どもたちと関わる中で、常に感じていたのは、「障がいのある子どもたちが挑戦できる環境は、まだまだ限られている」という現実です。道具はあっても、安心して挑戦できる場所や、仲間とともに成長できる機会は決して多くはありません。

だからこそ、「スポーツをやってみたい」「挑戦してみたい」という気持ちを抱きながらも、最初の一歩を踏み出せずにあきらめてしまう子がいる。そのことに、私はずっと悔しさを感じてきました。

そんな中で、初めて車いすバスケットボールに出会った子どもたちが、目の色を変えて夢中になる姿を何度も見てきました。

「楽しい！」「またやりたい！」
そんな純粋な笑顔を見るたびに、彼らの中に芽生えた情熱をどうにか育ててあげたい。
また、「将来、日本代表になりたい」という夢を語る子どもが現れたとき、その夢に応えられるようなより良い環境を整えたいという想いが、私自身の原動力になりました。

ある日、一人の子どもが、
「お年玉でバスケットボールを買いたい」と親に話していたと聞いたとき、
その子の中でバスケットボールが日常の一部になっていることに、胸が熱くなりました。

この活動を続ける中で、子どもたちのそばには、いつも家族の温かな支えがあります。

おばあちゃんが毎回練習に付き添ってくれる子。
お母さんお父さんが、早朝から送迎をしてくれるご家庭。
どのご家庭にも、それぞれの「応援のかたち」があり、
そのすべてが、子どもたちの背中を力強く押してくれています。

今回、残念ながら遠征に参加できなかった選手やご家族からも、心温まる応援の声をたくさんいただきました。

その想いにも、心から感謝しています。

また、いつも遠方から指導していただいているコーチの方々には感謝しかありません。

そしていよいよ、大会は今週末、7月20日からスタートします。

子どもたちはこの日のために、たくさんの練習を重ねてきました。
もちろん「優勝を目指す」という強い気持ちは持っていますが、何よりも 「これまでやってきたことを全力で出し切る」 ことを大切に、大会に臨みます。

この挑戦が、子どもたち一人ひとりにとって、人生の中で忘れられない思い出となり、
「何事にも挑戦していいんだ」と思える経験となるよう、心から願っています。

ご支援くださったすべての皆様に、あらためて心より感謝申し上げます。

そして、全国の舞台に挑む子どもたちの姿を、これからも温かく見守っていただければ幸いです。

がんばるぞ、GrowWithジュニア！