大人が子ども達に本を通して手紙を贈る暗やみ本屋をつくりたい

「暗やみ本屋ハックツ」へ

応援応援メッセージが届いています。

1人目は、古川彩乃さん。

この春に大学を卒業し、東京で就職して働いています。

「暗やみで出会ったその一冊が、今を生きる子どもたちの心に届く。自分自身が悩める思春期に読んだ本、読みたかった本。読み終わった後の溢れる気持ちを共有したい作品。
そのリレーは、これからも続きます。西田さんの熱い想いに共感し、ハックツを応援しています。私たちは、ハックツの応援団であると共に、この空間を創るキャストの一人になります。」

前回の暗やみ本屋ハックツにも参加した古川さんが大学生の時にハックツした本はこちら。

2人目は

ツルハシブックス店員侍の増川葉月さん。

現在、新潟大学人文学部の4年生です。

『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』鴻上尚史著

ツルハシブックスで店員侍をしている増川葉月です。この本は数年前にハックツしました。

自分にあまり自信が持てずにいたわたしにとって、暗やみの中でこの本を見つけたとき、直感で、わたしのためにある本だ…！と感じてました。

なぜならメッセージには、この本は、あなたがせっかく持っているのに気がついていない あなたの魅力に気づかせてくれるそんな本です。と書いてあったからです。

また、寄贈してくれた女性のお名前も書いてありました。

本の内容は、自分の表情や声をちょっと気にかけるだけでもっと素敵な自分に出会えるよ、というもの。

でもこの本を読んでいちばん感じたことは、この本を寄贈してくれた女の方は、きっと綺麗で素敵な方なんだろうなあ、ということでした。

その人に会ったことも声を聞いたこともないけど、ていねいなメッセージカードと、素敵な本に出会う機会を与えてくれたことがただただ嬉しかったのです。

本を通して人に出会うってこういうことなのかなあ、と感じました。

この本を見る度、ひとりの素敵な女性の方に「あなたにはちゃんと魅力があるんだよ」と言われているようで、いまでもわたしにとってとても大切な本です。