夕暮れ時、どこかのお家から夕飯のカレーの匂いや焼き魚の匂いがしてきたり、夕暮れが早くなってきたこの時期にとぼとぼ歩いて帰る途中で見る明かりのついた窓辺にはどこか人を安心させたり、少し懐かしくなったりさせるものがあります。

 

こんばんは、箱バル不動産の苧坂です。

町の明かりが少しずつ減っている、そんな状況は函館だけではなく一部の都市部を除いて日本の地方はどこも似たような状況かと思います。

人口減少、少子高齢化、若者流出など、どんどんと消えていく町の明かりを食い止めることは簡単ではない、とは思いつつも少しずつ僕たちにできることを町に還していくことで有機的なつながり、地方やその地域にしかない独自性のようなものを生み出していくことで町はちょっとずつ必ずオモシロくなると思います。それはその地域に住む人々にしかできない広い意味でのナリワイのようなものなのかもしれません。

いつの時代も突き動かしてきたのは小さな声や市井の人たちのボトムアップの姿勢だったように思います。

 

SMALL TOWN HOSTELも、長い間明かりを灯すことなく在った建物に再び明かりを灯し、町行く人々や旅行者にとって安心できたり、懐かしく思ってもらえたりする心の灯火となるような、かつて確かにあって、未来にもきっとある、そんな場所になっていけたらと思っております。単なる懐古主義にならず、100年前にもあって、100年後にもある、そんなゲストハウスであり、町の立ち位置の一つになれたらと思うのです。

 

このクラウドファンディングを始めたときにはまだ青々としていた街路樹のナナカマドもすっかり赤くなり、秋の気配を日に日に感じる時候となってきました。

 

不安と期待とを半々でスタートしたクラウドファンディングも残すところあと1日となりました。皆様のご支援のおかげでここまで来れました。本当にありがとうございます。

あともう少しだけお付き合いいただければと思います。皆様が函館に来るきっかけとなり、また来たくなるような宿作りをしていきたいと思いますので最後までどうぞよろしくお願いいたします!