【活動報告３３】ロングラン公演を終えることができました！

 

ページをご覧いただき、まことにありがとうございます。

 

去る土曜日（12月21日）をもって、無事に全24公演を終えることができました。

 

あらためて、みなさまのご支援に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

全公演を通して、622名のお客さまにご来場いただきました。

 

目標としていた観客数の半分ほどの達成でしたが、正直なところ、あまり集客に執着していたわけではありません（けっして集客を軽視しているわけではありません。反省すべきところは、しっかり次に改善しようと思います）

 

それよりも、平和劇を観ていただいた方が、その日から何かしら行動が変わること。

 

これを大切にしていました。

 

今までは耳に引っかかることのなかった戦争を報じるニュースに気づいたり、

 

新聞の記事にふと目が止まったり、

 

日常のちょっとした衝突を、たとえば対話でもって解決したり。

 

その行動変容が起きることを願って、1回1回の公演を全力で取り組んできました。

 

「お客さまが1名でも100名でもやることは変わらない。戦争体験者の痛みを伝えること。それだけはぜったいに忘れないようにしよう」

 

そういうことを出演者のみんなには伝えていました。

 

正直なところ、3ヶ月間のロングラン公演はとても大変でした。

 

もう何年もやっている作品なので、やればやるほど楽になるのかなと思っていたのですが、実際は逆でした。

 

回数を重ねるごとに、自分のやっていることがはたして正しいことなのか分からなくなってしまい、人生で初めて眠れなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

出演者のみなさんも、それこそ毎回、必死に舞台上で生き抜こうとしていたので、すごく大変だったと思います（あらためて舞台役者という仕事をリスペクトしました）

 

「24回も続けたら、さすがにマンネリしてくるかもなぁ・・」と思っていたのですが、そんなことは全然なく、彼らは毎回、ステージが終わるたびに出演者同士で話し合っていました。

 

「どうすれば、体験者の痛みに1ミリでも近づけるのか」

 

マンネリするかも、なんて思ってしまったことが申し訳なるくらいに、出演者のみんなは真摯に取り組んでくれました。

 

平和の継承はもちろんのことですが、ぼくは沖縄でがんばっている彼らの機会を、もっともっと増やしていきたいと思います。

 

年明け2025年1月は大阪 - 東京 - 北海道の県外ツアーが始まります。

 

そして6月から半年間のロングラン公演を計画しています。

 

それに備えて、つぎは仲間を募ろうと思います。

 

出演者だけではなく、事務局の人員も増やしていこうと思います。

 

今年のロングラン公演は終了しましたが、ここからまた新しいスタートになります。

 

これからも皆さまといっしょに、この平和劇を広めていきたいと思っています。

 

今後ともよろしくお願いいたします。そして、本当に本当にありがとうございました。

 

みなさまのおかげで、やりきることができました。