支援総額
目標金額 50,000円
- 支援者
- 20人
- 募集終了日
- 2020年8月15日
講演活動について
8月6日に公明党宮城県本部政策勉強会で
「引きこもり文学大賞からわかったこと」
というお話をさせていただきました。
この報告をTwitter、Facebookで投稿したところ、
引きこもり文学大賞に作品を投稿された方から、ひきこもり当事者の作品が利用されることに対して反対する旨の意見をいただきました。
その方のご意見をうかがう中で、これがお一人の意見ではなく、多くの方が疑問に思われていることがわかりました。
主催者としては、そのようなご意見が多いことに気付かないまま、引きこもり文学大賞について話をしてしまっていたことを反省するとともに、不快あるいは不安な思いをされた方にお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
今回の件を踏まえて、
政党を含めて、直接政治的な背景を持つ団体からの引きこもり文学大賞に関する講演依頼は受けない
という方針とさせていただきます。
これは現時点での暫定的な決定ですが、当面はこの方針とさせていただきます。
以下に、この結論に至った考えを説明いたしますので、かなり長くなりますが、お読みいただければ幸いです。
まず、今回の決定について、特定の一人の意見に従った、というものではないということをお伝えします。
主催者として問題ないと考えていたことが、そうは考えておられない方が相当数おられる、ということに気付いていなかったことによる、主催者としての判断ミスであり、それを認めた上で、主催者としての考えと責任で方針を変えた、ということです。
少数意見も、もちろん尊重されるべきではありますが、全ての方の意見を取り入れることは限界があります。
ごく一部の意見に従った、というわけではなく、今回は、少数意見ではなかった、ということに気付いたことが決定的な理由です。
「売名行為」とのご批判もありましたが、新聞の取材も広義には売名行為であり、そちらには大きな批判がなかったことを考えると、今回は政治の問題である、と考えています。
講演については、引きこもり文学大賞の広報、宣伝が主たる目的であると同時に、主旨、背景についての周知も目的でした。主催者の「売名」は宣伝の手段の一つとして考えており、それについてもいろんなご意見があると思いますが、今回の主題ではないと思います。
宣伝目的だとしても
引きこもり文学大賞は、作品を応募していただく方にご理解いただけることが最も優先されるべきことであり、
その方々が納得され難いことに関しては、改める必要があると判断しました。
その上で、支援者、読者にご支援と理解を求めていく、という順序で進めるべきだと考えています。
私自身も政党の講演会依頼を受けることに少なからず躊躇いがあったことも事実です。
作品を応募された方の視点に立つと、自身の作品が望まぬ形で政治的な色彩を持つ、ということには納得できない。
自身の躊躇いを事後的に省みた時に、こういうことへの懸念だったのかもしれない、と思い至りました。
事前に気づけなかったことは不徳の致すところですが、気付いた以上は改めるべきだと思いました。
一方で、講演活動に賛同していただいた方も多くおられたのも事実です。
その方々には、この方針転換はご不満かもしれません。それについても申し訳なく思います。
しかしながら、上記の通り、最も優先すべきは引きこもり文学大賞の安全な開催であり、
そのためには安心して作品投稿できる環境が必須です。
主催者の講演活動は、決して必須でないことは明らかです。
そういう観点で、ご理解いただければと思います。
また、今回、講演させていただいた公明党の方々にもご不快な思いをさせてしまう結果になったことを大変申し訳なく思います。
講演内容自体は何ら偽りない私の考えであり、今も変わりません。
引きこもり文学大賞についても、その意義、開催動機等についても賛同いただけたことはありがたく思いますし、今後参考にしていただければと思います。
ただ、上記の通り、不満に思われる方が少なからずおられることを主催者として重く受け止め、このような判断に至った次第です。
私がそのことに事前に気づけなかったことからこのような後味の悪い形になってしまい大変申し訳なく思います。
私の判断ミスが主因とはいえ、背景には、一般人あるいは芸術と、政治との距離の取り方の難しさがあると思いました。
そして、もう一つ、宗教についても同様の難しさがあります。
説明が長くなり恐縮ですが、重要なことですので、それについても説明をさせていただきたく思います。
今回の講演に至ったのは、大白蓮華という創価学会と繋がりの深い聖教新聞社の雑誌のインタビューを受け、それをご覧になった公明党の方から依頼をいただいた、という経緯です。
大白蓮華のインタビュー記事についても、Twitterなどで報告させてもらったところ、宗教的な観点から疑問を持ったという意見もいただきました。
宗教についても、上記の通り政治と同じような懸念があったものと理解しています。
実はこちらについても私自身にも、躊躇いはありました。
取材費をいただける話があったのですが、お断りしました。
まず、これまで他の媒体から「取材費」をもらったことがないこと、もう一つは利益相反的観点から、特定の宗教から主催者として個人的に金銭をもらうことへの躊躇いがあったからです。
取材費と同額をクラウドファンディングにご支援いただくこと、額を明示した上で、私の名前でクラウドファンディングに支援すること、など相談させていただきましたが、取材費の額を明かすのは控えてほしい旨、要望がありましたので、結果として取材費自体をお断りすることとしました。
このように、私の中でも元々、宗教、政党との関係性について迷いながら試行錯誤していたわけですが、
政党からの講演依頼については、宗教よりはより許容範囲が大きそうである、また、取材ではなく講演である、という違いなどを踏まえて、講演費は受け取った上で講演をさせてもらうことにしました。
これについては、今考えると甘かったと思います。政治は宗教と同等あるいはそれ以上にデリケートな問題で、慎重に判断すべきだったと思います。
その上で、さらに考えないといけないことは、どこまでの配慮をしないといけないのか、ということです。
ある特定の宗教、政治についてのみ警戒心を持つことは、逆の意味で差別的な問題が生じます。
また、いかなる活動も、宗教、政治と無縁ではありえません。
公平性という観点からは、全ての宗教、政党に同じようにお話ができれば良いのかもしれませんが、そもそもこちらは話を聞いていただく立場であり、無理矢理話を聞いてもらう、ということは不可能です。
そうであれば、こちらの意図に偏りがなかったとしても、客観的な視点からは少なくとも一時的にある程度の偏りが生じてしまうことは不可避です。
どこかで線引きをして、割り切る必要があると思います。
そういう観点から、現段階で、引きこもり文学大賞として許容できる範囲として考えたのが以下になります。
・直接的に宗教的、政治的な背景を持つ団体からの講演依頼は講演費の有無に関わらず受けない。
・取材費のない取材依頼については、どの宗教、政党からでも受ける
区役所、自治体など公的機関からの講演依頼を受けることは問題ない、と思います。
間接的に宗教、政治と関係を持つ団体からの講演依頼はどうするか、取材と講演の境目はどこか(例えば大勢で取材に来た、という形は講演と何が違うのか)など検討の余地はありますが、大まかな方針としては上記にして、あとは個別に考えつつ、随時あらためていかざるを得ない、と考えています。
また、主催者が、引きこもり文学大賞以外の題材で講演を依頼された時はどうするのか。例えば認知症の講演をすることがよくありますが、その時に引きこもり文学大賞について「少し」触れることはどうか、ということも随時個別に考えていかざるを得ません。
大変長くなってしまい恐縮ですが、このようにいろいろ考えた結果、このような形となりました。
あらためて、ご迷惑をかけた方、不快な思いをされた方、不安を抱かれた方にはお詫び申し上げます。
至らない点は多々ありますが、今後ともご指摘いただきつつ、ご支援いただければ幸いです。
リターン
500円
閲覧、投票できます
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プロジェクト達成3日後~8月31日の間
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- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
3,000円
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- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
10,000円
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- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月