【北照ワイン2024 終了報告】
改めまして、北照ワイン(旅路)プロジェクトのクラウドファンディングにご支援してくださった皆様、ありがとうございました。2024年のクラウドファンディング活動が、発送も含めて終了したことを報告させていただきます。一部の企業様へは、生徒が直接手渡しでお届けする予定ですので、お待ちください。
今年度の生徒は、特に3年生がこのクラウドファンディング活動を経験したことがあるからか、とても意欲的な姿勢を見せていました。その3年生の姿を見て、今まで以上にこのクラウドファンディングを「自分事」として捉え、活動を進めていくことで「生徒が作る」クラウドファンディング活動を目指しました。
3年生には、後輩へこの活動を「継承」することをテーマに進めることを意識してもらって活動をしてきました。その結果として、このクラウドファンディング、そしてテーマとして掲げた「継承」の成功があったと思います。
従来とは違うやり方で、われわれ教員にとっても手探りの状態からのスタートだったので非常に大変でしたが、このクラウドファンディング活動の新しい可能性を引き出すことができ、大きく前進したと思っています。
また、昨年度はハチや野生動物の被害が目立ち、収穫量が大きく減少してしまいました。今年度は防除ネットを張り、ハチだけでなく鳥などの小動物の被害を防ぎ、その対策の結果、本プロジェクトを始めてから過去最大量となる150kgの収穫ができました。これもまた、みなさまのご支援がなかったらできなかったと思います。
みなさまからいただいた支援資金の使い道や、プロジェクト活動の予定などについてお知らせしたいと思います。
まず、資金使途です。
総支援金額:1,721,000円
手数料:約300,000円
利用分
北照ワイン醸造費:約510,000円
北照ワインラベル:約40,000円
返礼品の製作・発注:約450,000円
返礼品の梱包・発送:約100,000円
肥料:200,000円
備品:約120,000円
支援金の収支報告は以上となります。
目標金額を大きく上回り、過去最高金の支援金が集まったことで、農場の備品や返礼品に多く充てることができました。
ありがとうございました。
そして、今後のプロジェクト活動における予定についてです。
2025年度から、これまでのアスリート・キズナ・ワインからなる北照プロジェクトから大きく形が変わり、新たに「GROWthプログラム」というものに生まれ変わります。
こちらについて形がまとまったら、今後についても含めて、何かしらの形でみなさまにGROWthプログラムの今後をお伝えできたらと思います。
ワインプロジェクト自体が大きく変わることはありませんが、「活動内容」が変わっていく予定です。
また、2026年の1月には、報告会をする予定です。
その中でワインプロジェクトについて報告をする予定ですので、良い報告会になるよう、今年度も頑張ります。
最後になりますが、
1年間このクラウドファンディングの責任者としてプロジェクトに携わり、担当者として、大変ではありましたが生徒とともに成長できたと思える1年でした。
生徒とともに頑張り、悩み、喜びを分かち合えたとても濃い1年になりました。
私自身にとっても、このような何かしらのリーダーになったことがなく、日々どうしたらよいのか、今までにないほど苦悩の連続でしたが、やったことのないものに挑戦して、シンプルですが「やってみて良かった」と思っています。
教員としても、人としてもこのプロジェクトを通して成長できたと感じました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
北照高等学校
北照ワイン(旅路)プロジェクト担当
川島直也





















