支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 98人
- 募集終了日
- 2015年4月27日
新しいプロジェクトを始めます!ご支援よろしくお願いいたします
お久しぶりです。今回新たにREADYFORにて新たなるプロジェクトをスタートすることになりました。それは当寺の開山堂の屋根をチタンで葺き替える修復プロジェクトです。
当寺の開山堂は大応国師、南浦紹明という方を祀っております。この方は中国から日本へ禅を伝えた方であり、一休禅師がこのお寺を再興するきっかけとなった方です。酬恩庵はこの方が創建された妙勝寺というお寺が前身です。荒廃していた妙勝寺を嘆き、一休禅師が酬恩庵として再興されました。こちらの開山堂は建てられて100年近くが経過しようとしています。屋根は檜皮葺きですが長年風雨にさらされ損傷が激しい状態です。伝統建築で採用されている檜皮葺きの耐用年数は40年ほどです。その年数から言って当然と言えば当然です。
しかしながら今後の伝統建築の保存維持を考えた場合、これらの修復方法は大きな問題を抱えています。今現在、コロナ禍の影響で日本はウッドショックに見舞われました。ただでさえ材の確保が難しいものが全く手に入らなくなり価格は高騰しました。前述したように檜皮で40年、銅板でさえその少し長いくらいです。そしていずれも必ず朽ちていきます。
今回、採用するチタンはこれからの伝統建築の保存維持を考えた時にとても未来のある将来性のある素材だと考えています。チタンは軽く、強く、錆びにくいことは、特性としてよく知られてますが、それ以外にも多彩な特性があることについてはあまり知られていません。チタンは1790年に発見され、その後長い熟成時間を経て1948年に工業生産を開始した新しい金属です。チタンの強度は鉄と同等でそして軽く 鉄の約60%の重さです。大きな特徴として錆びない 卓越した耐海水性があります。また加工性もあり 鉄と同等の加工が可能です。非磁性 磁器を帯びることがなく低熱膨張 膨張が小さくガラスやコンクリートと同等です。埋蔵量が豊富で実用金属の中では4番目に多いと言われています。そしてこれからの時代の素材として環境適合性 イオン溶出が極めて少なく金属イオンアレルギーが起こりにくいというのが大きいでしょう生体親和性に富んでいるため人や環境に優しい金属であり、研究・開発していく中で様々な新しい可能性を見せてくれる素材です。まず初めにその強度から宇宙開発で採用され、その耐食性から化学や電力分野で採用されてきました。
さらに現在ではそ金属地肌の風合いと様々な表面仕上げが可能になりました。伝統建築にも適合する意匠性が加わりより身近に使われるようになっています。
SDGSが叫ばれる現代、チタンは私たちの未来を考える上で重要な素材になってきます。京都では町家の保存維持に頭を悩ませています。文化財所有者はその保存と維持に多くの努力と費用が必要だからです。残したい思いと現実にある問題の板挟みにあると言えます。チタンによる文化財補修が一般的になれば初期費用はかかりますが、今までの素材と比べて長い年数保全することが可能となります。
日本の文化財、伝統の維持にこのプロジェクトが一石を投じることが出来ればと考えております。皆様のご支援賜ります様よろしくお願い申し上げます。
リターン
3,000円
1)サンクスレター
2)プロジェクト活動報告書
【NEW!】
3)京都写真の第一人者水野克比古一休寺ポストカード8枚組
- 支援者
- 36人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1)2)3)に加え、
【NEW!1名分追加】
4)イベント当日入場券(2名)
5)当日菓子もくもくじプレゼント
- 支援者
- 52人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
1)2)3)4)5)に加え、
【NEW!】
6)一休禅師愛用五条袈裟紋風呂敷
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 37
50,000円
1)2)3)4)5)6)に加え、
7)住職色紙
【NEW! 4/17追加】
8)当日の抹茶接待(2名)
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 22
100,000円
1)2)3)4)5)6)7)に加え、
8)当日の抹茶接待(2名)
【NEW!】
9)山中塗一休寺特製花台(丸香台)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
150,000円
1)2)3)4)5)6)7)8)9)
10)精進料理接待(2名)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 2