いしいさん家ファンからの応援メッセージ＃3

いしいさん家との出会いは、「ブリコラージュ」という本の中で、初めて訪れたのは二年前。自分の中では昔から知っていた場所、来たことある…そんな空気でした。

うまく言えないのですが「ここに居ていいんだよ」。そう誰もが受け入れてくれる場所、石井さんはじめスタッフやおじぃおばぁまでもそういう空気があるんだと思います。

いしいさん家に居ると、とても不思議でね…笑。もう、介護ってなに？　福祉ってなに？　って、ますます分からなくなります。

これ、言葉では本当に伝えられない。子どもたちが騒いでいたり、誰かがピアノを弾いていたり、皿を洗う音や「ガハハハッ」て笑う声の中に心地よい風が窓から入ってきて…もう介護なんて言葉どうでもいいやってなっちゃう。

だから、いしいさん家が大好きなんだと思います。全然誉め言葉になってないようですが、私にとってはこれ、最高の誉め言葉だし、こういう世界を一番目指しています。

時代の流れの中で「個別化」だの「人権を守る」だのそんな事も必要ですが、いしいさん家の様に一人の家族として、「ヒト」として認められる関係性が本当は一番大切なんだと思います。

永岩 歩