支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 147人
- 募集終了日
- 2020年2月4日
スナノミ症患者の傾向
皆さんこんにちは。
2016年、11月29日、30日、エスンバ村にて「スナノミキャンペーン」を実施したときに集計したデータを基に、スナノミ症患者の傾向を紹介します。
今回は、治療を行った50名、洗浄を行った世帯の約150名の方々のフォローアップの方法や、スナノミ症に罹る、性 別、年齢、住む地域、家族構成などを分析した結果をお伝えします。
11月30日、キャンペーンが終わりホッとする間もなく、専門家のキロンゾ氏、エドワード、コミュニティーから数名を 集めて、話し合いの場を設けました。
皆、口を揃えて「大成功だ。」と言っていましたが、私はまだそうは思えませんでした。 「確かに治療はうまくいったし、特に問題はなかった。しかし、治療した患者全員が完治し再発しないようにしなけ ればならない。」と思っていたからです。
エドワードと決めたキャンペーンの目的は「エスンバ村でのスナノミ症の撲滅」です。 そのため、治療だけではなく、再発防止のための洗浄を行いました。そしてキャンペーンを行うことでスナノミ症に 対する「意識改革」がなされていなければなりません。
この話し合いでは、「次」を見つめなければならない。まずは患者の情報を分析する必要があり、効果的なフォロー アップをしなければならない、と提案をしました。
それでは、次に患者の性別、年齢、家族構成を分析した結果をお伝えします。
・最高齢は82歳、最年少は2歳
・男女比は、男性59%、女性41% ・高齢(70歳以上)の方が4名で、8%(エスンバ村での平均寿命は60歳と言われています。) そのうち子どもを何らかの理由で亡くし、孫と生活をしている方が4名中3名
・子どもたち(15歳以下)の方が38名で、76%。 そのうち、祖父母、またはその一方と生活している方が約20% (感染部が足ではなく手だった、子どもたちが多いように感じました、次回は感染部についても記録します)
・スナノミ症だけではなく、その他の病気で苦しんでいる、またはその疑いがあるのが60%以上
次に、患者が住む地域について分析した結果をお伝えします。
今回は、エスンバ村(Essumba Pri Schoolを中心に)を以下の4つの地域に分けています。 ①Essumba Pri Schoolを中心とし、約520家屋がある「Essumba(エスンバ)」 ②大通りに面する「Emmabwi(エマブイ)」 ③川がある「Ebusieaue(エブシエクエ)」 ④実施地から1番離れた「Ebuyangu(エブヤング)」
キャンペーンに訪れた患者の住む地域を分析すると、 1番多いのは「Emmabwi(エマブイ)」地域でした。なんと40%以上。
なぜなら、
・川がないため、水を得られない
・岩が多いため、畑が少なく仕事を持たない人が多い(エドワード談)
・盆地になっているため、風が弱くなり、空気が長く留まっている(?)
このような結果でした。そのなかでも、(舗装されていませんが)道から入り組んだ土地に住む方が多いとエドワードさんが語っていたということです。
スナノミ症根絶のためには、より包括的な支援が必要です。是非、1人でも多くの皆さんのご協力をいただけると有難いです。
(かめ)
リターン
3,000円
気軽に応援コース
・お礼のメール
・活動状況をニュースレターでメール配信
- 支援者
- 82人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円
リザルツ応援コース
・お礼のメール
・活動状況をニュースレターでメール配信
・活動内容が入った冊子をプレゼント
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
10,000円
UHC実現コース
・お礼のメール
・活動状況をニュースレターでメール配信
・SDGs、UHCに関するグッズをお届け(エコバッグ、Tシャツ、特性クリアファイルなど)
- 支援者
- 48人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
30,000円
大応援団になりますコース(企業様向け)
・お礼のメール
・活動状況をニュースレターでメール配信
・GGG+フォーラム2020等のシンポジウムで発言機会を提供
(2020年7月、東京、ルポール麹町で開催予定:詳細は2020年5月までに決定)
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月