プロジェクト終了のご報告
プロジェクト終了のご報告
このたびは、山形大学附属博物館結髪土偶左脚接合プロジェクト「90年ぶりに再会した左脚を接合し結髪土偶を立ち上がらせたい!」へご支援いただき誠にありがとうございました。
プロジェクトの結果をお知らせします。
2019年7月22日(月)クラウドファンディングスタート、その後サードゴールの2,400,000円に到達、終了日の9月20日(金)には2,695,000円が集まり無事目標額の1,600,000円を達成することができました。
寄付総額2,695,000円からREADYFOR株式会社への手数料と山形大学の間接経費を差し引き、1,837,287円を当館が受領いたしました。
次にただいまの事業の進捗状況について報告します。
2019年10月25日(金)に公益財団法人元興寺文化財研究所へ結髪土偶をお預け、その後保存修理を終え今年9月1日(火)に戻って来ました。
この保存修理費として、794,640円を支出いたしました。
これにより目標であった結髪土偶の左脚の接合・調査と、立ち上がった姿の展示が可能となりました。
続いて、リターンについて報告します。
2020年10月6日(火)現在において、報告書と結髪土偶レプリカ以外の発送を完了しています。
報告書ですが、結髪土偶の修復が想定より日数がかかったこと、また報告書に載せる事業の実施が11月中旬であることから予定より大幅に遅れております。報告書を含むリターンを選択された皆様には大変お待たせして申し訳ございません。2021年2月中にはリターンの発送を完了したく進めて参ります。
また、1,600,000円を超えた寄付金の使途である①結髪ちゃんの両脚復元予想レプリカの作製(3Dプリンター製)は山形大学工学部に協力を依頼しており、②地域の歴史と文化財を大切にする心を伝えるためのWEB教材作成(小学生)については現在奈良教育大学のESDティーチャープログラムと共同で進めています。
今後の進捗についてはREADYFOR新着情報や当館FBにて報告いたします。
これからも、プロジェクトでわかった結果を広く発信し、ご支援いただいた皆様に立ち上がった結髪ちゃんを愛していただけるよう励んでまいります。
