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3.11を忘れない。気仙沼市の新しいシンボル「祈りの帆」の建立へ

3.11を忘れない。気仙沼市の新しいシンボル「祈りの帆」の建立へ

寄附総額

29,820,000

目標金額 20,000,000円

寄附者
985人
募集終了日
2019年4月28日
985人 が寄附しました
プロジェクトは成立しました!
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2019年03月30日 12:00

【残り29日!】公園整備地から見えるまちの移ろいをご紹介!

ページをご覧くださりありがとうございます。復興祈念公園整備担当です。

 

このクラウドファンディングの呼びかけを始めてから見つかった

特別な資料をご紹介します。

 

それは「整備地から見える鹿折地区の震災前からのまちの移ろい」です。

 

震災前の写真はあって当然と思うかもしれませんが、

この公園整備地「陣山」は、この20数年間もの間、

私有地として、誰もが立ち入るような場所ではありませんでした。

 

震災前からの陣山の風景

 

また、実際に入って見ても、整備地から風景を見ることは至難の業で、

 

この中は、

 

 

こんな感じでうっそうとしていて、

 

 

外への視界も拓けていませんでした。

 

ゆえに、実は「震災前~被災~震災後のまちの再生」というまちの移ろいを

表現する方法がなかったのです。

 

ーーー

 

そんな折、今月上旬に地元の写真家・佐々木徳朗様が市役所へ訪れ、

 

「あるよ!」

 

と、ご提供してくださったのです!

(ご本人様の紹介はご本人の意向により控えさせていただきます。)

 

そして、このクラウドファンディングを通じて、

皆さんにご紹介することについてもご了解をいただきました。

 

---

 

これから紹介します風景は「再生の広場」からの「鹿折への眺め」です。

 

---

 

~震災前~

 

◎平成21年撮影

 

住宅、商店、工場等多くの建物が建ち並んでいました。

懐かしい風景です。

 

 

 

 

~被災直後~

 

◎平成23年6月撮影

 

東日本大震災における大津波、大火災によって、

鹿折地区の建物はことごとく被災しました。

 

中央に見える漁船は330トンの大型漁船「第18共徳丸」。

打ち上げられた場所から港からは750mも離れています。

それほどまでに津波の規模は大きかったのです。

 

 

 

 

~震災から2年後~

 

◎平成25年9月撮影

 

震災がれきが片付き、また被災した建物も解体され、

建物の基礎部分が散見される程度で、「何もない土地」となりました。

 

第18共徳丸は震災遺構としての保存の是非を巡る議論を経て、

この撮影日から解体が始められました。

 

また、地元商店の方々は、一致団結して「仮設商店街」を立ち上げ、

生業の再生を図りました(写真右上の白い建物)。

 

 

 

 

~震災から3年後~

 

◎平成26年12月撮影

 

東日本大震災によって、気仙沼市は平均70cm地盤沈下しました。

また、津波に強いまちを作るため、津波浸水区域等低地部は

盛り土嵩上げを行いました。

 

全体を盛り土するため、少しずつ道路の線形が変わり、

また、仮設商店街も工事の進捗に応じて移転をする苦労が伴いました。

 

そのため、気仙沼に里帰りする人の多くが

以前の風景とのギャップで道に迷う等困惑されました。

 

 

 

 

~震災から5年後~

 

◎平成28年3月撮影

 

幹線道路の盛り土嵩上げ工事は終了し、まっすぐな道に戻りました。

また、電柱も立つようになりました。

 

震災前にはなかった「災害公営住宅」が地区中央に建てられることとなり、

住宅建築工事が進められました。

 

 

 

 

~さらに9か月経過~

 

◎平成28年12月撮影

 

幹線道路にコンビニエンスストアや飲食店が立ち並ぶようになりました。
また、災害公営住宅は完成し、5階建ての「市営鹿折南住宅」

(8棟284戸)が整備され、仮設住宅は規模縮小に向かいました。

 

 

 

 

~震災から7年後~

 

◎平成30年12月撮影

 

幹線道路を挟んで、住宅や商業施設等が多く立ち並ぶようになりました。

また、震災前からある「かもめ商店街」も、場所を変えて再開しました。

 

まだ、空いている区画もありますが、少しずつ埋まってきています。


 

ーーー

 

整備地から見えるまちの移ろいを見て振り返って思うことは

 

がれきを片付け、被災した建物を解体し、

 

沈下した地盤を取り戻し、

 

道路や街区を整え直し、

 

住まいや仕事場の再建を図る。

 

私たちのまちの再生には

これだけのことを進めるのに8年の月日が必要でした。

 

この経験・教訓を未来へ残していく場が復興祈念公園であり、

今そこから見える風景は

市民のみならず、世界中の方々の支えによって

成し遂げられたものです。

 

ーーー

 

来年の秋完成に向け整備を進めています。

是非、多くにこの風景を見て、想いを捧げていただければと思います。

 

ーーー

 

 

 

本当はここで終わる予定なのですが、

なんと、もう1枚ご紹介できる写真があります。

 

なんと

 

昭和5年に同じ場所から撮影したものがあります!!!

 

こちらです

 

 

昭和初期の頃、鹿折地区は一面が田畑だったことが分かります。

また、南側は海で埋め立てによって整えた土地だということが分かります。

 

ーーー

 

佐々木様ご協力ありがとうございました!

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