<夏休み緊急食料支援>未曾有の物価高から子どもたちの未来を守りたい

<夏休み緊急食料支援>未曾有の物価高から子どもたちの未来を守りたい

寄付総額

31,719,000

目標金額 30,000,000円

寄付者
1,774人
募集終了日
2023年7月31日

    https://readyfor.jp/projects/kidsdoor_2023?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2023年07月18日 18:30

【スタッフより】子どもたちにとっての学習支援

 

■生徒にとっての無料学習会

その子はオンラインコースだったので、直接会う機会は2回ぐらいしかなかったんですけど。例えばオンラインでも、遠隔でも、応援してくれる人がいるというのが支えになったと言ってくれていて。「多分一人だったらなかなかやりきれなかった」と言ってくれていたので、それは良かったのかなと思います。

 

中学生からずっとキッズドアに通ってます、みたいな子が結構います。その子ももともとわりと明るくて、勉強がすごくできるわけではないけど、明るくてリーダーシップがある子ではあったんですけど。

 

卒業する時に言ってたのは「キッズドアがなかったら勉強もなかなか自分ではできなかったと思う」と。学習会の中で繋がりをずっと持っているというのは支えになるんだろうなと思いました。面接に行くための服も無かったので、スーツと靴もこちらから貸し出して、みたいなこともありました。それがなかったら受験すら行けなかったりすることもあります。

 

受けようとした大学の面接の日を間違えちゃって、受けられなかったこともありましたね。それはすごく落ち込んでたので、それも一人で抱えてたら結構しんどかったんじゃないかなと。特にどうしようもできないんですけど、吐き出せる場があったっていうのは良かったのかなと思いますね。


■オンラインでも繫がり続けることの意味

特にオンラインの子は、私が1年目のときは、「この子たちは一体何が良くてここに来てるんだろう」ってよく分かっていませんでした。もちろん模試代とか参考書代、経済的な面での支援があるので、それが良くて来てるのかなとか思っていたんですけど。

 

ただオンラインの子も月1回は個別面談をしていて、そこでやっぱりオンラインであっても定期的に話をすることで、信頼関係ってできるんだなということが、この2年間でなんとなく分かってきました。

 

年度末にアンケートをやって、「誰々さんと面談してよかった」とか「誰々先生に教えてもらってよかった」ということを、拠点の自習室の子だけじゃなくてオンラインの子も書いてくれてたので、「みんなそう思ってくれたんだ」ってめちゃくちゃ嬉しかったですね。

 

保護者にもアンケートを取っていて、当然こちらとしては経済的な支援が一番大きいだろうなと思っていたんです。でも中には「高校生なのであんまり親子の会話がなくて、進路のことも何を考えているのかよく分からない」というご家庭もあるみたいで。そんな中でこういう場所があって、面談をして、進路の話をしているのを見ていると、すごく安心できるとおっしゃっていた保護者の方もいらっしゃいました。

 

お世話になったボランティアの先生の名前を律儀に一人ずつ書いて、御礼を書いてくれる子もいますし、「ここが家みたいで第二の居場所っていう感じです」と書いている子もいて。普段静かであまり自己表現をしないような子も、アンケートだとそういうことを書いてくれるので、そんな風に思ってくれてるんだってすごい嬉しいです。


■学習会が担っている役割

役割の一つとしては、選択肢を増やす、違う選択肢もあるんだということを見せるということなのかなと思います。学校の先生にこう言われたから、みたいなことが結構発言の中にあるんですけど、そうじゃない第三の選択肢もあるよということを伝える。

 

生徒は家族とも関わり、学校の先生とも関わり、その中でキッズドアみたいな第三の居場所がある。そういう学校とか家族よりもちょっと離れた場所にいるからこそ、違う見方もできるよ、と伝えることができることなのかなと思っています。

 

例えば学校でも「あなたの成績だとこの大学は行けない」とか、逆に全然学力が追いついていない大学を勧めてくるとか、高校生だと受験の方法が色々あると思うんですけど、そもそも推薦とか総合型選抜というような受験方式を教えられていないということもありますね。学校の先生が言ったからといって、必ずしも全部が正しいわけではないよねと、伝えるようにしています。


■学習会が支える生徒の自立と成長

色んなキッズドアの学習会に行っている子がいるんです。他の種類の学習会も通っていて、キッズドアの出すイベントは全部行くみたいな。勉強の伸びはそんなにないんですけど、もともと自分の意見を全然言わなくて、そもそも自分の意見があんまり分かっていない感じで。どう思う?って聞かれても、うーん…みたいな感じの子だったんですけど。

 

でもいろんなイベントに参加して、いろんな人に会って、自分で発表する機会もあって、というのを繰り返しているうちに、何か自分の意思というか、「こうしたい」っていうのがすごく見えるようになってきたんです。最近は話をしてると、「この子こんなに芯がある子だった?」みたいなことをすごく思って。

 

本当にそういう変化があるんだなって。それこそあんまり成績がいいわけじゃないので、分かりやすいサクセスストーリーとして取り上げられることは、あんまりないと思うんですけど、そういう変化がすごく大事だなと思っています。

 

 

 

******** キッズドア インフォメーション ********


◆プロジェクトページ
<夏休み緊急食料支援>未曾有の物価高から子どもたちの未来を守りたい
https://readyfor.jp/projects/kidsdoor_2023

・Facebookでシェア:https://00m.in/L05v0
・Twitterでシェア:https://00m.in/sCgw6

◆キッズドアファミリーサポート
https://kidsdoor-family-support.jp/

◆キッズドアホームページ
https://kidsdoor.net/
 
~SNSでも情報配信中。フォロー&シェアもお願いいたします!~
◆Facebook
 https://www.facebook.com/npokidsdoor/
◆Twitter
 https://twitter.com/kidsdoor
◆YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCrvdlkqtXf9njGoEITjWrQw

ギフト

3,000+システム利用料


alt

3,000円ご寄付コース

●お礼のメール
●寄付金受領書

申込数
723
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


alt

10,000円ご寄付コース

●お礼のメール
●寄付金受領書
●活動報告レポート(PDF)
●本プロジェクトのページ内にご寄付者様としてお名前掲載(ご希望の方のみ)

申込数
816
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

3,000+システム利用料


alt

3,000円ご寄付コース

●お礼のメール
●寄付金受領書

申込数
723
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


alt

10,000円ご寄付コース

●お礼のメール
●寄付金受領書
●活動報告レポート(PDF)
●本プロジェクトのページ内にご寄付者様としてお名前掲載(ご希望の方のみ)

申込数
816
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月
1 ~ 1/ 9

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る