こんにちは。

 

昨日の新着情報で、表紙イラストを選んでもらったとご紹介しましたが、同じく先週土曜日、本文デザインのモックアップに実際に文字を書いてテストをしてもらいました。

ロービジョンの子供にも使いやすいノートとはどんなものかを探るため、

罫線の太さ:0.1mmから1.0mmまで0.1mm刻み。
罫線の色:赤、青、緑の3色。
リーダー線:ある・なし

の合計60種類のモックアップを作りました。

そのすべてに文字を書いてもらうのは、ロービジョンの子には負担が大きすぎるので、事前にいくつかピックアップしたうえで試してもらいました。

・赤い罫線は、赤鉛筆と色がかぶって見えづらい。
・リーダー線が引いてあると、リーダー線と罫線の区別がつきにくくなる。
・罫線があまり太くなると、鉛筆で書いた字が罫線に埋もれてしまい、読み返すときに見えづらくなる。

などを経て、「罫線0.5mm、緑、リーダー線なし」からはじめて、罫線を徐々に細くしていきました。

 

 

 

 

 

 

ロービジョンの子に文字を書いてもらっている様子の写真です。

 

この子がいまハマっているダジャレを書いてもらいました。実際に書いた文字はこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



上の文字を見ると、罫線が0.3mmくらいまではマスの真ん中にしっかりと書けていますが、0.2mmや0.1mmの罫線だと、マスからはみ出してはいないものの字が大きくなったり、マスの中で右や下に寄ったりしているのがわかります。実際0.2mmの紙をわたしたとたん、「うすいー」と声を上げていました。

ということで、罫線は0.3mmから0.5mm、色は緑、リーダー線はなし、ぐらいが彼女には見やすいという一応の結果になりました。

ただし今回はあくまでも試作品のテストのために書いてもらったものです。実際に学校で書くと、教室の照明の明るさなどでちがうかもしれないし、1日中書いているとだんだんと目が疲れてくることも十分考えられます。さらに今回はマス数を8マス×12行にしましたが、学年があがるにつれてマス数は増えていきますので、必然的にマスはどんどん小さくなります。

どんなノートが見やすいのか、書きやすいのか、さらに書いたものを後で読み返すときにはどうかなど、まだまだ試行錯誤を続けていきます。


最後に、彼女が書いてくれたダジャレの中で僕が一番笑ったのは

 

「校長先生絶好調」

 

でした(笑)。

 

新着情報一覧へ