感謝の言葉　～DMAT～

　このたびは、クラウドファンディングという形で、木曽地域の方々や、県内外から多くの方々に多大なるご支援を頂き、第１目標である救急車の購入をはじめ、第２、第３目標と達成できたことに、ＤＭＡＴ隊員の一員として心より感謝申し上げます。

　また、皆様から寄せられたご声援は、職員一同何よりの励みとなり、この木曽病院が多くの皆様から期待されていることを実感するとともに、地域の皆様が安心して生活できるような医療を提供していかなければならないと、決意を新たにしました。

　近年、毎年のように全国各地で多種多様な災害が頻発し、その被害も大規模なものとなってきています。近い将来、南海トラフ地震が発生すると言われており、その被害想定は32万人以上の犠牲者が出るとも言われています。この木曽地域も例外ではなく、甚大な被害が予測されます。その中で当院は、災害拠点病院として地域の方々の人命を救うという重要な役割があります。しかし、現在の救急車では、安全な医療活動を行うことに大きな不安がありました。今回、救急車を新しくすることで、安全で質の高い医療を提供することに繋がり、活動の幅も更に広げることができます。　　

　私たちＤＭＡＴ隊員も気持ちを新たに、より一層の災害時医療体制の充実を図っていくと共に、いつ起こるとも分からない災害に備え、一人でも多くの尊い命を救えるよう活動していきたいと思います。

　　　　　　　　ＤＭＡＴ隊員　竹下　優作