『不幸に消えていく命に医療費のご支援を』プロジェクト実施報告
2024年3月15日に終了した
私たちが初めて挑戦したプロジェクトも
本当にたくさんの方々にご支援を頂き
目標を無事達成することができました
あの時の感謝と感動の気持ちは
今もはっきり覚えており
忘れることはありません
お陰様で令和6年は
保護された猫たちの医療費を心配することなく
活動を維持、継続することができました
令和6年に保護した頭数は166頭
譲渡数は170頭でした
昨年は乳飲み子をはじめ
保護した多くの猫たちは
中には残念ながら
亡くなってしまった子もいましたが
毎年悩まされる皮膚病や寄生虫
元気食欲がなく入院する子が比較的少なく
みんな元気に育ってくれた印象があります
【収支報告】
・収入
ご支援総額 4,570,000 円
・支出
READYFOR手数料等 854,590 円
令和6年医療費 1,745,186 円
(ワクチン接種や避妊去勢手術代金は含みません)
・残金 1,970,224 円
残ったお金は引き続き
保護した猫たちの医療費として
使わせていただきたいと思います
クラウドファンディング期間中に
保護した "ホルモン"くん

新しい環境に少しずつ慣れてきた
令和6年4月頃から元気がなく
病院で診てもらったところ
血糖が400mg/dl以上と高く
(猫の血糖値は70~150mg/dl)
インスリン6単位で治療を開始しました
しばらく続けていましたが
全く血糖が下がらず
病院を変えて検査入院となりました
単純な糖尿病ではなく
下垂体性クッシング症候群の疑いということで
定期的に血糖の日内変動の検査(日帰り入院)を行い
現在はインスリンを毎日2回4単位ずつ行っています
クッシング症候群疑いというのは
どんな検査でもクッシングを確定できるものがないとのことで
疑いのままで治療を継続しています
人見知りせずフレンドリーなホルモン
毎日の注射も頑張っている姿に
私たちも元気をもらいます


『不幸に消えていく命をもう増やしたくない』思いは
これからもずっと変わらず
出会った小さな命たちのために
精一杯頑張るしかないと思っています
日頃の活動の様子や思いを
ブログ 『北のしっぽ便り』やSNSで
発信していますので
こちらもご覧いただき
これからも "北のしっぽ" の活動を
見守っていただければ幸いです
改めまして
ご支援いただきました皆様
"北のしっぽ" の思いに共感して下さった皆様
本当にありがとうございました
令和7年4月2日
『北のしっぽ』代表 蔵田玲理




















