こんにちは。

本日は、和歌山県那智勝浦町にある「熊野映画村」をご紹介させていただきます。

 

海側を通る熊野古道大辺路、ちょうど湯川と勝浦を結ぶ古道、駿田(スルダ)峠に「かす地蔵さん」が祀られております。地元の人の話によると、今から約1000年前、京の都からお姫様が熊野詣でに来られた道中に命を落とし、供養のためにお地蔵さんが祀られたそうです。酒糟を好んだことから「かす地蔵」→「加寿地蔵」とよばれるようになり、地元の人から大切にされてきました。地元の人々や旅人を護ってこられたお地蔵さんです。

 

昔から子宝を祈願したり、女性の腰から下の病にお参りしたり、「寿」を加えると書くことから縁起が良く、良縁に恵まれるとも言われております。

ある時、足の悪い母をおぶって加寿地蔵さんにお参りしたら、帰りは自分の足で歩いて帰ることができたという。お礼に掘った井戸も残されております。

 

古から伝承されてきた話を映像化して後世に語り継ぎたいという思いで制作したのが1作目の「熊野伝説加寿姫」です。その舞台としてセットを組んだのが「熊野映画村」です。地元の建具屋さんや左官屋さんがご厚意で作って下さいました。囲炉裏のある地蔵庵や簡易トイレがあり、普段は参拝の際の休憩所として利用していただいております。

 

 

 

 

熊野映画村からは那智湾が一望できます。

所々に腰掛けがあるので、那智湾を眺めながら潮風をうけ、お弁当を広げるのもいいですね。

 

 

昔は生活道路として使われてましたが、国道ができてからは人々の行き来もなくなり、昔のままの風景が残されております。

暑い日でも時折爽やかな風が通り抜ける大変気持ちのよい場所ですので、野鳥の声を聴きながら木洩れ日の中、山歩きにおすすめです。

 

 

 

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