応援メッセージ（１４）深見千尋さん

2011年参加：佐藤千尋（旧姓・深見）

　私は法学部2年生の夏に本研修に参加しました。

　ケンブリッジ（大学）という本当に素敵なまち（大学）で、数週間とは思えない密な時間を過ごしました。晴れの日のパンティング、上手くできて嬉しかった気持ち、反対に上手くできなくて悔しかった気持ち、キャッスル・ヒルでみた朝日など、11年以上経った今でもふと思い出します。思い出だけでなく、本研修参加者（参加年の異なる先輩後輩を含む。）との交流も続いており、良い刺激を受けています。　

　2011年組は本研修参加後に交換留学をした者も少なくなく、私もドイツのミュンヘン大学に留学しました。経緯は割愛しますが本研修に参加していなければ交換留学に申し込んでいなかったと思います。現在は地方公務員として働いており、英語を使う機会は決して多くはありませんが、私の人生を振り返る上で本研修参加は欠かせない経験です。

　こうして本研修について考え、私が思う本研修の特徴・良いところは、①ほかでもないケンブリッジ大学で数週間過ごせること、②英語、歴史その他イギリスやケンブリッジに関する事前研修（９か月間！）を皆で行うことにより、現地研修で更に充実した時間を過ごせること（英語を共通言語とする国で英語を叩き込むことが目的ではないこと）、③学部も学年も異なる尊敬できる研修参加者との縁ができること、です。

付け加えると、④右文先生（と前任の廣田先生）のご尽力も本研修の魅力だと思います。ニューズレターを拝読し、後輩たちのことが気になっていましたので、あきらめずクラウドファンディングを企画等してくださり、こうして微力ながら応援できる機会を頂けて嬉しく思います。（更にクラウドファンディングのコメント等で研修参加者のエピソード・思いに触れられたのも嬉しかったです。）この場を借りてお礼申し上げます。

　（英語の勉強は日本でも1人でもできるとしても）五感で体験すること、素晴らしい研修参加者と過ごすことに（それ以上の）価値があることを実感した身として、後輩たちが金銭面で諦めずこの研修に参加できることを心から応援しています。