公園と時間と由来

　公園というと子供の遊び場と花壇などが思い浮かびます。いろんな遊具があるところ（福岡で言うと東平尾公園とか）が良い公園と思っているのですが、英国へ行くと、公園はただ芝生のあるだだっ広いところがいいんだという気持ちにもなります。日本人は次々ととっかえひっかえいろいろなもので遊ぶスタイルで、旅行でも一日にいろいろな要素がつまったパッケージツアーを好みますが、英国ではボールひとつあれば皆さん楽しそうに遊びますし、芝生に寝転がるだけで至福の表情です。旅行も、滞在まったり型が好まれているように思います。時間の使い方がのんびりしていると英国では感じます。学生さんたちも英国では時間がゆっくり流れていると言います。テレビがなくても、ゲームがなくても、ネットサーフィンしなくても、こんなに充実した時間が流れていく、その経験は驚きなのではないでしょうか。異文化体験はほんとに必要だと思います。

　ところで下記の公園ですが、樹木が一定の間隔で並んでいます。そのうちのある樹木間の幅がサッカーゴールの幅のもとになったと言われているそうです。真偽のほどはわかりません。でも英国にはいろいろなものの事始めがわんさかあるので、そうかもと思わせますね。