熊本で、被災地域の子どもたちを招待し、無料映画会を開催したい

　まみーず倶楽部代表渡辺です。

　まずはプロジェクト公開10日で早速ご支援と暖かいメッセージを頂いた皆さまへ感謝申し上げます！１件、また１件とご支援のメッセージを拝見する度に、皆さまの想いに胸が熱くなります。

　私は2014年の5月に転勤で熊本に来ました。当時500名だったまみーず倶楽部の会員数は約２年で1300名になり、まみーず倶楽部の活動を通してたくさんの方と知り合いました。熊本の方はとてもあったかく、ときにおせっかいなくらい(笑)親切で、何より熊本を愛していることが会話を通して伝わってきます。私も熊本が大好きになり、熊本に来た当初初めての土地や環境に少なからず不安に思っていたことを今となっては懐かしく思います。

　そんな中、日常を一変させた大地震が２度も熊本を襲いました。

東日本大震災の揺れを東京で経験していましたが、あまりの揺れの大きさ、空を割くようなバリバリという音、不気味な地鳴りの恐怖に立ちすくみ思考が停止しました。自分の人生観に地震前と地震後という概念がはっきり刻まれるような体験でした。

　そして地震直後から手を取り合い、助け合う姿を毎日見ました。自分も被災している中、水や物資が足りない地域や仲間へ足を運ぶ方が多くいらっしゃり、私自身も多くの方に助けていただきました。こんな時でも人の世話を焼いて、人のために動いることに正直驚きました。

　私がこの２か月を熊本で見て１番思うこと。それはもし万が一私が東京で同じような状況になったら、人の為に本気で何かをしようと思えなかったかもしれないということです。もちろん無かった方が良かったことですが、今回の地震で熊本人の明るさ、やさしさ、底力を目の当たりにしました。

　私には大きなことはできませんが、たくさんのことを教えてくれた熊本の明日のために、このイベントで子どもたちに元気に笑ってもらいたいと思っています。

　今日震源地の益城地区を車で通りました。がれきの山を前にまだまだ子どもたちが映画を見にいきたいと言える状況ではないだろうなと思いました。少しでも多くの子どもたちを招待できるよう、なんとしてもこのプロジェクトを成功させたいと思っています。10日で多くのご支援をいただいておりますが、達成にはまだまだ先が長い状況です。引き続きご支援のほどよろしくお願いします！