フィリピン・マニラ大洪水

本プロジェクトのご支援を広げるための活動もしていますが、同時にプロジェクトの内容もアセアンの応援してくださる先生方ともディスカッションしながら充実させているところです。
その関連で、先週、本プロジェクトページにも応援コメントを寄せてくださったフィリピン・デリマン大のSarmago教授先生とオンラインでの打ち合わせをしました。

その翌日のこと。朝いきなりメッセンジャーに、「We are having communications problems at the moment. We are heavily flooded in metro Manila. I myself in UP DILIMAN is right now flooded! My car is flooded.」というメッセージが。。。
雨季に加え台風の襲来で、マニラ市内が洪水に見舞われたようです。慌てて海外のニュースで様子を確認しました。しばらく後に、雨が止んで、大学の方も被害があまりなかった、とのメッセージが。

フィリピンは平らな土地が多く、また、森林開発による伐採がすすみ、陸地に水を貯める力が低くなってしまっているようです。それで今回の被害。

その一方で、水を貯める力が弱いことと、上下水道の整備が進んでおらず、安全な飲み水や農業用水の確保に困難をきたしているようです。

Sarmago先生とは、安全な飲み水の確保に向けて、我々のレーザー技術が何か役にたてないか？の相談をしていました。

本プロジェクトが実現したら、プログラムに参加する学生さんには、こういう社会課題があることも知っていただき、解決策を一緒に考えるフィールドワークにも参加してもらえるといいなと思っています。