
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 73人
- 募集終了日
- 2024年4月30日

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい

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- 総計
- 175人

境内の祈りを、100年先へ|桑名宗社 戦後初の大改修

#地域文化
- 現在
- 3,515,000円
- 支援者
- 155人
- 残り
- 1日

えん罪のない世界へ!IPJサポーター

#起業・スタートアップ
- 総計
- 73人

久賀島の歴史を後世に語り伝えたい・潜伏キリシタン資料館サポーター
#地域文化
- 総計
- 4人

小さなお寺の大切なたからものを一緒に守り、伝えていただけませんか

#地域文化
- 総計
- 126人

困窮する女性や女子を支援~1日33円からの人道支援サポーター募集!

#国際協力
- 総計
- 23人

焼津神社|日本武尊の御事蹟を称え、千六百年の歴史と文化を未来へ繋ぐ

#地域文化
- 現在
- 9,925,000円
- 支援者
- 161人
- 残り
- 10日
プロジェクト本文
目黒富士登山道についてこちらでも紹介しています!ぜひご覧ください>>
ページをご覧いただきありがとうございます。東京都目黒区に境内を構える上目黒氷川神社です。
上目黒氷川神社は、令和5年で御鎮座450年を迎えました。都市化のすすむ上目黒地域にあって、境内に豊かな自然を残し区民の憩いの場として多くの方に愛されています。
http://kamimeguro-hikawajinja.jp/

国道246号沿いの長い石段、そしてその隣には登山道が整備されています。これは境内にあり昨年ご遷座145年を迎えた浅間(せんげん)神社(富士山の神様を祀る神社)をお参りする際、富士山登拝を疑似体験していただけるようにと、昭和50年ごろ当時の氏子の方々が中心となり作られました。
- 目黒元富士のはじまり
江戸時代、富士山信仰が広まり、富士登山の疑似体験ができる「富士塚」が各地に作られましたが、なかでも目黒の目切坂に築かれた「目黒元富士」は歌川広重の浮世絵「名所江戸百景」にも描かれるなど、庶民に大きな人気を博しました。
この目黒元富士は文化9年(1812年)に地元の富士講により築かれ、別名「西富士」或いは「丸且山」(目黒の富士講は丸且講(まるかつこう)といいました)とも呼ばれました。その高さは12mほどで、つづら折りの登山道を登り切った山頂には浅間神社が祀られていたそうです。
なお「元富士」と呼ばれる所以は、目黒元富士が築かれた7年後の文政2年(1819年)、現在の中目黒二丁目にあった蝦夷地調査で知られる近藤重蔵邸内に築かれた富士塚を「新富士」と呼んだのに対して、こちらを「元富士」「西富士」と称したようです。
- 歌川広重の「名所江戸百景」について
この浮世絵「目黒元富士」は浮世絵師歌川広重の最晩年安政3年(1856年)から発表された傑作シリーズで、江戸の四季折々の風景を描いた「名所江戸百景」の一枚。このシリーズには、前年安政2年(1854年)に江戸を襲った安政の大地震からの復興祈念の意図も込められていたようです。
鳥瞰図的な視点、ズームアップなど大胆な構図が使われているのが特徴で、「目黒元富士」でも左右に遠景の富士山と近景の富士塚をそれぞれ配した大胆な構図に、富士塚の斜面に印象的な松の木を、そして麓に花見を楽しむひとびとを描いています。
- 時代の流れのなかで…
風光明媚な行楽地として江戸市民で賑わっていた目黒元富士ですが、明治11年(1878年)同地が岩倉具視の別邸となった際、神社が撤去されることとなりました。それを惜しんだ地域の方々の熱意で、祠や石碑が氏神である「上目黒氷川神社」の境内に浅間神社として移されました。その後同地が根津嘉一郎邸となり、昭和14年(1939年)に改築が行われると最終的には富士塚自体も壊されてしまいました。なお、目黒新富士も現存しません。
昭和50年頃には、当時の氏子の方々が中心となり、富士塚で富士山登拝を疑似体験できるよう境内傾斜地が整備されました。以降、毎年7月1日に浅間神社の例大祭が執り行われ、登山道を氏子が登り、消え行く富士塚の歴史を守り続けてきました。

- 次世代へ
令和5年の上目黒氷川神社の御鎮座450年に際して、あらためて登山道の整備を行いましたが、本プロジェクトでは登頂エリアに遥拝所を設け、目黒の「江戸名所」の記憶を次世代に伝えていきたいと考えております。
国道246沿いにある「目黒富士」とある鳥居をくぐると、高低差が約15mある登山道には実際の富士山登山を模して1合目から10合目までの標柱が設置されています。
都心には珍しく関東ローム層が露出している登山道ですが、昨年の整備で階段がつけられており登りやすくなっております。

登山道をのぼりきると、神社の神楽殿前の広場にでますが現在は何も設置されておりません。

境内には、神社の末社として目黒元富士から移築されてきた浅間神社の石造りの社殿と、元富士を信仰した富士講「丸且講」を記念する石碑があるのですが、富士山の方角を向いた遥拝所がない上、登山道との一体感がありません。

御鎮座450周年に向けてさまざまな境内整備を行ってまいりました。その一環として、今回の「富士山遥拝所」の設置を考えております。
都会の喧騒の中、都会には珍しい登山道を登ることで、富士山遥拝所に辿り着き、そして本来の富士塚の役割である「富士山の方角への遥拝」を行い、「自然への畏敬の念」をあらわす場となります。
< 目標金額 >
500万円
< 資金使途 >
上目黒氷川神社境内にある浅間神社・目黒富士参道にて、富士山の方角へ遥拝できる「富士山遥拝所」の設置・整備費用に充てさせていただきます。
本プロジェクト「もう一度目黒に富士を! 富士山遥拝所を造り「江戸名所」を復活したい」は、皆様のお力をいただき、かつて江戸のひとびとが富士塚に込めた想い、そして自然を「崇拝し」「畏敬の念を抱く」場を目黒に取り戻すことを願っております。
都会の生活者がついつい忘れがちになる自然への「畏怖の念」を、本年始の震災も受けて見直す機会となればとも祈念しております。
目黒の「名所」としての記憶と想いを次世代に伝えていくべく、皆様の想いを乗せたご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
今回のプロジェクトでは、ご支援のお返しとして特別な返礼品をご用意しております。その一部をご紹介いたします。
対象コース:10,000円〜
1. 出典:国立文化財機構所蔵統合検索システム(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/A-10569-7313?locale=ja)
2. 国立文化財機構所蔵統合検索システム(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/A-10569-7313?locale=ja)を加工して作成
3. 掲載しているデザインはイメージです。(箔押しのデザインとなります)実物とイメージが異なる場合がございます。
対象コース:80,000円〜
高橋工房様(http://shop.takahashi-kobo.com/?pid=124892956)
浮世絵復刻版「歌川広重 名所江戸百景」より目黒元富士(※縦34cm×横22cm)
対象コース:100,000円〜

田中 芳明(たなか よしあき):上目黒氷川神社 宮司
皆様初めまして、上目黒氷川神社宮司の田中芳明です。当社の地域は全国的にも都心部にあり、街も目まぐるしい変化を続けています。そのなかで人と人との「温かな繋がり」と、先人から受け継いだ日本の伝統文化を「次世代へ継承すること」を大切に日々神明奉仕に励んでおります。富士山遥拝所を新たに作ることでまた一つ皆さまと日本の大切な伝統文化の継承が出来ることと思っております。どうか皆様のお力添えを心よりお願い申し
上げます。
井手 俊太(いで しゅんた):上目黒氷川神社 氏子
皆様初めまして。私は中年の真っ只中から登山にハマり、自然の美しさ、厳しさ、そして人の心を動かす不思議な力を、山に登るたびに感じております。このプロジェクトで目黒が誇る名所江戸百景「目黒元富士」を復活させて未来に継承して、都会に住むわれわれが日頃忘れがちな自然への畏敬の念を思い起こさせる場を造りたいと考えております。皆様のお力添えをくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
ささきゆたか(株式会社ファンタグラフス)
大江戸のお富士さん(東京都神社庁教学委員会 富士信仰研究部会 発行)という書籍の制作に携わったご縁で、このプロジェクトに参加させていただきました。「その昔、目黒にも富士があった」。その言葉にワクワク感を覚えていただきながら、目黒で生まれた富士塚を、みなさん一緒に未来へ繋いでいきましょう!ご協力よろしくお願いいたします。
※ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 井手俊太(宗教法人氷川神社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年10月14日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
上目黒氷川神社が、境内にある浅間神社・目黒富士参道にて、富士山を遥拝できるよう整備するための資金を集める
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プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料
【体験で支援】大祭ご案内
■目黒富士浅間神社山開き大祭案内・参列ができる権利
※実施日程:2024年7月1日予定
※交通費等は別途支援者様のご負担となります。
※時間・場所等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。
■お礼メール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
10,000円+システム利用料

【モノで支援】限定御朱印
■支援者限定御朱印
※掲載しているデザインはイメージです。(箔押しのデザインとなります)実物とイメージが異なる場合がございます。
■目黒富士浅間神社山開き大祭案内
※実施日程:2024年7月1日予定
※交通費等は別途支援者様のご負担となります。
※時間・場所等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。
■お礼メール
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
5,000円+システム利用料
【体験で支援】大祭ご案内
■目黒富士浅間神社山開き大祭案内・参列ができる権利
※実施日程:2024年7月1日予定
※交通費等は別途支援者様のご負担となります。
※時間・場所等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。
■お礼メール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
10,000円+システム利用料

【モノで支援】限定御朱印
■支援者限定御朱印
※掲載しているデザインはイメージです。(箔押しのデザインとなります)実物とイメージが異なる場合がございます。
■目黒富士浅間神社山開き大祭案内
※実施日程:2024年7月1日予定
※交通費等は別途支援者様のご負担となります。
※時間・場所等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。
■お礼メール
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月