プロジェクト概要

さまざまなバックグラウンドを持った方が集い、それぞれがやりたいことを実現できる、優しいコミュニティカフェ「ミナパチセ」を存続させたい!!

 

はじめまして、北海道白老町で「ミナパチセ」というコミュニティカフェを運営する田村直美です。私は、アイヌの血を引いているだけでいじめられたり、がんで生きるか死ぬかの経験をしたことがあります。一方で、18歳の時に学んだ手話を通じて、障がいを持った方々と交流する機会があったり、発達障がいの娘が働きたくても働けないと苦しんでいる姿を一番近くでみてきました。置かれた境遇に苦しみながらも、必死に何かをしようと強く生きている人たちがずっと近くにいました。

 

そんなさまざまな経験から、どうしても実現したいと思ったのが、「やりたいことを叶えられる場所」そして「やりたいことを通じて人と人が繋がれる場所」をつくることです。その実現に向けてコミュニティカフェ「ミナパチセ」を2017年5月にオープンさせました。

 

お客さんも少しずつ増え、イベントなどで利用してくれる人も増えてきたため、もう少しで運営も軌道に乗るかというところまできました。しかし、オープン費用とこれまでの運営費で、貯えもついに底を尽きてしましました。支えてくれる大事な仲間も増え、先が明るくなってきたこの状態で諦めるのは悔しすぎます。どうか皆さま、私を、私たちの場所「ミナパチセ」を支えていただけないでしょうか。

 

ミナパチセにきていただいた方と一緒に

 

いじめ、DVで離婚、がん。
辛かった経験があるからこそ、人にやさしくなれる。


今回、どうしても存続させたい「ミナパチセ」というお店の紹介の前に、私のこれまでのお話をさせていただく時間をください。

 

私は、小さい頃「アイヌの血を引いている」というだけでいじめにあいました。自分はもちろん、親や家族すべてを否定されているようで、ただただ悲しかったことを覚えています。そしていつしか、アイヌであることを隠し、自分を表現するのが苦手になっていました。

 

そして、12年の時が経ち、25歳の時に結婚。幸せなことに3人もの子どもに恵まれました。しかし、ボタンの掛け違いからか、夫からの激しいDVにあい、長女が6歳、一番下の子が2歳の時に、逃げるように離婚を決意しました。しかし、子どもは何も悪くない。そして昔を思い出しました。決して親が悪いわけではないのに、すべてを否定された気持ちになってしまったことを。貧しい生活や片親という環境で、自分を否定してしまうような思いを子どもたちにさせてはいけないと必死に働き続けました。そして正社員になれた矢先、胃がんの告知を受けました。

 

「こんなに必死に頑張ってきたのに、まだ試練は続くのか」

 

ガンの告知を一人で受けた時に一瞬頭の中が真っ白になり、そして最初に浮かんだのは3人の子どもたちの笑顔でした。子どもたちを置いて死ねない、「生きるんだ!」と手術を決意しました。子どもたちがわたしに生きる力をくれました。わたしの命の一部だったのです。

 

子どもたちとドライブにいった時の写真です

 

子どもは私の命ほど大事な存在だけど
立ち止まって気づいた「自分の人生」でもあるということ。

 

手術とつらい抗がん剤の治療。子どもたちにもずいぶん迷惑をかけました。無事、がんも治療が済み、退院した時に、ふと自分の人生を振り返りました。離婚から9年が経ち、子どもたちは高校1年生、中学1年生、小学5年生になっていました。

 

これまで子どもたちのために必死に走ってきたけど、今回がんになって立ち止まり、振り返ることができたのは「自分の人生も大切にしなさい、自分のやりたいことをやってもいいんだよ」と言われた気になりました。

 

そんな時に思い浮かんだのが、子どもが自立した後にでもやりたいなと思っていた「小さな喫茶店」でした。それと一緒に思い浮かんだのが、抗がん剤治療中に唯一食べることができた野菜、そして食べることの素晴らしさです。

 

カフェを開くために勉強を始め、地域の起業セミナーに参加したところ「コミュニティカフェ」というものに出会い、すべてが一本道でつながった気がしました。

 

さまざまなカフェに訪れて研究しました

 

マイノリティ、社会的弱者、傷を抱える方。
色々な立場や経験があっても、
叶えたいことに向かって表現できる場所が欲しい


長く生きていれば、いえ、それほど長く生きていなくても、自分のチカラではどうにもできないことが多くあるんだと思います。しかし、それとは別に、どんな人でも、あれをやりたい、これをやりたいという想いがあるのではないか、というのが、私が人生で学んだことです。

 

そのすべてを受け入れることができる場所。そして、そこにいる人たちが支え合い、尊重できる場所。そんな優しさであふれた場所があってもいいんじゃないかと思って、5年の準備期間を経て、2017年5月に「ミナパチセ」を開きました。

 

5月に「ミナパチセ」を開いてから、半年と少しですが、徐々にお客さんや遊びに来てくれる人が増えてきました。はじめは、私が18歳からしている手話の活動があってか、耳の聞こえない方がSNSなどからわざわざ来てくれたり、車椅子の方、ご高齢の方が増えてきました。また役場の方が食事会に使ってくれたり、白老に住むアイヌ刺繍の作家さんやプリザーブドフラワー作家さんが遊びにきて、いまでは作品をもってマルシェを開いてくれたりと少しずつ広がりを見せています。

 

木のにおいが溢れる店内

 

<現在開催中・開催予定のイベント>
「ミナパチセ」では、こんなことやりたい!知ってほしい!という想いをもった方々発信でさまざまなイベントを実施しています。例えば……


▶てんかんってなあに?当事者お話会
知ることから始める支え合いがあります。こんな時はどうしたらいいの?何をしてほしいの?当事者の方から、まずは知ってほしい!と相談があり始まりました
▶まるまる育児
ママと赤ちゃんが笑顔になる育児法。白老在住の助産師さんがこれまで学んだこと、身に付けたことをママたちに伝授します。
▶笑って脳トレ
高齢の方々に元気になってほしいと始めたイベントです。脳トレで笑顔を!笑顔で元気を!という想いで開催しています。
▶北海道島牧出身 中田雅史投げ銭ライブ

中田雅史さんがギターを奏でるアコースティックライブ。ミナパの夜の雰囲気に中田さんの歌声が響き渡り癒しと笑顔の空間に。聞きに来てくださったお客さまとは来月開催の占いイベントを一緒にやることになり、中田さんの次回はミナパ1周年「ミナパでマルシェ・夕陽ライブ」に決定しました!

 

このように、とにかくジャンルを問わず、お客さんがお客さんを巻き込んでうれしいことに話がどんどん大きくなっています。そしては私はというと、このようなイベントで手話通訳をしています。興味があってもなかなか参加できない人もたくさん巻き込んで、みんながどんどん幸せになればと願っています。



<カフェとしてのこだわり>


▶食事
野菜は基本的に知りあい農家さんから直接仕入れ、お米も玄米を仕入れて五分精米を使用。発酵食品(塩こうじ、手作り味噌など)も自慢です
▶飲み物
フェアトレードの無農薬珈琲、紅茶、自家製のビネガードリンク各種。
▶施設
バリアフリーを実現するためのスロープや車いす対応トイレ、手話は私ができるので、多くの方にご利用いただけます


 

とにかく、私の想い「どんな人でも使える場所」「心と体に良い場所」「やりたいことが実現できる場所」「人と人がつながる場所」を目指して、頑張っています。

 

トマト鍋会をやったりもしました

 

みんなでつくり上げる「ミナパチセ」。
もう少し、背中を押してください。


私の想いをぎゅっと詰め込んでスタートしたこの場所が、今では少しずつ、いろんな人の想いがカタチになる場所になってきました。

 

「とても落ち着くからつい長居してしまう」「ミナパにいって店主の笑顔が見たい、話したい」とうれしい言葉をかけてくれる人もいます。

 

「私の駆け込み寺のような存在!なくなったら困る」「食欲がなかったのに、ミナパにいったら急にお腹が空いた」「恥ずかしくて言えなかったけど、ミナパではみんな聞いてくれるからつい話しちゃう」なんて、私がここで実現したかったことに近づいていると感じられることを言ってくれる人もいます。

 

でも、本当に恥ずかしいことですが、オープンにかかった費用、そしてこれまでの期間運営してきた費用で、ついに頑張って貯めた資金も底をついてしまいました。お客さんもだんだん増えてきて、イベントをしてくれる人も増えてきたいま、絶対に諦めたくありません。あと一息で自己運営の軌道に乗りそうなところまできています。どうか皆さま、もっともっと多くの方の居場所、集う場所、やりたいことを叶える場所の実現に向けて、応援よろしくおねがいします。

 

皆さま応援よろしくお願いします

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇皆さまからいただいたご支援金は「ミナパチセ」の5月~10月の運営資金およびイベント開催資金に充てさせていただきます。皆さまからの大事なお金でしっかりと軌道にのせ、自走できるようなお店にしていきますので、よろしくお願いします。

 


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