子どもの成長に合わせた、遊び場を！児童養護施設「森の風学園」

森の風学園　熊田富美子です。

今年の冬は温かく、ここ児童養護施設森の風学園も雪かきをしたのは1回のみでした。雪が降ると、子どもたちはわくわくし、必ず家から出てきて雪遊びを始めます！

そして、すごいなぁっ！と感動するのは、中高生の男子は、なんだかんだ言いながらも朝早く（5時前）起きて、道路の雪かきを手伝ってくれるのです！昨年は、やりすぎのいたずらをして、しこたまお叱りを受けた子どももいましたが・・・そんな姿を今年は見ることもなく、冬が終わりました。

でも、特別な日ばかりではなく普段でも、黙々と灯油缶や重い荷物を率先して運んでくれる姿に感動してしまいます！

そのような子どもの姿に一躍買っているのが、職員の只野さんです。

只野さんは、現在65歳？６０ｋｍ以上離れている福島市から通っています。

彼は、アウトドアの活動家で、小学校の授業でカエルや蛇を見せながら自然観察などのレクチャーもします。

握力70ｋｇあり、只野さんにはかなわないと男子たちは言います！それもそのはず、通勤途中、近くの蓬田岳（標高952ｍ）を2回散歩（登って）して来たと、にこやかに言います。

只野さんに、数学などの勉強を習うと理解ができるそうです。（力が強いばかりではないのです！）

只野さんは、森の風学園の森の中に倒れていた木を集め、学園内を整備してくれます。チェンソーで丸太を角材にして、階段をつくり土手を止めるなど黙々と仕事をするのです。

そのような姿を、子どもたちはわき目で見ながら遊んでいると・・・・只野さんの手伝いをしたい！という子どもが出てきます。それから職業指導的に只野さんに仕事を教えてもらっている高校生Fに対して「F先輩はすごい。尊敬する。」と、そんなことも言いそうもない後輩が本気で褒めていたのですが、いつしかその高校生も、灯油缶を黙々と運び始めたのです。（女の子にかっこよく見せたいと別目標もありますが）

この度の、クラウドファンディングでご支援いただきました寄付金でつくるグランド整備は、只野さん中心に子どもたちと作業をしてく予定です。

グランド整備をした後に、雨の日でも遊べるようにビニールハウスをつくってあげたいと思い、セカンドゴールを掲げました。

どうか皆様、ビニールハウスの設置の為のご寄付を呼び掛けをしてください！もう一度応援をお願いいたします！

森の風学園のクラウドファンディングを拡散していただけましたら、大変ありがたいです！

どうぞよろしくお願いいたします。