みなさんこんにちは。ミャンマー事務所の中原亜紀です。

 

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夜間小学校の授業に行きたい。
先生も、友達も待っている。
それでも、仕事が時間通りに終わらなくて
夜間小学校の授業にさえ間に合わないことがある。

 

 

 

 

14歳の彼女は大人びた表情で、仕事から解放されないことを恨むこともなく、
ただ家族のために水を汲み、手押し車で重いタンクを引きます。
サンダルすら買えないのか、裸足の足元で。

 

 

数日間、彼女は夜間小学校の授業に現れませんでした。
一体どうしたんだろう? 先生とシャンティのスタッフとともに
彼女の家を訪問すると、
仕事が終えらなかったために、授業へ間に合わなかったとのことでした。
 

 

水運び用の手押し車を自宅前で待っている間、
15分ほどの仕事の空き時間がありました。
その間、シャンティのコウースタッフが彼女に、ミャンマー語のアルファベットの読み方を教え始めました。

みるみる、彼女の表情が明るくなっていく。

 

「私、文字が読める。わたしはできる、分かる、たのしいーー」

 

この素朴な感情を彼女が思い出すのに、それほど時間はかかりませんでした。

 

 

 

 

周囲がきちんとフォローをすれば、
子どもは伸びていきます。
それはどの国の子どもでも同じこと。

 

 

帰り道、夜間小学校の先生が言いました。
「いつでもいい。朝早くでも、夜遅くでも、
 仕事で授業へ来れなかった日は、
 先生の家においで。
 授業に遅れた分の勉強をみてあげるから。」

 

 

うん、と彼女は大きく笑顔でうなづきました。

 

 

自分は見捨てられていないと感じることが、
子どもにとってはきっと大きなやる気に繋がります。
彼女の成長を、先生やスタッフ、村の人とともに見守っています。

 

 

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