プロジェクト概要

ミャンマーで、日中は働く子どもたちに最高の環境で学んでもらうため、夜間学校の運営資金が必要です。

 
はじめまして、中原亜紀と申します。私は(公益)シャンティ国際ボランティア会のミャンマー事務所所長として、ミャンマーのパゴー地域タヤワディ県で、日中学校に行けない子どもたちが通う夜間学校の運営をサポートしています。
 
日中働く子どもたちは、普通の小学校に通うことができません。しかし、夜間学校に通うことで「勉強したい」と願う子どもたちに教育の機会を提供することができます。夜間学校の先生方の協力もあって、学校に子どもたちが集まってくるようになりました。しかし、子どもたちの教材費や先生方に支払うお給料など、夜間学校の運営費が足りていないのが現状です。
 
日中学校に通えない子どもたちがやっとつかんだ勉強のチャンスをなくしたくない。勉強したい子どもたちの声と将来の夢を叶えるために、子どもたちのための学習環境を整えたい。どうか皆さまのお力をお貸し頂けないでしょうか。
 

 

 

■夜間学校の厳しい運営状況

 

夜間学校は、小学校を修了できなかった10歳から14歳の子どもたちが対象です。小学校課程を2年間で学ぶ短期学校となっています。修了試験に合格すれば小学校の修了資格がもらえます。そして中学校に進むことができるのです。

 

日中に家族を支えるために働かなくてはいけない子どもたちですが、夜間であれば学校に通い、再び学ぶ機会が得られます。

 

(カメラを向けてもこちらを見ることなく、一心に勉強する女の子)

 

しかし政府の補助はなく、学校だけの力では全ての活動資金を集めることができません。活動費がまかなえないと、生徒たちを教えるための教材や文具を揃えることができない他、そこで教える先生たちのお給料を払うことができません。みんなの思いはあっても、続けていくことができないのが現状です。

 

先生たちのお給料や、より良い指導方法を身に付けるための研修の実施、ノートや鉛筆などの教材を揃える資金の目処がつかず、夜間学校の運営は大変厳しい状況となっています。

 

(教室の様子です)

 

 

■日中は働くミャンマーの子どもたち

 

私がミャンマーでよく見かけるのは働く子どもたちの姿です。村の入り口にはゴミ捨て場があり、毎日早朝から夕暮れまで、休みなくゴミの中から現金に換金するプラスチックや瓶類を拾い集めています。お金になるゴミを探しながら毎日転々と場所を変えていきます。


ゴミを拾い集めて暮らしている、ある子どもから話を聞きました。父親が他の女性と結婚して家を出てしまったため、母親は食堂で朝8時〜夜8時まで12時間も働いているそうです。子どもたちは家計を助けるために働かざるを得ず、2年前に彼は小学校3年生で中退、姉は4年生で中退したそうです。


やっとこの近隣地域でも夜間小学校プログラムが開催され、ゴミ拾いをする子どもたちへも教育の機会が提供されました。しかし、まだまだ課題は残ります。

 

(劣悪な環境の中で、ゴミを拾うことで生きている子どもたちがいます)


村の入り口にあるゴミ捨て場。ここで1日中子どもたちがゴミを拾っています。ゴミ集めをしている子どもたちは町から町へと頻繁に移動しているため、夜間学校のプログラムに参加し続けることが難しい状況です。夜間小学校に入学しても、途中で通うことを諦めざるを得なくなってしまう子どもたちがいます。

 

子どもたちを取り巻く環境は依然として厳しい状態が続いています。いまだ多くの子どもたちが貧困のために働かなくてはなりません。小学校を卒業できる子どもの数は、始めから入学していない子どもも含めると50%にとどまります。

 

(空いた時間は弟や妹の世話をする子どもたち)

 

学校に通った経験がなかったり、中途退学した子どもたちとその保護者を集めて説明会を行いました。一体どんなことを勉強できるのか、学ぶというが自分の将来の道を見つけるためにとても大切なんだということを、丁寧に説明しました。

 

その甲斐もあって、勉強したい子どもたちが夜間学校に集まってきました。また、それを見守る家族も一緒に学校に来ています。

 

これからも先生たちと協力して全力でサポートを行っていくためにも、その先生たちに支払う給料や、夜間学校に集まってきてくれた子どもたちのための学習教材が必要です。

 

(村の様子)

 

 

■夜間学校で学ぶことの重要性

 

小学校を卒業しないまま成長した若者は、読み書きや計算の能力が不足しています。保健や衛生、自分を守るための知識も得られません。就職の機会も限られることから社会的に不利な立場におかれてしまいます。

 

このプロジェクトでは、ミャンマーの夜間小学校の運営を全面的にサポートします。参加型、児童中心、暗記よりも課題解決、応用、創造性を重視して先生たちの研修も行っていきます。子どもたちが学校へ通い、文字を覚え計算をして、知識と知恵を習得していきます。

 

先生が黒板に書いた文字を一心不乱にノートに書き取るまなざし、与えられた機会を充分に生かそうとしている子どもたちの学びの場創りを応援してください!皆様の温かいご支援が、ミャンマーの子どもたちに未来を切り開く力と希望を与えます!

 

(学校に戻りたい・・・姉妹はそう答えました) 

 

(夜間学校の子どもたちのために私も全力を尽くします!)

 

(夜間学校の子どもたち。視線の先に未来を見てもらいたいと願っています)

 

 

■プロジェクト情報

 

【協力機関】
ミャンマー識字リソースセンター

 

【受益者】
ミャンマー国タヤワディ県ジョービンガウ郡の下記3ヶ村
①テ・トゥイン村 ②ラッパンピンスー村 ③ジョービンター村

 

対象年齢:10~14歳 合計74人

 

・労働等の理由により、小学校へ通ったことのない子ども
・小学校を修了することのできなかった子ども
・貧困、病気、障害等の理由で小学校入学を諦めざるを得なかった子ども

・入学可能年齢を超えてしまった子ども

 

【夜間小学校プログラムについて】
カリキュラムはユニセフ、UNDP、ユネスコの技術支援により開発されています。5年かかる初等教育課程を2年間で終える短期集中型学習プログラムで、修了試験に合格すればミャンマー国教育省が認定した小学校卒業と同等資格が得られます。日中働かざるを得ない子どもたちにとって、夜間小学校は自身の可能性を広げることができる待望の機会です。

 

【予算】
80万円
上記3ヶ村の夜間小学校運営費約1年間分(2015年6月~2016年3月まで)
運営費は、教師への授業料、ワークショップ費、生徒たちへの教科書代などに使われます。
※ミャンマー国の学校暦は6月から始まります
 

 

■引換券

ご協力をいただいた皆様に、ミャンマーより感謝の気持ちをこめて送ります。

 

◎3,000円 
子どもからの手紙

 

(ジョービンター夜間学校の子どもたち)

 

◎10,000円
3,000円の引換券に加え
・1人の子どもに鉛筆1本、ノート1冊をプレゼントできる券

 

 

◎30,000円
10,000円の引換券に加え

・ロンジー(ミャンマーの伝統的な布)しおりをプレゼント

(ミャンマーの布で作った筆箱)

 

◎100,000円
30,000円の引換券に加え
・1教室の子どもたち全員に、学校が終わった後におやつを配れる券

・シャンティ国際ボランティア会のFacebookでお名前をご紹介

(おやつの例。ミャンマーの麺モヒンガー)

 

みなさまの温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします!


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