12/9のクランクアップの直後、越川監督と話したときに「島の表情が撮れた」とおっしゃってた言葉がとても印象的でした。

 

僕はもともと東京で生まれ育ち、小学生から大学生まで過ごした町には、たしかに町を印象づける人との出会いや、大切な居場所と居心地の良さがあり、それこそが町の表情だったのかもしれません。

 

社会に出てから事情があり住み慣れた町を離れることになりました。

1人で暮らしてみると、生まれ育った地域で触れていた大切なものが、いつの間にか無くなっていることに気づき、大切なものを失ってしまったような気持ちになりました。そして、住み慣れた町に久々に戻っても、その失ってしまったものが何か分からなくなってしまいました。

 

町の表情が見えないことは時代のせいかもしれない、そんなことを考えていた時に、地域に密着した映画製作の担当者を長島町が募集していたので、すぐに手を挙げ、移住しました。

 

移住してみると、長島町の表情がとてもくっきり見えてきました。

 

僕が唯一対比できる、生まれ育った町の表情と近からず遠からずな表情があるように思えて、心地よさを感じました。

そして同時に、人が生きていく上で町の表情が見えることは、切り離せないとても大切なことではないか、と。

 

「夕陽のあと」では、きっと誰にとっても大切な町の表情に触れてもらうことができることと思います。是非、応援よろしくお願いいたします。

 

文責:小楠

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