那覇発！様々な違いを超えて市民が創るミュージカルの想いを全国へ！

 

 

こんにちは！　共同運営者の本永愛です。引き続き、皆さんにクラウドファンディングのお願いをするにあたり、この取り組みが今後、社会にとってどれだけ⼤切な価値があるかについて、私たちの思いを伝えさせてください。

 

 

このミュージカルは、実はエンターテイメントとしての取り組みの礎に、今、⽇本全体が直⾯する⼈⼝減少や経済停滞の問題を⽀えるため推進される「市⺠のソーシャルキャピタル（社会関係資本）」を育てる、向上させる、という⼤切なコンセプトを含んでいます。

 

屋宜さんが２０数年をかけて構築していた地域のにぎわいづくりやエンターテイメント事業は、今まさに社会に必要なソーシャルキャピタルとつながり、社会全体の活⼒の向上を牽引する実践者、成功者としてそのセンスや実⼒が社会に求められていることを実感しています。 

 

そうした⼤切なテーマを含み、演者のみなさんが⾃ら出した社会課題のキーワードを紡いでできたのがミュージカルの脚本となり、それが軸となりました。 

脚本には、地域の⼝伝や⽅⾔、歴史⽂化を⼤切にする⼼や、⾼齢者も障がい者も、⼦どもたちも、⽼若男⼥分け隔てなくかかわり合いまちをつくることの重要性や、⼥性の結婚、出産、子育てと言った働き方、LGBTQ の多様性への理解など、難しいテーマを繊細に織り成しながら、笑いや感動へと観る者をいざなう内容が込められています。 

 

劇団 Theater TEN Company の⽥原さん、ブロードウェイアクターの⾼良結香さん、作詞作曲家の中村亮さん、ダンサーの新城由紀恵さんらプロの指導者によるインキュベーションスキルも相まって、たった１年の稽古で、途中コロナによる延期や変更も多々ありながら、市⺠のみなさんも休⽇、アフターを使ってその指導についていき、⾃分の表現をつかむため努⼒を重ねていきました。 

そうした相乗効果や地道な努⼒や情熱という、重層的なレイヤーが重なりあって、多くの観客の⼼をつかむことができたのだと思います。そして多くの⼈が得たこの感動が、いずれ多様に広がり、社会の中で何かしらの活⼒に変わることに期待が寄せられています。 

 

そして、私たちはこのミュージカルにおける表現活動が、出演者となる市⺠のみなさんの⼼を動かし、鑑賞者の⼼を動かし、地域活性化に向けての触発的な効果につながる⼿応えを得て、そのプロセスや感動の効果をまとめていくことの⼤切さを痛感しています。これからの那覇、沖縄、引いては全国の地域を盛り上げるひとつの起爆剤となるように。