【活動報告】皆さまの温かいご支援をありがとうございました。
この度は、私たち日本国際民間協力会(NICCO)による「ウクライナの人々に明るい未来を届けるため、寄り添い続けます」のプロジェクトにご支援いただき、誠にありがとうございました。2025年8月24日をもちまして、当クラウドファンディングは終了いたしました。
【結果と支援活動について】
皆様のご支援のおかげで、計201,000円を集めることができました。いただいたご寄付は、戦闘下にあるウクライナ南部のオデーサ州イズマイール市に所在するサフィアニ中央病院に、医療用物資を供与するための活動費と運営費として活用させていただきます。たくさんのご支援、本当にありがとうございました。
今年の6月末までに、サフィアニ中央病院への計6回の輸送を完了し、医療用物資(ベッド、マットレス、病室用エアコン、病室用洗濯機など)を届けました。これにより、延べ約56,000人(ひと月当たり患者数約7,000人×8か月)の患者の医療サービスが改善されることが期待されます。
病院の運営母体であるサフィアニ地方自治体からは「今回はご支援いただき、誠にありがとうございます。ウクライナにとって、困難で厳しい時期にこのような支援をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも更に互いの理解を深めながら、共に歩んでいただければありがたく思います。」という感謝状をいただきました。

▲倉庫での物資積み込み

▲病院に設置されたベッドで医師の治療を受ける患者

▲物資積み込み完了後の作業員と当会スタッフ
【収支報告】
皆様からご寄付いただきました201,000円の支援金は、当クラウドファンディングにかかる費用を差し引いた170,046円すべての金額を、上記活動費および運営費に使用させていただきます。詳細は以下のとおりです。
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収入 |
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READYFOR 支援総額 |
201,000円 |
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収入計 |
201,000円 |
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支出 |
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サフィアニ中央病院に医療用物資を届けるプロジェクトの活動費と運営費 |
170,046円 |
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READYFOR手数料 |
30,954円 |
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支出計 |
201,000円 |
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収支差 |
0円 |
【さいごに】
私たちNICCOは、2022年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始直後、2022年10月からウクライナへの人道支援活動を開始しました。これまでに、食料・生活必需品・発電機・現金・医療用物資などを供与する事業を計6度実施してきました。
皆様から頂いた温かい応援のおかげで、今回、イズマイール市のサフィアニ中央病院に医療用物資を届けることができました。届けられた最新の医療用物資によって、医療サービスの改善および受入患者数の増加が期待できます。
軍事侵攻開始から3年以上が経過した今も、収束の目途は立っていません。戦闘の長期化によって、水・電気・ガス・物流・港湾など市民生活にも産業にも欠かせないインフラへの被害が深刻になっています。その影響を受けて、病院などの医療機関も十分な医療サービスの提供が難しくなっています。さらに、戦闘に駆り出され家族を失った人々、家族を失ったために生計が立てられなくなった人々も多くいます。ウクライナの人々の生活は、ますます疲弊し、困窮しています。
こうした状況を受け、NICCOは引き続きウクライナの方々に寄り添い、明るい未来を届けるために、活動を行っています。また、これからも、NICCOは皆様の温かいご支援とご関心を賜り、「駆けつける。そばにいる。」の心で、国内外の被災地への支援活動に努めてまいります。改めまして、今回ご支援いただいた皆様に心から厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。


















