大阪でクリエイターが思いっきり発表できる二次元フェスをしたい

みなさまfloating orchestra records.（フローティングオーケストラ）の
白起かすみです。

あたたかいご支援と応援いつもありがとうございます、
ほんとうに心から感謝しています。




<font color="#dc143c" size="+2">「二次元フェスティバル」の何？ 【その2】これまでの道のり</font>

今日は白起かすみのこれまでの経緯を少しお話ししようと思います。

26歳から12年間大阪でチンドン屋として日本全国、海外と日本舞踊やサックスの演奏し活躍していました。
お客様の喜ぶ顔が見たくて、毎日楽器を演奏し笑顔で舞台に、路上に立ち芸を磨いてきた12年間でしたが、節目があって辞めることになったのです。

辞めた後は、すぐに結婚し転居、妊娠と全てが重なり、知らない土地で知り合いもいなく、その上、酷いつわりが続いた為にほとんど寝たきりの状態になってしまいました。

まるで生活が一変しました。
今まで人前に立って全国を飛び回っていたのが一日家に閉じこもり夫以外の誰にも会わない日が続いたのでした。もちろん楽器を吹ける状態では無くて１年ほどまったく練習ができません。
これは精神的に大きなストレスとなり、この後も私に大きくのしかかるのでした。

出産後は、24時間精神的に休まる暇も無く育児と家事をし、体調は戻ったものの練習する時間はなく、外出もままならず積り積ったストレスは捌け口が無くなり "産後クライシス""産後うつ"へと変化していったのでした。

あれから6年経ち、夫も家事をする様になり子供も少しは手が離れる様になって
やっと自分を見つめなおす時間ができました。とにかく長い6年間でした。
夫には感謝しています。
　
でも、この6年間のストレスは悪い事ばかりではありませんでした。
その強烈なストレスから学んだことは、無条件で人を愛することと無条件での奉仕の喜びでした。

今想うのは、人はどうしたら幸せな気持ちになれるだろう、その為に自分ができる事は何だろう、ただそれだけなのです。
45年間生きてきてで恥ずかしながら初めて知った感覚でした。

そんな折に知り合った写真家、映像作家、映画製作関係者、などの多くのクリエイターの方が、本当は仕事に囚われない自分自身の作品を作りたいし発表したい！と思っているにもかかわらず、金銭的時間的理由で出来ない現状なのだと話を聞いて、ならば私が発表の場をつくろう！と思ったのでした。

企業コンペンション入選しなかったけれど素晴らしい作品や学生の卒業制作作品など募集し、この「二次元フェスティバル」企画が始まりました。

少ししんみりする話しになってしましましたが、

これからもこの道のりを進んでいきます。