3月1日夜8時。

ドキドキしながらその時を待ちました。

時間が来て、READYFORのサイトを開くと、ぅわぁぁっ!

出来たてほやほやの わたしのプロジェクトページが!

 

感激しながらしばらく眺めていたら、事務局から支援者第一号を知らせるメールが届きました。

えぇぇぇっ!もう?!

驚いてすぐに開いてみると、支援者第一号は、離れて住んでいる長男でした。

その瞬間、涙があふれました。

長男は、今回もまた最初の扉を開けてくれたんだ、と思えたからです。

 

「最初の扉」という わたしのエッセイがあります。

ちょっと長いのですが、読んでいただけますか?

 

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「最初の扉」

 

最初の扉を開くのは、いつも長男の英智でした。

それが一番目に生まれた彼の宿命?責任?役割?といえるのかもしれません。

 

初めての妊娠、初めてつわり、初めての陣痛、初めての出産、初めての授乳、初めての子育て… 初めての入園、初めての発表会、初めての運動会、初めての卒園、初めての入学、初めての授業参観、初めてのPTA役員、…

英智が最初の扉を開くとき、わたしの前にも初めての世界が広がります。

 

新米お母さんのわたしは、英智を通して、親としての経験を重ねていきました。

 

振り返れば、失敗も多かったです。

悪いことしちゃったなぁ、と思うことも正直あります。

でも、確信に近いくらいの強い思いで、わたしは今、こう考えています。

 

英智は、

初めて母親になったわたしと、初めて父親になった夫のもとに、

まだ若くて、子育てのノウハウも知らない、未熟で不慣れな新米両親のもとに生まれてきました。

でも、それにはきっと意味がある、と思うのです。

 

コウノトリは、いえ、神様は、そんな未熟な親が育てても大丈夫な子ども、いえ、むしろ、そんな未熟な親を支え助けるような子どもを、選びに選び、「最初の子ども」として我が家に送ってくださったような気がしてならないのです。

 

わたしの初めての子育ては、決して上手な子育てではありませんでした。

イライラしたし、怒ったし、要領も悪かったし、…でも、そんなわたしの腕の中で、信頼しきった顔で眠ってくれたのは英智です。

「おかあさん、だぁいすき!」と、怒られても怒られても、満面の笑みでわたしの胸に飛び込んで来てくれたのは英智です。

ジャージ姿のスッピンのわたしを、「おかあさんはせかいでいちばんきれい!」と、確信に満ちた目で見上げてくれたのは英智です。

なんの注文をつけることもなく、批判することもなく、未熟な母親のわたしを、いつも無条件で受け入れ愛してくれたのは英智です。

 

英智がわたしをお母さんにしてくれました。

英智がわたしを助け 母親としてのわたしを育ててくれました。

そのために神様は英智を我が家に送ってくださったのだ、と、わたしはそう信じています。

 

英智はその後も、初めての部活、初めての反抗期、初めての受験、初めての就職、初めての伝道、…と、我が家の初めての扉を開き続け、やがて、初めての結婚、という扉の前に立ちました。

愛する人を見つけ、新しい家族を作る。

旅立ちの時です。

 

2011年。11月。

結婚式を終え、福岡神殿の前に立つ幸せそうな二人を見た時は、感慨深いものがありました。

 

ありがとう、ひでくん。

これまで本当にありがとう。

わたしをお母さんにしてくれて本当に本当にありがとう。

 

お母さんの願いは一つだけ。

ただ、あなたの幸せです。

 

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こんな家族のエッセイの数々が本になり みなさんのもとに届くことを、心から願っています。

 

ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

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