猫おばさん

photo by  k氏

昨日、東京上野の図書館にいったのですが、桜も満開に近いとあって

人が溢れていました。

なので、人混みを避けて、帰りは鶯谷から帰ることに。

ふと路地をに入ると、ちょうど野良猫たちがご飯を待っているところでした。

すぐにどこからか猫おばさんが現れて、猫たちは無事ご飯をゲット。

よかったよかった、と帰途につきながらも、考えてしまいました。

私を含め猫おばさんは、保護団体が関わるような悲惨な状態の猫たちと

幸せな家猫たちの、隙間にいる、

一人なんとか生きている野良猫たちのお世話をしています。

私なんかは、はなたれな方で、ベテランの猫おばさんはかなりご高齢の方が多いです。

年金や自分のご飯代を削って、野良たちの餌代にしているような方ばかり。

パソコンなんか触ったことのないだろうお歳の、慈愛に満ちた猫おばさんに会うと、

金銭的に大丈夫かなあ、どうしたものかなあと、あれこれ勝手な想像をしてしまいます。

大きな声を上げられない猫も人も、幸せに生きることができる世の中であってほしいと、切に願います。