1頭1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ

 

 

 

 

 

 

■目次
1：ノーザンレイクの誕生秘話	2：ノーザンレイクが大切にしていること
3：馬たちと牧場の守り猫「メト」の紹介	4：馬の環境を第一に考えたい中直面している課題
5：ご支援で実現できること	6：これからの展望と、代表メッセージ
7：応援メッセージのご紹介	8：返礼品紹介（画像一覧あり）
9：ご留意事項

 

ノーザンレイクの誕生秘話

 

 

ご覧いただきありがとうございます。北海道新冠町の引退馬たちが暮らす牧場「ノーザンレイク」です。

 

牧場代表の川越靖幸は、かつてJRAの藤沢和雄厩舎で厩務員として秋古馬三冠（天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念）を達成したゼンノロブロイ、マイルチャンピオンシップ（GI）を制したゼンノエルシドなど多くの活躍馬を担当してきました。

 

その経験を土台に預託馬はじめ牧場所有馬のお世話をしております。中には30歳近い高齢馬もいますので、若い競走馬で培った経験プラスアルファが必要になり、馬の様子を観察しながら試行錯誤の毎日でもあります。

 

川越とともにノーザンレイクを運営する私（佐々木祥恵）は、時々ライター活動をしながら、事務やSNS更新、牧場作業をこなしています。

私たちがこのノーザンレイクを開場したきっかけは、「キリシマノホシ」という1頭の牝馬の存在でした。

 

 

最後に勤めた厩舎で担当した中の1頭、キリシマノホシ

 

川越は厩務員時代、前出の藤沢和雄厩舎含め4つの厩舎に勤務しました。最後に勤めた厩舎で担当した中の1頭が、九州生まれのキリシマノホシでした。

 

 

中央競馬では未勝利のまま3歳秋に川越の手を離れ、地方の園田競馬（兵庫県）に移籍して10歳まで188戦（うち13勝）を走り抜きました。他にも地方競馬に移籍した川越の担当馬はいましたが、キリシマほど長く現役を続けた馬はいなかったため、いつまで走るのだろうと気になって密かに成績をチェックしていました。

 

やがて成績は頭打ちとなりキリシマの競走馬として終わりが近づいてきたと感じました。血統が特別良いわけではない.、13勝と言っても地方競馬の下級クラスのレースばかり。これではブラッドスポーツと言われる競馬の世界で、血を遺していく繁殖牝馬になるのはほぼ不可能です。

 

たくさんの馬が乗馬という名目で競走馬登録を抹消されますが、実際に乗馬クラブなどで稼働できる馬も数が限られています。

 

キリシマノホシには生き残る未来がない、食肉の道をたどる可能性が高いはず...。

 

時々見返していた園田競馬のレースVTRの中で420キロ前後の小さな体で懸命に走るキリシマノホシの姿を思い浮かべ、「これだけ頑張っても引退後の命の保証がないかもしれない」と思うとやるせない気持ちになりました。2016年の11月頃のことでした。

 

 

厩務員を辞めて、馬から離れるも……

当時の川越は厩務員を辞めて別の仕事をしていました。なぜ長年勤めた職を辞したのか、その後何をしていたのかを少し説明させていただきます。

厩務員時代の川越は担当馬の体調を見極め、毎日馬体のシルエットを眺めては飼葉の内容を決め、レースに向けて理想の馬体になるよう調整し、心を込めて馬体の手入れなど馬の世話に努めていました。

 

川越は常々、｢人の手に勝るものはない｣と話しています。飼い葉作りや手入れなど馬のケアを行う｢人の手｣にはもちろん馬への愛情が込められています。その人の思いが馬に伝わり、レースでも頑張ってくれる。川越はそう感じているようでした。こうして、人の手が紡ぎ出す技術やぬくもりを大切にしながら仕事をしてきたわけですが、競馬の世界も時代が変わり、自分のような職人的なやり方はそぐわなくなったという気持ちが強くなり、退職しました。

退職してからは趣味の釣りを生かしてルアーなどの釣具を販売していました。もう2度と馬には関わらないと決めて競馬の世界を去った川越でしたが、私の知人が運営する乗馬クラブに一緒に訪ねた時に、知人にプロの馬の手入れを見せてほしいと頼まれ、久しぶりにブラシを手にしました。

 

鮮やかなブラシさばきののち、見違えるほど馬が美しくなったのを見た知人が、「せっかく素晴らしい技術があるのにもったいない。馬の手入れを教えたりすればいいのに！」。その言葉がきっかけとなり、川越は再び馬と関わるようになりました。

 

 

なんとか情報を辿り、畜産牧場からキリシマノホシを買い取る

 

いくつかの乗馬クラブを訪ね、個人で馬を所有したり引退馬支援をする人々に出会い、厩務員時代には知らなかった馬との関わり方があることを知ります。厩務員時代には、「手元にやってくる馬たちの世話で精一杯で、自分の手を離れたあとのことまで気にしたことはなかった」と、川越も振り返っていました。

そんな折、成績が頭打ちになったキリシマノホシについて私から川越に相談したところ、「10歳までたくさん走って頑張ってきたのだから、可能なら引き取ろう」という話になりました。

 

けれども馬1頭を養うには乗馬クラブなどの施設に預けなければならず、預託料も毎月かかるため、果たして養い続けられるか正直不安でした。ただキリシマノホシが行方知れずになってしまったら、ずっと後悔し続けることもわかっていました。

 

SNSで繫がった引退馬支援をしている方々や、取材で知り合った育成牧場の方々などが調査に協力してくださった結果、2016年12月16日のレースを最後に園田競馬場から畜産牧場に運ばれ、肥育場への移動待ちをしていることがわかりました。私たちは畜産牧場に連絡を取り、買い取りに応じるというお返事をいただきました。年末年始で馬の移動が止まっていたのも幸いしました。

 

買い取り額の50万円をかき集め、2017年1月16日に迎え入れました。乗馬クラブのクラブハウスで、今か今かとキリシマノホシの乗った馬運車の到着を待っていた時の胸の高鳴りを今でも忘れることができません。

 

 

預託しつつ、仕事の合間にお世話に行く日々

茨城県内の乗馬クラブに預託している時は、クラブの方に世話をまかせ、行ける時に手入れをしたり、引き馬をしたり、戯れたりしていました。

 

約半年後には乗馬クラブからほど近い育成牧場内でホースセラピー活動をしている団体に居候させてもらい、仕事の合間を縫ってほぼ毎日キリシマノホシの世話をしていました。ここではキリシマノホシと濃密な時間を過ごし、馬場で追いかけっこをして遊べるまでに信頼関係が深まりました。その様子は引退馬について取材したドキュメンタリー映画「今日もどこかで馬は生まれる」にも収められています。

 

茨城でのキリシマノホシとの日々は私たちにとって幸せでしたが、その一方でいつまでも自分たちは若くはないし、いつまでも一緒に遊んであげることはできない。キリシマノホシに馬の友達を作ってあげて、広い大地を一緒に走り回らせてあげたいという気持ちが大きくなっていきました。

 

 

生まれ故郷で空き牧場を借り受け、キリシマノホシと共にお引越し

その夢が形になったのは2020年7月15日。

川越の生まれ故郷・北海道新冠町の空き牧場を借り受け、茨城からキリシマノホシとともに引っ越してきました。（途中隣町の牧場で友達第1号のアシゲチャンを馬運車に乗せ、牧場には2頭が降り立ちました）

 

 

借りた牧場は5年以上空いていたため、草が伸びてまるでジャングル。整備は草刈りから始まりました。放牧地の牧柵はあちこち壊れていてすぐには放牧できず、2頭にはしばらくは小さなパドックで我慢してもらいました。

 

扇風機や草刈り機の燃料、さしあたっての飼料など次から次へと出費が嵩んでいきます。資金はさほど潤沢ではなく、私のライター活動の原稿料もつぎ込み、まさに無我夢中でのスタートでした。

 

ノーザンレイクが大切にしていること

 

 

 

現在ノーザンレイクには「キリシマノホシ」と、競走馬時代に重賞の日経賞を勝ち、ユニークな馬名で人気のあった「ネコパンチ」の2頭の自己所有馬。そして、メイショウドトウ（認定NPO法人引退馬協会所有）、タッチノネガイ、アシゲチャン（2頭はネガイちゃん・アシゲチャン引退繁殖牝馬の会所有）の預託馬3頭。

 

合計5頭の馬と、牧場の看板猫「メト」に、家の中には「チビ」と「福豆（ふくちゃん）」の3匹の猫が暮らしています。

預託馬が多い方が経営面では良いのかもしれません。当初川越も、全部で10頭の繋養を目標にしていました。

 

しかし厩舎は老朽化して雨漏りが酷く、使えない馬房があるので物理的に10頭は難しいのと、20歳以上の高齢馬を実際に受け入れてみて、心身の健康管理にいかに神経を遣い手をかけなければならないかを経験した結果、自分の年齢・体力・力量を考えると多頭数を受け入れてしまっては飼養管理がしきれない、という結論に達しました。

 

そのかわりグッズ販売など預託料以外の収入源を求め、僅かですが収入が増えてきました。これからも預託料以外の収入を模索しながら、1頭1頭の変化を見逃さず馬たちが健康に気持ちよく過ごせるようにケアをしていきます。

 

馬たちと牧場の守り猫「メト」の紹介

 

現在暮らしている個性豊かな馬たち

 

｜ネコパンチ

 

｜メイショウドトウ

 

｜キリシマノホシ

 

｜アシゲチャン

 

｜タッチノネガイ

 

 

 

ノーザンレイクの守り猫「メト」

 

ここで、ノーザンレイクの守り猫「メト」について紹介させてください。馬の牧場ではありますが、メトも大切な一員です。

 

 

馬の環境を第一に考えたい中直面している課題

 

 

空き牧場を借りてノーザンレイクをオープンして5年経ちました。築40年以上と馬たちが暮らす厩舎は元々老朽化していたのですが、私たちが借りるまで使用していない期間が5年ほどあり、その間にも老朽化が進んだと思われます。

 

 

１. 屋根の老朽化による陥没・雨漏り

 

屋根のトタンはかなり剥がれていて、今も時々剥がれ落ちます。使用していない棟続きの厩舎の屋根の一部は陥没し、そこが積もった雪の重さなどで崩れると使っている方の厩舎もそれに引っ張られて崩れる箇所が出る可能性があるとのことで、昨年秋に雪が屋根の上に堆積しないよう陥没している箇所を中心に大きめに屋根部分を切り取り、降った雪が厩舎内に落ちるようにしました。

 

 

使用している方の棟は10馬房あり、2つは早い段階で雨漏りすることがわかりました。廊下にも雨漏りするので、酷い箇所にはバケツを置いて凌いでいます。

 

雨漏り馬房は初めは2つだったのが3つになり、今年5月にはとうとうメイショウドトウの馬房も雨漏りし始め、ドトウはネコパンチの向かいに移動しました。ほどなくして大雨が降るとネコパンチの馬房も雨漏りすることが判明。新厩舎が建つまでの間、どう対処していくのか検討中です。

 

このように現在、10馬房中5馬房が雨漏り中で雨水で浸食された板が剥がれかけたり一部落ちたりしています。雨がふるたびにさらに浸食は進み、雨漏りする馬房もまた増える可能性大です。

 

雨が降るたびに他の馬房も雨漏りするのではないか、厩舎の天井の一部が落ちるのではないかとヒヤヒヤしています。このままでは私たちが目指す「引退馬が自然体で安心して気持ち良く暮らせる環境」を維持することはできません。

 

 

２. 天井が低く熱がこもりやすい

二番目の問題は2階（牧草ロールを入れていた）があるため天井が低く熱がこもりやすいことです。ここ数年、北海道の中でも夏は涼しいと言われてきた日高地方も気温、湿度ともにかなり高くなっています。特に高齢馬は暑さがこたえますので、2階を作らず天井を高くする予定です。

 

 

３. 厩舎内の廊下が狭い

三番目の問題は、厩舎内の廊下が狭いことです。歩様チェックや引き馬など馬を歩かせた時にUターンができず、スムーズに歩かせることができません。高齢馬も安全に歩いてUターンが難なくできるように広い廊下が必要です。

 

夏の間はアブと暑さを回避するため、早朝に放牧して早い時間帯に収牧するので、ほぼ厩舎内見学になります。暑さ対策で廊下には1頭につき1～2台扇風機が置いてあり、その上見学者が入ってくるとかなり狭くなります。廊下を挟んで向かい合わせに馬がいますので、写真撮影に夢中になって背後にいる馬に噛みつかれるということもあり得ます。人と馬の安全のためにも、広い廊下が必要です。

これは書きづらいことでもあるのですが、「引退馬を養う」ということは「看取りをする」ということでもあります。馬が天国に旅立ってしまったら、遺体を火葬場に運ばなければなりません。遺体を外まで引っ張り出すのが一苦労なのですが、トラクターが厩舎内に入れるくらいの広い廊下であれば、遺体を馬房から出すだけでトラクターに乗せることができます。

 

 

４. 厩舎内に馬の洗い場がない

四番目の問題は、馬体や脚を洗うきちんとした洗い場がないことです。外にそれらしきものはあるのですが、ここも天井が低いなど構造上の問題なのか入りたがらない馬がいます。

冬場はすぐ凍って滑りやすくなり安全に使用できないため、厩舎内に洗い場があればと思います。

夏場はアブをはじめ虫が多いので、常に虫を気にしながらの作業になります。馬は虫を追い払うのに時には脚を上げます。馬がそのつもりはなくても、その脚が人に当たると怪我に繫がることもあります。人馬の安全を考えると、外より虫の数が少ない厩舎内の洗い場がほしいと常々思っていました。

 

ご支援で実現できること

 

 

 

今回のクラウドファンディングによる皆様からのご支援により、新しい厩舎が完成すると、当然のことですが雨漏りの心配もいりません。馬たちが安全に過ごせる厩舎が実現します。

 

天井を高くするのでこれまでより熱がこもりづらくなり、夏場はここ数年より快適に過ごせるようになります。

これまでより廊下を広くすることにより、歩様チェックや軽い引き運動の時にも馬が伸び伸びと歩けて、動きがぎこちなくなった高齢馬でもスムーズに余裕を持ってUターンをすることができます。疝痛が起きた時には腸の動きを良くするために引き運動をするのですが、廊下が広いと天候に左右されずに行うことができます。

廊下が広くなるので、夏場扇風機があったとしても厩舎見学時には馬や人との距離がとりやすく、これまでより安全に見学していただけますし、スペースがあるので扇風機の配置もしやすくなります。

馬が亡くなった時には、トラクターが入れる広さの廊下になるので、遺体の運び出しの労力も少なくなります。

 

 

洗い場が厩舎内にできると、外の洗い場を嫌がる馬でも入ってくれる可能性が高くなります。(メイショウドトウは実際に外の洗い場には入らず厩舎内なら入ると聞いています)

 

洗い場が厩舎内にあると冬場は凍りづらく滑りにくくなるので、安全に使用できます。
夏場は完全にとはいきませんが、外よりも虫（アブなど）が少なくなるので、馬も人も落ち着いて作業ができます。

 

上記を満たした新しい厩舎が完成すると、馬もこれまでより格段に気持ち良く過ごすことができ、人ももっと作業しやすくなることは間違いないでしょう。

 

 

私たちはできる限り寄付に頼らず、自分たちの力で牧場を運営していきたいと考えており、なるべく自分たちの工夫と努力で何とかやりくりし、馬たちの生活を守る努力をしてきました。けれども、馬の飼育費はもちろんのこと、広大な敷地や施設の維持には膨大な費用がかかります。

これまでも重機購入や牧柵打ち直し、陥没した厩舎屋根の応急処置、トラクターや牧草ロールが入っている倉庫の扉修理、陥没してデコボコになった牧場の門から続く長い直線道路を平らにする工事など、1回1回、大きなお金が動く時には預託料やグッズ売り上げでは賄えず、皆様からのご寄付が大きな力となってきました。

とは言え、これまでの大きな工事や買い物に比べてさらに多額の出費となる厩舎新築は老朽化が進んでいることがわかっていても二の足を踏んできました。

 

それ以外にも放牧地やパドックの牧柵の補修、防犯カメラ設置、使用していない倉庫や崩れかけた小屋の解体など必要な整備は次々に現れ山積みになっています。厩舎に関しては、新築を急がなければ馬たちの安全を守れない状況で、二の足を踏んでいる場合ではないことは私たちも理解しています。

経費を節約するためにできることは自分たちの手で取り組んできたり、ご寄付含めて手元のお金で工事をしてもらってきましたが、それにも限界があります。だからこそ今回、クラウドファンディングという形で、ノーザンレイクを応援してくださる皆さまのお力を少しだけお借りすることを決めました。

 

ありがたいことに、近年は遠方から応援してくださる方も増えてきました。けれど、物理的な距離ゆえに直接お会いできる機会は限られています。クラウドファンディングは、その距離を越えて支援や想いをつなぐことができる場でもあります。

ノーザンレイクとして初めての挑戦を、どうか一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。

 

 

これからの展望と代表メッセージ

 

 

よく食べ、よく寝て、泥だらけになって...。

馬たちは良い余生を送ってくれているのかもしれないと思うこともあります。ですが、飼養者側がこう考えてしまうのは驕りではないかとも感じています。

人間には馬の気持ちをすべて理解できるわけではないですし、馬にとって何が一番良いのかまだ答えが出せないでいるからです。なので私たちは、「幸せ」という言葉を安易に使わないことにしています。

これは個人の感想ですが、「幸せ」というのは人間側が馬を見て勝手に思ったり判断することだと思っています。馬たちには恐らく幸せという概念はなく、与えられた環境下でその日その日を生きていくだけです。だからこそ人間側がどうしたら馬が快適に気持ち良く過ごせるかを考え、それをできる限り実行する。それに尽きると思います。

 

前述したように人間は馬たちの思いをすべて理解できないので、私たちが良かれと行ったことが馬にとっては迷惑だったという可能性もあります。だからこそ新しい厩舎が完成しても感謝はしても満足することなく日々試行錯誤していくことになるでしょう。

何が正解かは恐らく永遠に答えは出ないでしょうけど、ノーザンレイクの馬たちが少しでも気分良く快適に過ごせるよう、これからも目の前の馬たちの声なき声を聞いて1頭1頭と真摯に向き合っていきたいと思っています。

ノーザンレイクのある新冠町は川越が生まれ育った町でもあります。
18歳で新冠を離れてJRAの厩務員として27年間勤め、退職後も9年間茨城県で暮らしてきましたが、引き取った元担当馬のキリシマノホシがきっかけで約36年振りに生まれ故郷に戻ってきました。

川越が暮らしていた頃の新冠は人口も多く、もっと活気があったようです。それが町はシャッター街になり、スーパーマーケットもなくなり、いくつかの小学校が閉鎖され未来を担う子供たちの数もめっきり少なくなりました。川越は久し振りに戻ってきた故郷の状況を見て寂しく感じたそうです。

一方旭川市出身の私（佐々木）自身も新冠には思い入れがありました。小学校5年で競馬と出会い、最初に好きになったビンゴガルーという馬が新冠町万世（ばんせい）にあるアラキファームという牧場で生産されました。私にとって大好きなビンゴガルーが生まれた新冠が憧れの町になったのです。およそ40年の時を経て小学生の頃憧れた町に住むことになり、不思議な感じがしています。

 

ノーザンレイクは観光牧場ではなく見学も予約制なので入場者数も限られています。それでもメイショウドトウや2022年8月に亡くなったタイキシャトル（認定NPO法人引退馬協会所有）のおかげで知名度が上がり、猫のメトがドトウの背中に乗ってさらに皆さんに応援していただけるようになりました。

 

ノーザンレイクをきっかけに少しでも新冠を知ってもらいたいと動いています。

既に新冠町内の道の駅隣接のにいかっぷキッチン内でノーザンレイクグッズの一部を販売したり、ノーザンレイクオリジナル缶バッジのガチャガチャを設置。道の駅内の物産館には札幌のマナイ化粧品とのコラボのハンドクリーム、町内のカフェレストラン・ベンチタイムや新冠郵便局(12月末まで)にもにもコラボハンドクリームや一部のノーザンレイクグッズを置かせてもらっています。

 

これらが少しでも新冠町の活性化に繫がるよう、今後も活動していければと思っております。

 

 

応援メッセージのご紹介

 

 

 

 

山本 政嗣 様｜新冠町長

 

 

 

 

藤沢和雄 様｜日本中央競馬会元調教師　現JRAアドバイザー

 

 

 

 

沼田 恭子 様｜認定NPO法人引退馬協会 代表理事

 

 

 

 

鹿戸 雄一 様｜日本中央競馬会 調教師

 

 

 

 

池添 謙一 様｜日本中央競馬会 騎手

 

 

 

 

茶木 太樹 様｜日本中央競馬会 調教師

 

 

 

 

 

 

赤見 千尋 様｜元高崎競馬騎手/競馬リポーター

 

 

 

 

今 正人 様｜Trust Farm合同会社 代表

 

 

 

 

松井 進之介 様｜松井式ホースコンディショニング 合同会社松井ケアサポート

 

 

 

高瀬 有紀子 様｜フリーアナウンサー

 

 

 

 

平林 健一 様｜株式会社Creem Pan 代表取締役（映画監督・作家） 

 

 

 

応援メッセージのご紹介

 

 

 

タイトルをクリックするとご支援ページに移動できます。

 

	リターンタイトル	限定数	金額
純粋応援コ｜ ス	牧草プレゼントコース	-	¥10,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜3,000円	-	¥3,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜10,000円	-	¥10,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜30,000円	-	¥30,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜50,000円	-	¥50,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜100,000円	-	¥100,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜300,000円	-	¥300,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜500,000円	-	¥500,000
	【返礼品不要な方】純粋応援コース｜1,000,000円	-	¥1,000,000
	The Course for who live outside Japan [3,000 yen]	-	¥3,000
	The Course for who live outside Japan [10,000 yen]	-	¥10,000
	The Course for who live outside Japan [30,000 yen]	-	¥30,000
グッズコ｜ス	【クラウドファンディング限定】メト＆ネコパンチ ポストカードセット【A】	-	¥8,000
	【クラウドファンディング限定】メト＆ネコパンチ ポストカードセット【B】	-	¥8,000
	【クラウドファンディング限定】新冠町観光協会×ノーザンレイク特別セット【A】	-	¥8,000
	【クラウドファンディング限定】新冠町観光協会×ノーザンレイク特別セット【B】	-	¥8,000
	【クラウドファンディング限定】鷹月ナトさんデザイン・クリアファイル＋缶バッジ3個セット	-	¥10,000
	クラウドファンディング戦略担当「メト」との名刺交換	-	¥10,000
	LuffaBOTANICALハンドクリーム 3つセット（クラウドファンディング限定デザイン入り）	500	¥12,000
	【クラウドファンディング限定】鷹月ナトさんデザイン・アクリルキーホルダー	-	¥15,000
	【クラウドファンディング限定】メトの足跡入り「猫のしもべ」Tシャツ（Sサイズ）	-	¥20,000
	【クラウドファンディング限定】メトの足跡入り「猫のしもべ」Tシャツ（Mサイズ）	-	¥20,000
	【クラウドファンディング限定】メトの足跡入り「猫のしもべ」Tシャツ（Lサイズ）	-	¥20,000
	【クラウドファンディング限定】メトの足跡入り「猫のしもべ」Tシャツ（XLサイズ）	-	¥20,000
	馬のしっぽの毛ストラップ（ネコパンチ）	150	¥25,000
	馬のしっぽの毛ストラップ（キリシマノホシ）	50	¥25,000
	【クラウドファンディング限定】午年・心願成就お守り（ランダムで1つお届け）	140	¥30,000
	【クラウドファンディング限定】ロゴ入りサコッシュ（馬チャームセット）	80	¥30,000
	【クラウドファンディング限定】フォトブック「ボス猫メトとメイショウドトウ」（メトの足跡スタンプ付き）	-	¥30,000
	【クラウドファンディング限定】ネコパンチ＆メトセット（トートバッグ・ポストカード・缶バッジ1つ）	-	¥48,000
	【クラウドファンディング限定】ネコパンチの名前入り革の無口	1	¥500,000
体験コ｜ス	※限定6名※【クラウドファンディング限定】開運特別ツアー（4月5日(日)）	6	¥100,000
	※限定6名※【クラウドファンディング限定】開運特別ツアー（4月11日(土)）	6	¥100,000
	※限定6名※【クラウドファンディング限定】開運特別ツアー（4月25日(土)）	6	¥100,000
	※限定6名※【クラウドファンディング限定】開運特別ツアー（5月15日(金)）	6	¥100,000
	※限定6名※【クラウドファンディング限定】開運特別ツアー（5月23日(土)）	6	¥100,000
	※限定10名※【クラウドファンディング限定】新厩舎お披露目ツアー（6月20日(土)）	10	¥100,000
	※限定10名※【クラウドファンディング限定】新厩舎お披露目ツアー（6月29日(月)）	10	¥100,000
	※限定10名※【クラウドファンディング限定】新厩舎お披露目ツアー（7月4日(土)）	10	¥100,000
	※限定10名※【クラウドファンディング限定】ネコパンチ誕生日会参加権	10	¥100,000
	※限定5組※【クラウドファンディング限定】プライベートツアー	5	¥300,000
法人向け	法人様向けコース｜500,000円	-	¥500,000
	法人様向けコース｜300,000円	-	¥300,000
	法人様向けコース｜1,000,000円	-	¥1,000,000

 

グッズコースの一部を画像でご紹介

 

 

 

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●プロジェクトに関するご留意事項

○支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

○プロジェクトページ内の写真は全て提供元の許諾を得て使用しております。

○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#appendix）の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

○期間中に返礼品を追加する可能性があります。その場合でもすでにご支援いただいている内容を変更することはできません。