国際学会の渡航費支援プロジェクト終了報告
皆様のご支援のおかげで,海外での学会発表を実現することができました.
改めまして,皆様のご支援に心より感謝申し上げます.皆様のお力添えのおかげで,私たちは貴重な経験をすることができました.
学会では,海外の研究者との交流や,新たな研究についての議論をすることができました.
修士一年の永倉さんは超音波を利用して液体表面を制御し,複雑かつ美しい光の屈折パターン(コースティクス)をリアルタイムに生成する研究を発表・展示しました.
多くの参加者が永倉さんのブースに訪れ,研究に対して具体的なフィードバックをいただきました.特に海外の研究者からの視点は非常に新鮮だったようで,自分の研究の改善点や新しいアプローチを学ぶ良い機会となったようです.
修士一年の浅野さんはポスター発表を行いました.話を聞いてくれた方から有益なアドバイスをいくつも頂くことができ,この研究を論文にまで持っていこうというモチベーションが向上したようです.また,彼にとって初めての学会参加だったようで,「とても楽しかった!」と言っていました.
修士1年の中村さんもポスター発表を行いました.SIGGRAPHはCGの研究が多いなか、中村さんの研究はInteractive Techniquesという人とコンピュータの間で相互作用を可能にする手法や技術に当てはまります.英会話もそれほど得意ではなく,ポスターを見に来る人もCG系の人が多いため,発表をするときはかなり体力を使って大変だったようです.しかし,国際的な場で議論したり,研究を発表し,知ってもらうことができたのでとても貴重な経験だったようです.
さらには,現地でしか体験できないデモンストレーションもたくさんあり,その体験をもとに議論をすることができた経験は,とても有意義なものでした.
(触覚フィードバックを床に適応したデモンストレーション)
(インタラクティブな体積映像を描画できるボリュメトリックディスプレイシステム)
SNSでしかみたことがないあのロボットが,会場で見かけることができ,感動しました.
(会場を闊歩するBoston Dynamicsのロボット)
皆様からご支援いただいた資金は,
2024年CHI(国際学会)への5人の学生の渡航・宿泊費に415,705円
2024年SIGGRAPH(国際学会)への5人の学生の渡航・宿泊費に1,838,334円
2024年ASSETS(国際学会)への1人の学生の渡航・宿泊費に365,320円
使用させていただきました,本当にありがとうございました.
このクラファンのリターンについては全て発送させていただきましたので,まだ受け取れていない方がいましたら,メッセージにてご連絡いただければと思います.
今回の貴重な経験を通じ,研究への情熱がさらに高まりました.これからも一層努力を重ね,皆様のご期待に応えるべく,より一層頑張ってまいります.
















