大平台Niziフェスタ開催御礼。ありがとうございました。
【開催御礼のことば】
皆様にご協力いただきました大平台Niziフェスタですが、3月13日(土)、14日(日)の両日に渡りまして、無事に開催することができました。
クラウドファンディングにてご支援いただきました皆様をはじめ、ご協賛スポンサー各社、電波塔に関わる放送局各社の皆様、また出店や催事にご参加いただきました事業者の皆様、ステージイベントにご出演いただきました皆様、そして主催団体として大平台明るいまちづくりの会にご協力いただきました大平台自治会の役員、大平台小学校PTA、そして、おやじの会の皆様、本当にたくさんのご協力、ご支援の輪が広がり、まちづくりという大きな目的をしっかりとすすめることができたと思います。
本当にありがとうございました。
【事業報告】
イベント開催当日の13日(土)は、前日の天気予報が大荒れとなってしまいましたので、残念ながらラジオ放送以外の事業は14日(日)に順延をさせていただきました。
13日(土)当日は、朝方少し晴れ間も見えたものの、やはり雨がふったり止んだりという悪天候となりましたが、大平台自治会館の隣にある浜松市住まいのオープンラボで実施いたしましたKmix静岡FM放送「らじコン」の公開生放送には、大勢の皆様にご参集いただきました。放送内では、大平台の街のPRや本事業の思いをオンエアし、全面的にご協力いただいた大平台小学校の電波塔によるまちづくり事業の成果報告を子供たちからもさせていただくことができました。また、放送内でも電波塔の愛称募集を行い、多くのユーモアあふれる愛称が寄せられました。ご出演いただきました皆様、設営にあたりご協力いただきました皆様にも改めて御礼申し上げます。
14日(日)はお天気に恵まれ、自治会館駐車場でのステージイベントには、さなる幼稚園さんとの交流がある在浜松ブラジル総領事館のガルシア総領事にもご挨拶いただき、8組の皆様によるパフォーマンスが披露され大勢のみなさんにお楽しみいただきました。
残念ながら雨による順延にてパフォーマンスが出来なかった皆様やキッチンカーの出店予定が取り止めとなってしまった皆様には、ぜひ次の機会があれば再登場をお願いできればと思います。
電波塔の愛称コンテストには、200以上の応募をいただき、どれか一つに決めるということではなく、みなさんそれぞれの想いを名前にのせて、語り継いでほしいとの願いをこめて、協賛各社様を中心に13の名前を入賞として表彰させていただきました。
「電波塔 愛称コンテスト」の愛称入賞名
<小学生部門>(大平台小児童対象)
◇わかば賞 「美緑の塔(みりょくのとう)」
◇さなる湖賞 「 とんがりタワー」
<一般部門>
◆大平台 Nizi フェスタ賞 「虹フェスタワー」
◆マストレ賞 「大平台レインボータワー」
◆二代目うおたか 賞 「大平台タカイタワー」
◆外壁塗装の美匠 賞 「おでんぱとうさん」
◆K-mix賞 「大平台スカイタワーそららん」
◆静岡朝日テレビ賞 「さなるレイクタワー」
◆静岡第一テレビ賞 「SORA」
◆テレビ静岡賞 「大平台タワー」
◆ホロライト賞 「レインボータワー」
◆久保ひとみ賞 「電波とうさん(103、父さん)」
◆Jam9賞 「にじたろう」
そして夕刻、地域のみなさんでのクリーン作戦と片づけ作業のあと、電波塔のライトアップ点灯式にもたくさんの皆様にお集まりいただきました。
前日ラジオ放送を行った住まいのオープンラボの特設会場には、なんと浜松出身で大平台ともゆかりのあるJAM9の3名がスペシャルゲストとして登場。前日の結成18周年記念日をお祝いしつつ、カウントダウンライブと、大平台のスペシャルラップソングで会場は大いに盛り上がりました。
そして待望の電波塔ライトアップ。
パイフォトニクス社さんのホロライトが設置され、浜松市の水素電源自動車の環境エネルギーを使用して、会場のみなさんとのカウントダウンのあと、歓声とともに、初めての電波塔ライトアップが行われました。
このライトアップの光は、大平台に住む一人ひとりと、ご支援・ご協力いただいた皆様の光です。たくさんの方にこの光が届いたことと確信しています。
事業に参加いただいた子どもたちからは、電波塔のことをきっかけに大平台のまちについて初めて考えることになった、コロナでイベントが何にもなかったので、本当に楽しくていい思い出になった、ラジオを通じて住んでいる街のことを見ることができて、参加した自分もとても良い経験になった・・・など、たくさん嬉しいメッセージをいただきました。
これらも皆様のご支援の賜物です。本当にありがとうございました。
【収支報告】
クラウドファンディングでは、合計725,000円のご支援をいただきました。
みなさまへのリターン相当として、地域でご利用いただけるまちづくり参加券として、435,000円、クラウドファンディング諸経費として79,750円となりましたので、その差額210,250円を当初予定していたライトアップの経費550,000円からのグレードアップとして、198,000円増額させていただくことができました。
事業全体としては、クラウドファンディングでのご支援金のほか、浜松市の地域力向上事業補助金135万円の採択をいただいており、自治会からの負担金、企業・事業者様からの協賛金などを含め約350万円の事業規模となりました。主な内訳は以下のとおりです。
ステージイベント関係 35万円
kmix公開放送関係 110万円
ライトアップ費用/点灯式 75万円
広報印刷費 38万円
愛称コンテスト賞品等報償費 15万円
クラウドファンディングリターン等 50万円
その他催事・保険・消毒費等 27万円
今月末までに区役所への決算報告を完了し、自治会の皆様の監査報告も行います。
なお、サプライズゲストとしてご出演いただきましたJAM9の皆様は、大平台の皆様への御礼という思いにより、無報酬での友情出演をいただきましたことを申し添えておきます。
【リターンの発送について】
ご支援いただきました皆様には、イベント当日までに、お手元にメッセージとあわせ、それぞれのリターンにあわせ、大平台地域内で利用できるまちづくり参加券や特別商品のご案内を送付させていただきました。一部の方に、手配間違いがあり大変失礼いたしましたが、ご協力いただきましたお店の皆様にも感謝しつつ、ぜひ5月9日までの利用期限内に、まちづくり券をご利用いただき、地域の商店、店舗の活性化や地域のみなさんとの顔がみえるお付き合いが深まれば幸いです。
【最後に】
今回の大平台Niziフェスタの開催にあたっては、コロナ禍により夏祭りや運動会などの地域のイベントが中止となり、小学校の卒業の思い出づくりにも何かできないかという思いで、街のシンボル的にそびえ立つ電波塔に注目し、放送局の皆様のご理解のもと、大平台小PTAの今井会長、大平台自治会の中瀬会長にご理解をいただき、11月から4カ月という短い期間での事業実施となりました。コロナ禍によっては事業の中止の可能性も高かった中、ご協力いただく皆様のご理解とご支援のもと、開催できましたことを改めて御礼申し上げます。
事業実施にあたりましては、細部の詰めや情報伝達等、不行き届きも多く、実行委員会として、反省・改善の余地はたくさんありますが、みなさまから、いい事業になってやってくれてよかったというお声をいただけたこと、子ども達の楽しそうな笑顔と渾身の作品の展示をみて、大平台のみなさまの地域の力は一段と結集されたと感じています。
次年度以降、この事業がどのような形で継続されていくのかは決まっておりませんが、地域の皆様の想いがこめられた電波塔のライトアップの光が、また灯されることを祈念しつつ、その際には、精一杯協力させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
大平台明るいまちづくり実行委員会 顧問
浜松市議会議員 稲葉大輔