「おひるねみかん」の立ち上げの時から関わらせていただいてる依田真美と申します。まずは、皆さまのご支援に心から感謝します。

 

月日が経つのは早いもので、「おひるねみかん」プロジェクトも3年目に入りました。私が昨日のことのように思い出すのは、プロジェクト初期に、みんなでビジョンを話し合った時のことです。

農業の素人が耕作放棄されたみかん畑を再生するという、農業の専門家から見たら無謀なプロジェクト。そんな無謀なプロジェクトを始めたのにもかかわらず、事業ビジョンを描こうとすると、なぜか保守的な農業へと回帰しそうになってしまう。

 

吹っ切れない思いを抱えながら、話し合いを続け、「私たちの今の生活は、このみかん畑には掛かっていない。持ち出しは限りがあるけれど、これで沢山儲ける必要もないんだ」と言う自分たちの恵まれた立ち位置に改めて気づいた時に、思考がジャンプしました。

 

その事実を厳粛に受け止め、「だからこそ、他の農家がなかなかチャレンジできない実験に挑戦することが、私たちの役割ではないか?」と、プロジェクトの社会的な存在意義に気づいたのです。

 

その時から、揺らぎそうになる度に、基本の精神に立ち戻って、「おひるねみかん」プロジェクトは新しいチャレンジを続けています。そして、環境と人に優しい持続可能な農業の形、分断された生産と消費の場をつなぐ農業の形を、試行錯誤しながら、探っています。

今回のクラウドファンディングも、そうした模索の一つです。小田原の豊かなみかん文化を次世代に引き継ぐためにも、商品開発に加え、多様な柑橘類を植えていきたいと思っています。初期目標額は達成しましたが、私たちのチャレンジがさらに加速するように、どうぞ引き続きご支援をお願いいたします。

 

依田真美

 

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