東京ゲームショウ2025に出展

小児がんの治療を受ける子どもたちにとって、リハビリは身体機能回復に不可欠ですが、長期入院や痛み、心理的ストレスから「つらい義務」となり、継続が困難になるという深刻な課題があります。
この課題を解決するため、日本電子専門学校と連携し、VR技術とゲーム要素を融合させたVRリハビリプログラムを共同開発しており、現在開催中の東京ゲームショウ2025に出展しています。このプログラムは、単調な運動を「楽しいゲーム体験」に変えることで、子どもたちが自発的かつ継続的にリハビリに取り組めるように設計されています 。
例えば、腕を上げる動作で魔法を放つ「魔法使いコンテンツ」や、自転車エルゴメーターと連動して仮想空間を走る「自転車コンテンツ」などがあり、楽しみながら安全で効果的な個別化リハビリを実現します 。この革新的な取り組みは、リハビリの概念を転換し、患児のQOL（生活の質）を向上させることが期待されています 。

​キャラクターも、仮想空間内の景色も、とても綺麗に作り込みができており、患者さん達が楽しんでリハビリしてくれるものに仕上がったと思います。開発を頑張ってくれた日本電子専門学校の学生さんに感謝です！
 ​ハード面含め細かい調整は必要ですが、年度内には患者さんが利用できるように進めて行きます！今回配布するデバイスで利用できるようにしていきます！