カンボジアを農業から笑顔に！おいしいお米で未来を耕すプロジェクト

 

「カンボジアを農業から笑顔に！おいしい日本米で未来を耕すプロジェクト」

 

カンボジアは豊かな自然に恵まれ、稲作が盛んですが、多くの農家が貧困に直面しています。私たちは、質の良い種子と農業技術をカンボジアの米農家と共有することで、彼らの生産性向上と収入安定を目指すクラウドファンディングを立ち上げます。このプロジェクトを通じて、カンボジアから世界へ、安全で美味しい日本米をお届けすると同時に、農家の生活を豊かにすることを目指します。

　

 

解決したい課題

カンボジアは古くから一大米どころとして知られています。国民の多くが農業に従事し、国のGDPの約22%（2023年時点）を農業が占めるなど、経済の重要な柱となっています。しかし、その実情は複雑です。現在の仕組みでは、農家の収入は不安定になり、貧困から抜け出せないという課題を抱えています。

• 生産性 : 田植え機が普及しておらず、直接田んぼに種を蒔いて育てるのが主流です。そのため稲が密集し、日照不足で収穫量が減少したり、風通しの悪さで虫の繁殖や病気のリスクを抱えています。
• 不安定な相場： バイヤーが農家に提示する金額が日本と比べかなり低いです。またその価格は変動し、農家は安定して収入を得ることができません。農業に関わる資材も輸入に頼っている部分が多く、国際情勢で価格が変動するため、農家の生活を圧迫しています。
• 資金不足 : 多くの農家は収穫機や乾燥機などを自身で所有しておらず、外部委託に依存しています。そのため農家は収穫直後のお米をその時の相場価格で現金化するしかありません。収入が十分に得られないことで機械に投資することができず、現状維持か農地を手放すという選択を迫られています。

 

私たちは国民の多くが農業に従事しているカンボジアだからこそ、このプロジェクトを本気で成し遂げたいと考えています。農家が豊かになれば、その子供が十分な教育を受けられ、未来へ繋がっていきます。

カンボジアの米農家が抱えるこれらの複合的な課題を解決し、持続可能な形で経済的自立を支援します。安全で高品質な米作りの技術と知識を提供することで、農家が適正な価格で米を販売できるようになり、結果として彼らの生活の質向上と、カンボジアの経済発展に貢献します。

 

 

私たちのこれまで

私たちAsian Vision Seeds CO., LTD（以下AVS）は、カンボジアの現地法人として、日本の種苗会社である株式会社のうけんとタッグを組み、2016年からの約10年間、東南アジアでも元気に育つ日本米の栽培テストを行ってきました。

 

試行錯誤を重ねた結果、ついにカンボジアの地に適した理想の日本米品種を選抜し「祭」と命名しました。2年前から一般の農家さんに種子の提供と栽培指導をスタートさせ、今ではカンボジアでも品種登録された日本米として、少しずつ注目されるようになりました。「祭」は、その優れた美味しさはもちろんのこと、安全性にも細心の注意を払っており、農家さんには安全性の確認が取れた農法を徹底してもらい、さらに定期的な残留農薬検査を実施することで、日本の基準値に適した栽培ができているかを確認しています。こうしてできた安全で高品質な「祭」を、弊社は相場の2倍以上の値段で農家から直接購入しています。現地のお米よりも栽培管理は大変ですが、農家は安定した収入を得ることができ、知識も身につきます。

 

これらの経験と、長年の研究によって見出した「祭」という品種を基盤に、より多くの地域へと支援の輪を広げたいと思っていた中、ある課題に直面しました。

 

私たちにできること

「本当に助けが必要な農家さんに届いているのか？」

 

日本米はカンボジア米と農法が異なるため、これまで稲作をしてきた人でも追加で機械の初期投資が必要になります。

カンボジア米は直播（種子を田んぼに直接撒く育て方）でも育ちますが、”祭”日本米は収穫量と品質が落ちてしまいます。

また、日本米のように脱粒しにくいお米は、構造が異なる現地の収穫機ではロスが増えるため、日本から機械を輸入する必要があります。

私たちの拠点の近くの農家さんには私たちの機械を貸し出すことができますが、離れてしまうと物理的に不可能です。

 

 

「より多くの農家さんにチャンスが巡ってくるように」

 

皆さまからいただいたご支援金は、契約農家の方々の生産活動を支えるための農業機械の購入費用に充てさせていただきます。 現在、弊社 Asian Vision Seeds Co., LTD では、自社圃場の近隣にある農家さんへは自社所有の機械を貸し出すことで支援を行っています。しかし、距離のある地域の農家さんへは機械の貸し出しが難しく、生産効率が十分に上がらない状況があります。

 

そこで今回のプロジェクトでは、遠方の契約農家さんが利用できる専用の農業機械を新たに導入することを目指しています。 この機械を導入することで、農作業の効率化・収量の安定・品質の向上を実現し、農家さんの収入向上と持続的な稲作経営につなげたいと考えています。 皆さまからの温かいご支援が、現地の農家さんの大きな力となります。どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

支援金について

◼️目標金額 400万円

◼️支援金の用途

• 田植え機　　　　　　　　　　　　　　      300,000円
• コンバイン（刈取機）　  　　　　　　      1,500,000円
• 乾燥機 2台　　　　　　　　　　　　  　 1,500,000円
• 手数料（クラウドファンディング会社）+税 616,000円

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

私たちの力だけでは限界があります。

カンボジアの未来に笑顔と希望を届けたいと本気で思っています。

ご支援どうぞお願いいたします。

 

プロジェクトに関わる人たち

農家 ラタさん

日本米栽培プロジェクトに参加する予定のラタさん。すでにトライアルで2シーズン、「祭」を栽培されており、このプロジェクトに可能性を感じたため本格的な参加を決めてくれました。強面だけど優しい、この地域の農家のリーダーです。

実は、カンボジアで”やり方を変える”のは大変なリスクがあります。「できたお米を高値で買い取る」と言って種子を販売したのに買取に来ないバイヤー、「この農薬がすごい」と言われて使ってみたらお米まで枯れてしまった、そんな話が日常にあります。

 

「この地域で日本米を広めるためなら、自分に不利益が出たとしてもトライしたい」

ラタさんは地域の農家を思って、リスクを顧みずこのプロジェクトへ参加を決めてくれました。彼が日本米栽培ができるようになるために、皆様からの支援が必要です。何卒お力添えをお願いします！
（ラタさんは今年の春に田植え機を購入されたので、それ以外の農業機械に皆様からの支援金を当てる予定です）

 

 

ホイくん

AVSのマネージャーです。10年前に技能実習生として日本に訪れて以来、カンボジアで日本米作りを行ってきました。技術、知識、人柄において、彼の横に立つ人はいません。20ha以上ある農地を全てマネジメントしています。一日に200km以上もバイクで駆け巡り、農家のサポートをしてくれています。

 

 

私たちの活動は、instagramとFacebookでご確認いただけます。

どんな農家さんが「祭」を作っているのか、それぞれがどんな思いでお米と向き合ってるのか、ここでは紹介しきれないこと、みなさんにもっと伝えたいことがたくさんあります。ぜひ確認してみてください！

TVやSNSメディアでも取り上げられました！

ご興味を持っていただいた方、ぜひチェックしてみてください！
▼PIT Media (Facebook メディア)1

https://www.facebook.com/share/v/1Bp3oaa9yw/

 

▼PIT Media (Facebook メディア)2

https://www.facebook.com/share/v/16gY3sw4hs/

 

▼PNN news(TV) 1

https://www.facebook.com/share/v/16equjy6Z2/

 

▼PNN news(TV)2

https://www.facebook.com/share/v/1ChAQk7Ro4/

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◼️プロジェクトに関するご留意事項

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

・リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

・このプロジェクトは、農業機械の購入と安定したお米の生産を目指すものです。しかし、天候不順や予期せぬトラブルなど、事業には様々なリスクが伴います。万が一、リターンの実行が困難になった場合は、支援者の皆様にご連絡の上、リターンの延期をお願いする場合がございます。

・「カンボジアの農家ラタさんの田んぼを案内する」リターンに関しても、同様に予期せぬ事情が発生した場合は、速やかにご連絡いたします。その際は、訪問時期の調整、訪問農家さんの変更などでご協力をお願いする場合がございます。

・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。