【フォトカード紹介１２】～むきばんだ遺跡 / 鳥取県大山町～

 

 

やっほー！まーしーです！

 

今回は、フォトカードに掲載しているスポットの紹介です！今回紹介するのは、鳥取県大山町にあるむきばんだ史跡公園、通称むきばんだ遺跡。日本最大級の弥生集落遺跡です。

 

そんなむきばんだ遺跡のフォトカードはこちら。

 

 

 

 

…なにやら陽炎のような人影が闇夜に浮かんでいます。こちらはむきばんだ遺跡でライトアップが行われていた時の様子です。普段は夜の入場は出来ないので、貴重なシーン。

 

ちなみに、むきばんだ遺跡が発見されたのは、25年ほど前と、実はとても最近です。もともとゴルフ場建設を初めとする大規模リゾート「大山スイス村」開発計画に伴い、大山町と淀江町により発掘調査が行われました。そこでなんと！むきばんだ遺跡が発見されたのです！

 

むきばんだ遺跡発見で、何よりも一番の驚きは、その規模でした。竪穴住居跡400棟以上、掘立柱建物跡500棟以上、そして、墳丘墓は30基以上。当時調査されたのは156ヘクタールで、これだけでも九州の吉野ケ里遺跡より大きいですが、現在までに発掘されたのは、全体の10分の1程度と考えられています。正真正銘、日本最大級の弥生集落遺跡なんです。

 

(住居も再現されています。)

 

もし開発をしていなければ、いまだこの遺跡の存在が知られていなかったと思うと不思議ですよね。そして全国的な保存運動も展開された結果、「大山スイス村」開発が中止になり、1999年に国の史跡として「むきばんだ遺跡 」が生まれました。

 

 

（日中の様子）

 

鳥取県大山には、遺跡もある！実は知らない人も多いのではないかと思います！広すぎるむきばんだ遺跡内では自転車もレンタルすることができます。ぜひその足で、自転車で、日本最大級のむきばんだ遺跡を堪能しにきてくださいね！

 

そしてフォトマトペの相談にのってくださった調査活用担当の水村さんもありがとうございました。妻木晩田遺跡でも、フォトマトペ遊べるようなイベントやりましょう！
 

 

それでは、今回はここまで！

引き続きフォトマトペ大山の応援を宜しくお願いします！！