猫エイズ陽性ぽーちゃんを安らかにしてあげる為のご支援をお願いします

　公開して2日が経ちますが、皆さまからの温かいお言葉とご支援に家族一同大変励まされ、そして心から感謝しております。ありがとうございます。

 

　ぽーちゃんのここ10日間の近況を、こちらでご報告させていただきます。

 

　傷の写真を含みますので、抵抗のある方や苦手な方はご注意ください。

 

・4月1日　我が家に引き取って8日目

 

　この日は、動物病院の先生に造血剤を打ってもらう日です。

　ぽーちゃん久しぶりの外出。外でよっぽど怖い目にあったのか、外を見ると異常に怯えるので、なるべく外が見えないようにして病院まで連れて行きました。

 

　血液検査の結果と診療明細書はこちら。

 

 

　やはり、貧血状態はあまり良くなっていないのですが、その他の値が随分と良くなってきているということでした。

　体重も最初は2.5キロだったのが3.2キロまで増えていました👏

　造血剤を打って、無事に帰宅。ゲージに連れて帰ると、ぽーちゃんは安心したのかすぐに眠ってしまいました。

 

　この日あたりから、ポーちゃんは夕方になるとゲージの外に出てきてくれるようになりました。

　

　今まで段ボールの中でじっとしているのを見守るばかりでしたが、ようやく、ぽーちゃんを近くで可愛がることが出来るようになりました。

　驚いたことは、ゲージから出てくるぽーちゃんはとにかく甘えん坊さんだということ。今まで色々な猫を見てきましたが、ここまで甘えん坊の猫ちゃんに出会ったことがありません。

　

　私たちの足や手など、身体にぴたっと寄り添って寝ようとします。よっぽど今まで孤独だったのか、もう一人にしないでということなのか…　ぽーちゃんのこれまでの人生を想うと、傍を離れられません。

 

　段々と薄紙をはがすように、エネルギーを取り戻している様子のぽーちゃんですが、右のお腹の部分に2つ、傷があります。1つは退院前に病院の先生が縫ってくださり、綺麗に治りかけているのですが、もう1つはなかなか治りません。

　4月3日、やはりぽーちゃん自身も傷が気になるようなので、病院に連れて行って縫ってもらいました。その時の診療明細書がこちらです。

　

 

　念のため抗生物質と、エリザベスカラーも頂いてきました。

　先生からは術後服というものを着せてください、とのことだったので、術後服を早速注文。翌日届くという事なので、その日はエリザベスカラーをして凌ごうと考えていました。

　しかし、エリザベスカラーをしたことが今までないようで、エリザベスカラーを付けてみるとポーちゃんは軽いパニックに。仕方ないので外してあげましたが、ぽーちゃんは傷をなめたり、何やらとても気になる様子。少し目を離したすきに、縫ったところをまた口で取ってしまいました…。

　翌日、術後服を着せてみましたがこちらも軽いパニックに。4月4日のことです。

　かなりぽーちゃんのストレスになってしまいそうで仕方がないので、術後服も着せることは出来ず、今は自由にさせています。老猫、しかも弱っている猫なので、舐めてすぐ治る、というわけにもいかなそうですが、少しずつ、こちらも薄紙をはがすように、傷が乾いてきているのを確認しています。

 

　4月5日からの一週間は、比較的落ち着いた日々を過ごしています。

　やはり朝から夕方にかけては、貧血状態がひどいのか、ぐったりとして、ほとんどを寝て過ごしています。

　

　それでもその寝姿から、ああ今日はちょっと調子がよさそうだな、とか、逆に今日はちょっと辛そうだな、というのが感じ取れるようになってきました。

　そして調子の良い日は、夜になるとゲージから出てきて、私たちに寄り添って心地よさそうな寝姿を見せてくれます。

　餌も、スプーンで少しずつですが、1日に必要な量はなんとか食べてくれています。貧血状態が少しでも良くなるよう、レバーをすり潰したりして、あげてみると、よく食べてくれました。

 

　今は、ぽーちゃんが辛くないことが、ぽーちゃんが幸せなことが何よりの私たちの幸せです。

　いつか容態が急変してしまうかもしれない、もしかしたらこのまま少しずつ回復してくれるかもしれない、全く先が見えず、不安な面もありますが、一進一退するぽーちゃんの様子に一喜一憂しすぎずに、ぽーちゃんの幸せを願い、家族一同頑張っていきたいと思っています。

 

　これからも、ぽーちゃんのことを見守ってくだされば、大変心強いです。

 

　また近いうちに、様子を報告させて頂きますので宜しくお願いいたします。