日本伝統工芸刺し子で人と地域と社会をつなぐ点と線と面

支援総額

1,119,200

目標金額 1,080,000円

支援者
62人
募集終了日
2025年4月10日

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2025年06月30日 15:03

実現した夢と、妥協しないものづくりを。

ご支援いただいた皆さまへ

 

雨の季節が明け、強くなってきた日差しに夏のはじまりを感じています。

皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

いつも私たちの歩みを見守ってくださり、本当にありがとうございます。

 

今回は、2点のご報告をさせていただきます。

 

 

1.リターン商品「想い出の洋梨ラ・フランス」お送りの遅延についてのお詫び

 

リターン商品「ラ・フランス」の配送が当初の予定より遅れております。

心よりお詫び申し上げます。

 

現在、最後まで丁寧に想いを込めて、仕上げるための製作を進めております。

一点一点に妥協せず、皆さまに本当に喜んでいただけるものをお届けしたく、時間を要しております。

 

リターン商品の「ラ・フランス」をご支援いただきました皆さま、

お待たせしてしまい本当に申し訳ございません。

もう少しだけお時間をいただければ幸いです。

完成まで責任をもって取り組んでまいりますので、楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。

発送予定月、末日のご連絡になり大変申し訳ありません。

 

7月7日頃までに郵送手配を進めるスケジュールです。

また詳細をご連絡させていただきます。

 

 

2.夢がかたちになったご報告

 

ブランドを立ち上げた当初から、「いのち輝く未来社会のデザイン」という大阪・関西万博のテーマに、私たち点と線と面のものづくりや、共に歩む作り手たちの存在は、深くつながるものがあると感じてきました。

 

違いを知り、心を寄せ合い、響き合う

 

そんな未来社会のかたちを、私たちは刺し子という手仕事を通して発信したいと願い、大阪・関西万博という大きな舞台で

【刺し子を世界の皆んなに見てほしい】という夢を、ひとつの目標として歩んできました。

 

そして、ひとつの目標がかたちになりました。

 

大阪・関西万博  関西パビリオン関連ステージにて、手話エンターテイメント発信団 oioi さんたちとともに、手話と刺し子を世界に発信することが出来ました。

 

手話エンターテイメント発信団 oioi

https://www.oioi-sign.com/

 

きこえる人と、きこえない人。

お互いをもっと深く理解し合うためには、

「言葉」だけではなく、心が通い合うようなコミュニケーションが必要だと、oioiさんたちは伝えています。

 

しかし、社会は音声言語による会話が主流。

ときに、その“当たり前”が、壁をつくってしまうこともあります。

 

だからこそ、oioiさんたちは考え、きこえる・きこえないという違いを越えて、

人と人をつなぐ「手話」という"言葉"を、もっと身近にしたい。

そのために選んだ方法が、「エンターテイメントと手話をかけ合わせること」でした。

 

エンターテイメントには、人の心をふっと引き寄せる力があります。

楽しく笑い合いながら、知らなかった世界に触れられることがあります。

 

手話を使ったパフォーマンスを通して、自然と手話に興味を持ってもらえたら...

 

そんな想いを込めて、oioiさんたちは活動を続けています。

 

知らないことからの無関心という“見えない壁”が、人と人の間にできてしまうのなら、

まずは「楽しい」をきっかけに、関心の扉をそっとひらいていく。

そしていつか、その心のバリアをやさしくほどいていけたら...

 

それが、oioiさんたちの目指している未来です。

 

手話と刺し子、伝える手段は違っても心のまんなかにある軸は同じだと感じ、oioiさんたちに共感し尊敬し、わたしも少しずつ手話を覚えています。

 

いつか皆んなと世界に発信したい。

歩みを進めるごとにその想いは強くなり、いつしか目標になり、私たちは作り手たちと一緒に、日々、針と糸を動かしてきました。

手話エンターテイメント発信団oioiさんたちと一緒にいると笑顔しかない!

 

そして、2025年5月1日

夢がひとつ、かたちになりました。

 

ステージ衣装という形で、点と線と面の作り手たちや、関わるすべての皆んなで刺した刺し子の羽織りが、手話エンターテイメント発信団 oioi さんたちのパフォーマンスと共に、万博のステージに立ちました。

練習の合間、衣装に刺し子を

 

ステージで披露した「ダイジョーブ音頭」は、手話を取り入れたオリジナルの盆踊り。

誰もが一緒に楽しめる、手話と笑顔があふれる、優しい輪を広げる踊りです。

 

そのダイジョーブ音頭の手話を、会場の皆さんにエンターテイメントを交えたレクチャーをして、最後は一緒に会場全体でダイジョーブ音頭を踊る。

 

1日限定の30分という限られた時間でしたが、

それぞれの違いを知り分かち合うこと、

言葉だけではない表現でつながり合うこと、

そして、「ダイジョーブ?」「ダイジョーブ!」という思いやりのメッセージを届ける、濃密で大切な、かけがえのない時間となりました。

 

「ダイジョーブ音頭」

https://www.oioi-sign.com/daijyoubu_ondo/

 

会場にいた方々や関係者の皆さんから、衣装に込めた想いやダイジョーブ音頭のストーリーに共感の声をいただき、点と線と面が目指してきた世界が、ほんの少し、現実になったように感じました。

手話をエンターテインメントでレクチャー

 

そして、何よりも心に残ったのは、関係者の皆さんが「ありがとう」の手話で、最後に私たちに挨拶してくださったこと。

 

「ありがとう」の手話は、レクチャーには含まれていなかったもの。

リハーサルや会話から、その場で覚えて伝えてくれたのだと感じ、胸がいっぱいになりました。

「ダイジョーブ!」という日本語を世界に発信

 

手話は、耳のきこえない人たちだけのためのものではなく、きこえる・きこえないに関わらず、知っていたら世界にやさしさが広がっていくものではないかと、深く知るごとに感じています。

 

たとえば、耳の遠くなったおじいちゃんとおばあちゃんと孫が、手話で会話をするような風景が、もっと自然に生まれる未来を想像すると、なんだかとても、心がほかほかした気持ちになります。

 

空港で、友人に、家族に、愛する人に、エールや愛を伝えることだって出来る。

 

声が届かない場所に居ても、愛情を伝えることの出来る手話は、刺し子と同じく無限の可能性があると思っています。

 

手話が誰にとっても身近な言葉になったら、伝える手段が増えるだけではなく、つながりや思いやりが自然と広がっていく、そんな未来をそっと描いています。

会場の皆さんと一緒にダイジョーブ音頭を練習

 

EXPO KYOTO オフィシャルサイト

https://expokyoto.jp/report/expo/meet-up-kyoto0501.html

 

この万博ステージは、私たち点と線と面にとって、大きな節目であり起点となりました。

さらに歩みを進める、新しいスタートです。

 

【刺し子を世界の皆んなに見てほしい】という夢は変わらずに、想いはそのままに、私たちはこれからも、ものづくりで新しい景色を切りひらいていきたいと思っています。

大屋根リングの下で

 

今回の衣装に使用した羽織りは、捨てられる寸前だった着物たちです。

共感してくださったoioiさんのサポーターの方から、思いを込めて譲り受けました。

 

廃棄される素材に新たな命を吹き込む、点と線と面らしいものづくりのかたちになったことも、とても嬉しい出来事でした。

 

少しずつ、だけど確実に、想いがつながっていく

 

そんなものづくりをこれからも、大切に続けて、

ひとりひとりの違いが輝ける社会を、刺し子のちからで紡ぎ続けていきます。

 

手にとっていただいたとき、待ってて良かったと思っていただけるよう、製作の作品をひとつひとつ大切に仕上げていきます。

 

お知らせが出来る皆さんの存在が、私たち点と線と面にとって、大きな原動力です。

新たな歩みもまたご一緒に、これからも宜しくお願い致します。

 

 

 

点と線と面

伊藤愛

 

リターン

4,400+システム利用料


想い出の洋梨  ラ・フランス

想い出の洋梨 ラ・フランス

苦手な早起きを共に過ごして心も身体も元気をくれた想い出の作品を今回のリターン商品に製作しました。
十数年前、お弁当を作る・早起きをするという二つの苦手なミッションが同時に目前に立ち現れました。
た、大変だ・・・
そんな思いを抱いていたある日、洋梨の形の可愛いものづくりに出逢います。
福祉施設で作られたという手作り雑貨。か、か、可愛い!!!
カラフルで形は好きな食べもの洋梨の形。洋梨といえば祖父母のいる山形県の名産品、ラ・フランス。可愛すぎる!!!!!
何に使おうかと考える間もなく購入して、毎日必ず手に取る相棒になりました。
鍋の蓋を開ける時、鉄鍋を持つ時、カフェオレを飲む時・・・
一番の出番はお弁当のだし巻き卵用の卵置き。
2個ちょうど納まり佇む姿が愛しく、この姿を見るために早起きもお弁当作りも頑張れました。
好きだから、可愛いから、そして何より作ってくれた作り手に思いを馳せて手仕事の温かさを作品から感じ取っていたように思います。
特に思い入れのあった作品をオマージュして商品にし心を込めてお届けいたします。
※1枚のお届けです。
ニット模様カップ:セメントプロデュースデザインさまご協力

申込数
15
在庫数
完売
発送完了予定月
2025年6月

5,600+システム利用料


鍋つかみにもなる座布団(丸いの)

鍋つかみにもなる座布団(丸いの)

手を入れて挟むタイプの丸型鍋つかみです。
ポットや小さいサイズのお鍋置きにもなり、ひとつで2役のしっかり厚みのある座布団です。
中身には廃棄生地をはさみで細かくカットして中綿代わりに使用しています。
はさみを使うことが大好きな作り手の仕事が生まれました。
毎日使ってごしごし洗ってほつれても、刺し子アフターサービス(有料)で補強が可能、また新たな表情になります。
ごみを出さない・ごみを活かしたものづくり、ひとつとして同じものはありません。
いつまでも使い続けたい唯一無二の手仕事を毎日の生活の相棒にいかがでしょうか。

※商品写真は参考デザインです。

丸型  直径 約15cm

申込数
12
在庫数
3
発送完了予定月
2025年7月

4,400+システム利用料


想い出の洋梨  ラ・フランス

想い出の洋梨 ラ・フランス

苦手な早起きを共に過ごして心も身体も元気をくれた想い出の作品を今回のリターン商品に製作しました。
十数年前、お弁当を作る・早起きをするという二つの苦手なミッションが同時に目前に立ち現れました。
た、大変だ・・・
そんな思いを抱いていたある日、洋梨の形の可愛いものづくりに出逢います。
福祉施設で作られたという手作り雑貨。か、か、可愛い!!!
カラフルで形は好きな食べもの洋梨の形。洋梨といえば祖父母のいる山形県の名産品、ラ・フランス。可愛すぎる!!!!!
何に使おうかと考える間もなく購入して、毎日必ず手に取る相棒になりました。
鍋の蓋を開ける時、鉄鍋を持つ時、カフェオレを飲む時・・・
一番の出番はお弁当のだし巻き卵用の卵置き。
2個ちょうど納まり佇む姿が愛しく、この姿を見るために早起きもお弁当作りも頑張れました。
好きだから、可愛いから、そして何より作ってくれた作り手に思いを馳せて手仕事の温かさを作品から感じ取っていたように思います。
特に思い入れのあった作品をオマージュして商品にし心を込めてお届けいたします。
※1枚のお届けです。
ニット模様カップ:セメントプロデュースデザインさまご協力

申込数
15
在庫数
完売
発送完了予定月
2025年6月

5,600+システム利用料


鍋つかみにもなる座布団(丸いの)

鍋つかみにもなる座布団(丸いの)

手を入れて挟むタイプの丸型鍋つかみです。
ポットや小さいサイズのお鍋置きにもなり、ひとつで2役のしっかり厚みのある座布団です。
中身には廃棄生地をはさみで細かくカットして中綿代わりに使用しています。
はさみを使うことが大好きな作り手の仕事が生まれました。
毎日使ってごしごし洗ってほつれても、刺し子アフターサービス(有料)で補強が可能、また新たな表情になります。
ごみを出さない・ごみを活かしたものづくり、ひとつとして同じものはありません。
いつまでも使い続けたい唯一無二の手仕事を毎日の生活の相棒にいかがでしょうか。

※商品写真は参考デザインです。

丸型  直径 約15cm

申込数
12
在庫数
3
発送完了予定月
2025年7月
1 ~ 1/ 15

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