こんにちは!修士1年の立脇哲平です。

 

通信系では、主に通信に用いる周波数の選定、アンテナの種類の決定、通信回線の設計などをしています。

 

 

今回はアンテナについて少しですが説明させていただきます。

アンテナの種類は指向性や利得といった値をもとに決定します。

 

指向性とは、そのアンテナがどの方向からの電波をよりキャッチできるのかを示し、この指向性が大きいと電波をより狭いエリアに放出できるので電波の到達距離が長くなり利得が大きくなります。指向性が小さい場合はこの逆の状態になります。

 

指向性が大きなアンテナの代表がパラボラアンテナです。お皿のような形をしたアンテナというと想像つくでしょうか。指向性が大きければより電波を遠くに届けることができるから、指向性が大きなアンテナを人工衛星に搭載すればいいと思われるかもしれません。

しかし、Q-Liでは幕展開による姿勢変化も観測する予定ですので、基本的には姿勢の制御を行いません。それはつまりアンテナが様々な方向を向くということです。これでは指向性の大きなアンテナでは安定した通信を行えません。

 

次の画像はQ-Liに搭載する予定のアンテナのイメージ図です。

アンテナはこの図の棒状の部分になります。実はこのような単純な構造でもアンテナとして十分機能するのです。なんだかラジオのアンテナみたいですね。

このアンテナは指向性があまり大きくないため、今回のQ-Liのミッションにはこちらのアンテナの方が指向性の強いアンテナよりも適しているのです!

 

アンテナにはこの他にも様々な性質、数値があります。気になる方は調べてみてください!コメントもお待ちしています!

新着情報一覧へ