いろんな子がいるからおもしろい!放課後等デイ併設の学童保育を

いろんな子がいるからおもしろい!放課後等デイ併設の学童保育を

支援総額

1,010,000

目標金額 1,000,000円

支援者
42人
募集終了日
2020年4月15日

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プロジェクト本文

子どもたちの全力の「ただいま!」に学童保育所として応え続けて、30年以上。

 

現在は、建物の老朽化が進み、建て替えが迫られています。この「危機的状況」を、特別な支援が必要な子どもたちにもっと寄り添える体制を整える「好機」に変えてしまおう!ということで、「学童の建て替え、拡充プロジェクト」を立ち上げました。

 

「一人ひとりの子どものやりたいこと」に応えられる場所にしたい。

 

個別支援の必要な子も、集団であそびたい子も、ゆっくりしたい子も、発散したい子も「わたしはわたし」というニーズが満たせる場を。それでいて、「わたしは、わたしたち=仲間の一人なのだ」と感じるような居場所を作ります。

 

 


「ただいま!」と帰ってくる子どもたちに、自由で豊かな放課後を。

 

初めまして、原谷学童保育所 所長の谷口 研二と申します。学生時代にボランティアで足を踏み入れた学童保育の世界。もともとあそぶことが大好きで、それをそのまま仕事にできた幸せ者です。そんなこんなで19年、学童保育を天職と信じて子どもたちとあそびながら楽しんできました。


現在は午前中に同法人の保育園で保育士をし、午後から学童保育の指導員をしています。子どもたちとは乳幼児期から始まり、学童期をみっちりと共に過ごし、卒所してからもOB会があり、なが~い付き合いができるのでとっても楽しく幸せなお仕事です。

 

原谷学童保育所 所長:谷口 研二

 

 

原谷学童保育所とは

 

「保育園までは安心して働けたけど、小学校へ行くようになったらどうしよう......」 


学童保育所は、そんな留守家庭の子ども達が放課後や学校休業日に安心して過ごせる生活の場です。

 

1986年、そんな保護者の不安から原谷地域に前身となる「原谷山賊共同学童保育所」が誕生。2011年度より「原谷学童保育所」として「社会福祉法人京都さつき会」が学童保育運営を引き継ぎました。乳幼児期から小学校卒業まで、一貫した保育が可能になり、保護者や子どもにとってより安心して過ごせる地域になりました。

 

小学校からの長い道のりを一生懸命歩いて帰ってくる子どもたち。彼らにとって指導員の「おかえり」の言葉は何よりホッとできる一言だと思います。


原谷学童保育所では、保護者が安心して働くことができるよう、子どもたちが安心して放課後の生活を過ごせる「居場所つくり」をとても大切にしています。

 

地域で子どものあそぶ姿が見られなくなったといわれる昨今、子ども同士が地域で関わる機会が本当に少なくなっています。同学年ではあそべても、上級生・下級生とは遊べない子どもも増えています。また、カードやゲームがなければあそべない子どもも多くなっています。


学童保育では異年令集団の中で、子ども同士が「あそび」を通して関わることをとても大切にしています。関わりの中から、上級生から下級生へ「あそび」の技が伝えられていきます。


「できない」という子どもたちが「できるかもしれん」へ変化し、「できたー」時の表情は本当に生き生きしています。

 

子どもたちが自主的かつ創造的に生活をつくっていけるよう支援員が援助すると共にゆったりとその生活を見守ってくれている保護者集団がいる。


原谷学童保育所は、そんなところです。

 


 

どんな子たちがいるのか

 

学童保育には、いろんな子たちが「ただいま」と帰ってきます。その中には特別な支援の必要な子どもも少なくありません。今までは学童保育の中でいろんなの子どもたちを受け入れてきました。

 

現在、平日15人、土曜で25人ほど来所します。登録児童としては30人ほどいます。そのうち支援の必要な子ども(放課後等デイサービスや移動支援など、学童保育以外の福祉サービスを受けている子)は、10人ほどいます。その中には、学童では受け止めきれず現在学童を休所している子どももいます。

 

学童の機能は、「保護者の就労保障」と「子どもの放課後を安全に豊かに過ごす居場所」の2本柱です。子どもが安心して楽しく学童で過ごすことが、保護者が安心して仕事を続けられることにつながるのです。単に留守番させるのが不安だから…とか見守り機能だけではなくて、集団で、時には個別でやりたいことをやりたい仲間とやれる場所を保障することを大切にしています。

 

 

 

どんな活動をしているのか

 

日々の生活では学校から帰ってきたら宿題をする子、あそぶ子と自由に過ごします。おやつを食べ、外であそんだり部屋であそんだりしています。基本的にやりたいことをやりたい仲間とやることを大切にしています。土曜日にはお出かけ(大きな公園、施設、川遊び、山)に行ったりご飯作り(旬の食材を使うことと、包丁技術の向上)をします。

 

大きな行事として「サマーキャンプ」「1、2年生おとまり保育」「3、4年生サイクリング&ナイトハイクキャンプ」「5.6年生琵琶湖一周サイクリング&京都一周トレイルキャンプ」「春合宿」などがあります。

そのほか刃物を使う取り組み(切り絵や木工作)自然あそび(野遊び、山遊び、川遊び、虫取り)などに力を入れています。

 

 

 

 原谷学童保育所が直面する2つの課題

 

①受け入れても、支援の必要な子に応じた保育ができない状況

 

集団づくりを主とする学童保育の中では、一人ひとりに寄り添った個別支援が難しいときもあります。受け入れきれず休所や退所になってしまうこともあり、とても心苦しく悔しい思いでいました。

 

療育の必要性がある子どもたちは年を追うごとに増えていくようになりました。診断の基準が明確になり、診断名も出やすくなったのも背景にあると思います。以前ならちょっと変わった子で済まされていたものがハッキリと「発達障がい」という診断がくだされるようになりました。

 

しかし、診断名が同じでも対応は一人ひとり違います。その子に合った個別の支援が必要になります。現在は学童保育の集団の中で、指導員も、支援の必要な子も、お互いしんどい思いをしながら何とかやっていますが、指導員数は変わらず支援の必要な子が増えていくと個別の対応がどんどん難しくなります。学童には元気いっぱいで発散したい子がたくさん来るので、とってもにぎやかです。支援の必要な子は静かな環境を望む子も少なくありません。とてもにぎやかな場所がとても息苦しくなる環境になることも多々あるのです。

 

その時に、放課後等デイサービス(放デイ)という施設が併設されていると、個別支援が可能になります。また、望む子には放デイ職員と共に「学童」という集団に入ってあそび、発散することも可能です。息苦しくなればまた放デイに戻り落ち着くことも可能です。併設することにより、学童と放デイの職員の連携が密になり、迅速な対応ができることが大きなメリットです。

 

 

②老朽化で建て替えが迫られる今

 

青森にお住いの大家さんのご厚意で年間36,000円の固定資産税だけでお借りしていた木造平屋の民家で保育をしています。年季の入った建物ですので、歴代の保護者と指導員でフローリングを張ったり、壁を抜いて拡張したりと手作りで改装しながら使用していきました。土壁であったり隙間風も多く雨漏りもありました。不具合が出るたびに手弁当で補修、修理しながら過ごしてきました。

 

一応賃貸なので、耐震問題が取り上げれた時も行政からは耐震補強の補助金も降りず耐震補強できない中過ごしました。ひとたび震度5や6が来たら倒壊する危険がありました。また、登録児童30人(ゆくゆく40人程度を目指します。)が同時に来た場合には一人当たりの児童の面積もクリアできない広さです。なので学童は2、3階にして面積を増やさないといけません。

 


 

 「新設」そして、「拡充」へ。学童保育と放課後等デイサービスの併設を実現!

 

学童保育所が老朽化で建て替えを迫られた時、放課後等デイサービスとの併用をアドバイスしていただきました。

 

「学童保育」と「放デイ」を併設することにより、いろんな子どもたちが一緒に育っていける居場所になるのではと思い、今回のプロジェクトへと踏み切りました。

 

これまでは、平屋で学童保育を行っていましたが、3階建てにし、1階を放課後等デイサービスを新設、2、3階を今まで通り学童保育所にします。

 

 

1階:新設する機能

 

「児童発達支援」「放課後等デイサービス」の2つの事業を行う多機能事業を行います。2つとも支援のいる子たちを受け入れる施設です。「児童発達支援」とは、未就学児(小学生未満)が対象で、「放課後等デイサービス」は、6歳から18歳までの子どもが対象です。不登校の子も、受け入れることが可能です。

 

午前中は児童発達支援事業を行います。同法人が行う「さつき保育園」にも支援を必要としている子はいます。同法人なので保育園との連携も密に取れる事が大きなメリットになります。ほかの地域からの子どもも受け入れていきたいと思います。

 

午後からは放課後等デイサービス事業を行います。

学校から帰ってきて、まず個別支援である放デイのスペースで落ち着いてもらい、その後、集団である学童保育へ入ることができるようになります。

 

また、以前でしたら支援の必要な子が困っているときに、冷蔵庫の裏で落ち着いてもらっていたのが、放デイがあると、そこにいる専門職員が専用スペースで受けることが可能になります。そこで落ち着いたら、集団である学童に専門職員とともに戻ることもできます。

 

また、おでかけなども学童の職員だけではなく放デイ職員も引率者として同行でき、より安全に配慮することが可能になります。

 

 

 

 子どもたちの居場所を必死に守ってきた歴代の保護者、法人と一緒に再出発を。

 

建て替えにかかる必要資金は、約2,500万円です。地域のお祭りやバザーなどで募金をお願いしたり、OBの方に寄付をお願いしてきました。銀行からは借りずに有志の方に借入をお願いしているところです。

 

以前は「原谷学童保育所」は「原谷山賊共同学童保育所」という名称で、保護者が運営者として運営してきました。学童運営と指導員の雇用を、学童に子どもを預けている、就労している保護者集団が行っていたのです。

 

運営資金も毎年ギリギリだった山賊学童でしたが、保護者の頑張りで何とか続けてきました。しかしそれも限界というところで地域の「さつき保育園」を運営する「社会福祉法人京都さつき会」が学童運営を引き受けてくれました。

 

原谷という地域に子どもたちの居場所を必死に守り、つくってきた歴代の保護者たち、それを引き継いでくれた法人、そしてこれから原谷地域で子育てをしていく保護者が一緒になって、いろんな子どもたち一人ひとりが、安心して楽しく豊かに成長していける居場所をつくります。そこに皆様のお力が必要です。

 

 

 

 拡充ができたら...子どもたちに合わせた寄り添い方で、成長を見守る学童が誕生します!

 

平屋で老朽化の進んだ原谷学童保育所を建て直し、拡充。1階に「放課後等デイサービス」と「児童発達支援」事業、2、3階に「学童保育所」を。

 

午前中に同法人の保育園の療育分野にも、多機能事業の職員が携わることができるようになります。支援の必要な保育園児を「児童発達支援」として放デイの場所で受け入れることもできるし、保育園に出向いてホールなどで「児童発達支援」をすることも可能になります。場合によってはクラスに入り、対象児童をクラス担任とともに支援することもできます。

 

多機能事業の職員は、「放デイ」と「児童発達支援」という視点だけでなく、「学童保育所」と「保育園」の療育分野における橋渡し的な役割を担います。その4つの受け皿が重なり合い、支え合いつつ、「個別支援」と「集団づくり」を幅広い視点と居場所で支援できるようになります。

 

それによりいろんな子どもたちが、より過ごしやすく、そして職員はより手厚く、子どもたちの発達と成長を見守ることができます。子どもたちが自主的かつ創造的に生活をつくっていけるような場所へ。応援をよろしくお願いいたします。

 

原谷学童保育所:「学童保育」と「放課後等デイサービス」の併設

 

●リニューアル開所予定日:7月

●場所:京都市北区大北山原谷乾町80-3
●利用可能時間:児童発達支援 9時半~11時半、放デイ 15~17時を予定。

*その他の時間に個別支援あり

 

常勤3名、非常勤複数名を予定

 

*送迎支援
今のところ人員と車輌の関係で未定ですが、本人だけでは学校から学童まで歩いて帰ってくるというのが困難(危険)です。車での送迎があれば安全に施設や家まで送ることが可能ですし、本人だけでなく保護者にとっても送迎の負担が減ります。できる限り早急に対応したいと思います。

 

原谷学童保育所HP

原谷学童保育所Facebook

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

初めまして、原谷学童保育所 所長の谷口研二と申します。 学生時代にボランティアで足を踏み入れた学童保育の世界。もともとあそぶことが大好きで、それをそのまま仕事に出来た幸せ者です。そんなこんなで19年、学童保育を天職と信じて子どもたちとあそびながら楽しんできました。 現在は午前中に同法人の保育園で保育士をし、午後から学童保育の指導員をしています。子どもたちとは乳幼児期から始まり、学童期をみっちりと共に過ごし、卒所してからもOB会があり、なが~い付き合いが出来るのでとても幸せです。

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リターン

5,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

■ 御礼のメールをお送りします。

■ 皆様とリニューアルした学童に掲示する銘板へ、支援者様のお名前を刻みます。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


【新・原谷学童保育所へようこそ】お祝いパーティー & 1日体験へご招待 & 所長谷口からの贈り物つき

【新・原谷学童保育所へようこそ】お祝いパーティー & 1日体験へご招待 & 所長谷口からの贈り物つき

■ 所長: 谷口から感謝の贈り物

■ リニューアル報告書(PDF)+支援者様のお名前を掲載

■ リニューアルした学童に集合!お祝いパーティーへご招待(お一人)  *日時:6月中、日曜日を予定(軽食をご用意いたします)

■ 同志!指導員の方向け:1日体験(見学:お一人)  *事前にご連絡ください。

-----
■ 御礼のメールをお送りします。

■ 皆様とリニューアルした学童に掲示する銘板へ、支援者様のお名前を刻みます。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


【原谷学童保育所を応援!】

【原谷学童保育所を応援!】

リターン経費が大きくかからないリターンのため、ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。

■  所長: 谷口から感謝の贈り物

■ リニューアル報告書(PDF)+支援者様のお名前を掲載

-----
■ 御礼のメールをお送りします。

■ 皆様とリニューアルした学童に掲示する銘板へ、支援者様のお名前を刻みます。

支援者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

30,000


【原谷学童保育所を応援!】

【原谷学童保育所を応援!】

リターン経費が大きくかからないリターンのため、ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。

■ 原谷学童保育所HPにプロジェクトの御礼ページを作成し、支援者さまのお名前を掲載いたします。

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■ 御礼のメールをお送りします。

■ 皆様とリニューアルした学童に掲示する銘板へ、支援者様のお名前を刻みます。

■  所長: 谷口から感謝の贈り物

■ リニューアル報告書(PDF)+支援者様のお名前を掲載

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

50,000


【原谷学童保育所を応援!】

【原谷学童保育所を応援!】

リターン経費が大きくかからないリターンのため、ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。

■ 原谷学童保育所HPにプロジェクトの御礼ページを作成し、支援者さまのお名前を掲載いたします。

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■ 御礼のメールをお送りします。

■ 皆様とリニューアルした学童に掲示する銘板へ、支援者様のお名前を刻みます。

■  所長: 谷口から感謝の贈り物

■ リニューアル報告書(PDF)+支援者様のお名前を掲載

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

100,000


【原谷学童保育所を応援!】

【原谷学童保育所を応援!】

リターン経費が大きくかからないリターンのため、ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。

■ 原谷学童保育所HPにプロジェクトの御礼ページを作成し、支援者さまのお名前を掲載いたします。

-----
■ 御礼のメールをお送りします。

■ 皆様とリニューアルした学童に掲示する銘板へ、支援者様のお名前を刻みます。

■  所長: 谷口から感謝の贈り物

■ リニューアル報告書(PDF)+支援者様のお名前を掲載

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

プロフィール

初めまして、原谷学童保育所 所長の谷口研二と申します。 学生時代にボランティアで足を踏み入れた学童保育の世界。もともとあそぶことが大好きで、それをそのまま仕事に出来た幸せ者です。そんなこんなで19年、学童保育を天職と信じて子どもたちとあそびながら楽しんできました。 現在は午前中に同法人の保育園で保育士をし、午後から学童保育の指導員をしています。子どもたちとは乳幼児期から始まり、学童期をみっちりと共に過ごし、卒所してからもOB会があり、なが~い付き合いが出来るのでとても幸せです。

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