1月2日〜5日　出動

元日の夕方。

発災の知らせを受けて、出動の準備を始めました。

 

現場の混乱や道路状況は掴めない中ではありますが、被害の甚大さが報道を通して確認できるため、隊員3名、救助犬4頭が現場に向かいました。道中、当協会が協定を結ぶ、石川県と連絡を取ります。

 

2日　13時30分　

道の駅 織姫の里なかのとにて、石川県危機管理局救助犬担当者に架電し、珠洲市、輪島市に行方不明者が多数との情報をいただきました。他団体の情報から、当協会は輪島市への移動を決定。

 

アスファルトは大きく亀裂や段差ができ、電柱は折れ、あちこち土砂崩れが起きています。

冷たい雨の降る迂回路を進みました。

 

途中親切な地元の方に、対策本部のある市役所までの道路状況を詳細に教えていただき、20時30分。

なんとか輪島市役所に辿り着く事ができました。

 

市役所の周辺も被害は甚大です…

翌日から、愛知県隊と連携し、倒壊家屋の捜索に協力しました。

72時間のタイムリミットの中、救助犬たちも命の灯を懸命に探します。

大きな余震で、緊急退避になる場面もありました。

4日夕方まで活動し、再度の要請に備えて、一旦現場を離脱。