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2025年07月18日 12:00

突然のお別れ、ダムのたびだち

今日は悲しいご報告をしなければなりません。

沖縄から今年2月にやってきた兄弟、ダム&ガク。わずか月齢2ヶ月弱でレーベンに来て、それからすくすくと成長していましたが。

7月10日未明、「ダム」が急逝しました。

まだ推定月齢7ヶ月でした。

突然のことでまだ気持ちの整理がついていません…。こんなに早く、こんなに急に逝ってしまうなんて…。

 

1ヶ月程前にも、代表宅の次男坊、ワンコ達のリーダーだった「ヴェル」が虹の橋を渡っています。

でもヴェルの時は13歳という年齢もあり、徐々に体の弱っていくのを見ていて「もうそろそろ…」という気持ちを皆持っていました。お見送りをする心の準備が少なからず出来ていたんです。

インスタグラムをご覧になっている方はお分かりだと思いますが、その後に卒業犬のみれいが癌などにより亡くなったりもしています。

 

しかし今回、まだ7か月のダム。

 

レーベンに来た時は今よりもっと小さい生後1ヶ月半、保護時は回虫寄生がひどかったそうで、貧血など全身の健康状態を改善してきました。

 

左側がダム。右が片目の見えないガク。

子犬部屋の仲間とじゃれあって過ごし、大きくなりつつありました。

 

ポーズも決まってる。手前がダム。

 

亡くなる2日前までは、いつもと変わらず元気にご飯を食べ、散歩もしていました。

その翌日、元気がないことに朝のお散歩時に気づき、午後にはお腹が膨れてきて、嘔吐もありました。

代表がすぐ近くの動物病院に連れていき、出来るだけの処置をしてもらい、内視鏡のある別の病院でさらに手当をした方がいいとのことで、翌日の予約を取りました。

その晩、代表もダムを気にかけ出来る限り様子を見ていたそうです。

しかし、明け方にダムは息を引き取りました…。

AM6時、朝のお散歩のボラ達がレーベンに到着した時、代表は泣き崩れ、ダムの名前を繰り返し呼んでいました。

 

亡くなったその日に、予約を入れていた病院でレントゲン写真を見せ、先生に報告をしたところ「おそらく布製の物を飲み込んで腸が詰まったんではないか」との話でした。

 

犬を飼ったことのある方ならお分かりではないでしょうか。犬、特に仔犬のうちは何でもかじって、何でも口に入れてしまいます。

寝床に、と敷いたタオル類もすぐにボロボロにかじられてしまいます。その切れ端が彼の命を奪うことになった、のではないかと思われ…。

 

シュウが開腹手術で異物を取り出した時に、再発防止を誓ったのに。

 

レーベンハウスでは、日中ボランティア達が清掃をする時に床に敷かれていたベッドやマット類を引き上げて洗ったり干したりし、夕方寝る支度をする時に再びセットして帰ります。破れや穴あきなどを繕い、ほつれて伸びた部分などを切り落としたりもします。眠っている犬が壊すことは少ないにしても、見つけると彼らはおもちゃにし、口で引いたりすればまた破損します。彼らから手が届く時間に起きている時間があります。トイレ用の布マットなども相当丈夫な作りですが、やはり壊れます。おもちゃなどはみるみるうちに分解。仔犬が特にそういう遊びをしがちで、同じ大きさのものが体内に入っても内臓で詰まる可能性が成犬より高い。

 

布類を一切使わず、固い床などにそのまま寝かせれば良いのか、今は暑いけれど、空調を工夫しても冷えが伝わって来る季節もあり。

なるべく一般家庭のあたたかさを感じられる環境にしたいと、長時間の個別ケージ飼養にはしていません。ここを出た後に未経験の物をたくさん初めて目にするのではなく。寝床にベッド的なものがあり、誰かにくっついて眠ったり。

この頭数で、人の数は多く、おそらく一般家庭よりも意識して気をつけているであろうシェルター内。100%防げる方法が難しくても、リスクを下げる工夫を考えたい。

 

私達が反省すべきこと。 四六時中彼らを見守っているわけには行かないとはいえ、出来る限り目を配り、これまでよりさらに注意深く確認し、今いる子達が元気に過ごせるようにしていかなければ、と思います。

亡くなったその日の午後には訃報を聞いたボラ達が祭壇を作り、数日で沢山のお花が届きました。

 

まだまだ気持ちの整理はつきませんが、先日、ダムを荼毘に臥しました。

きっとお空の上から兄弟ガクや、一緒に遊んだワンコ達のことを見守ってくれると思います。

 

安らかに休んでください。

私達は君のことを忘れない。

どうしたら他の子に同じ事故が起きないか、考えていきます。合掌。



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